僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

驟雨(しゅうう)

2006年06月03日 | 何でも掲示板
夕方まで未だ間がある時間なのに、にわかにかき曇り激しい雷雨になりました。

子どもが窓の外をじっと見ています。園庭の隅々まで激しくしぶきが立ってすごい雨です。雨粒の波紋が広がる隙間もないくらいの降水量です。
園庭はたちまち湖のようになり、下水溝に入り切れなかった水がその行き場を探すように、土を削り取りながら濁流となっています。

お風呂のシャワーよりずっと太い雨が降続いて30分程した頃、まだ灰色の空を見上げて子どもがポツリと言いました。

「雨は無くならないの?」

子どもが毎日欠かさずしている朝顔の水やり。トマトやひまわりにもやると、少なくとも3回はじょうろの水を汲みに行かなければなりません。一杯の水の重さを知っているこの子にとって、雷雨で降り注ぐ雨の量は想像を遥かに越えていたのです。
空の上にでっかいじょうろがあって、誰かが水をまいている…。それにしても一回でまくには多すぎる量です。どこにそんなに沢山水をためているのでしょう。

「どうしてこんなに雨は降ってくるんだろうねぇ」

そんな会話を聞いて得意げに説明をしてくれる子もいます。お兄ちゃんの図鑑を見て覚えたのかも知れません。
「海の水がお日様に当たって水蒸気になってさ、それが冷えると水滴になって重くなるから落ちてくるんだよ。」
「ふーん、すいじょうき なのかぁ」
「すいどうき があるの?」
「……。」

なかなか理解するのは難しいと思います。だって、水滴になったと言っても何十分も激しく落ち続けてまだ無くならない位の量がいったい空のどこにあるのか、大人の私にも良く分からないんですから。

世の中には不思議で面白いことがいっぱいあるのさ。
コメント (8)
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リゾート…②

2006年06月03日 | SF小説ハートマン
案内された控え室はとても居心地の良いものだった。
センスの良い部屋だ。金属で作られたもの、FRPやプラスチックスで形成されたものが見当たらない。
アンティークな置物、woodの壁、宗教画の描かれた天井、彫刻の上に螺鈿の細工が施されている。床以外はすべて自然素材のようだ。

数世紀前の地球の技術がまだ生かされている。すばらしい、GEARMAの特別な研究チームのワザなのだろうか。技術を持った辺境の惑星人を強制的に拉致して作業に当らせているのかも知れない。

鹿革のカウチにふかく体を埋める。わずかだが風を感じる。人工ではない、植物の光合成によって作られた酸素のようだ。目を閉じて深く吸い込んでみる。嫌味のないしっとりとした湿度だ。甘い香りは植物の花か。

アットホームな気持ちでくつろいだハートマンは目を閉じ大きく伸びをした。遠慮のない欠伸がそれにつづいた。柔らかな眠りに誘い込まれるような気持で、完全にリラックスする。任務を忘れてしまいそうだ。  つづく
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石けんが売れました!

2006年06月03日 | 石けん作り
たま~にしか売れないのですが、

キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ 大量買い注文

といっても 9個      でもすごい!

100円ショップでかごを買ってきてパッケージしてみました。
ホントに嬉しいなり~

コメント (2)
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