副題が「脱サイレント・マジョリティー」。
この本は、先日の座談会で取り上げられた一冊でした。私はぜんぜん知らなくて、事前に図書館で借りて読んでから座談会に臨みました。
冒頭、少年のような兵士が死を目前に横たわっています。
「まさか こんなふうに 死ぬなんて」 という吹き出し。ページをめくると、
この兵士は、君の未来かもしれない。とあります。
「まさか」でも、この兵士だって「まさか、自分が」と思っていたはず。
でも、この未来は、まだ未来。変えられるかもしれない。
こんなことが、少ない文字数で、簡略化されたカットや四コマ漫画でわかりやすく描かれています。
多数決について、サイレントマジョリティーについて。
SNSやこのブログでは、あまりネガティブなこと、政治的なことは発信しないように心がけています。
でも、ぐちを言いたくなって書くこともあれば、政治家にがまんができなくて、書くこともあります。
書きすぎると炎上? が怖い。反論も怖い。ダメだなあ。
あの兵士が、息子だったら 孫だったら? そんな未来はごめんです。
座談会の記事ではカットされてますが、「この本、よかった。今は図書館で借りてますが、買おうと思います」と言ったところ、Nさんが「僕、2冊あるからあげるよ」と送ってくださいました。ありがとうございます。
孫がもう少し大きくなったら、買って送ろうと思います。