僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ハートマンの長い小説

2006年05月06日 | お知らせ


この小説はSFなんですが、読んで下さる方は
たいへんお手数かけますが、
左のカテゴリから「SF小説 ハートマン」を選んでいただき

最初から読んでいただくと、ホントにうれしいです。






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カメムシ-②

2006年05月06日 | SF小説ハートマン
「なんか普通のカメムシとちょっと違ってた感じするなあ。」
もう一度みたいと思った時、いた。
さっきのとこ。傷のとこ。触覚で触ってる。やっぱり痛くなくなってる。

「えー?ホントに王蟲カメムシなの?」
こんどはよーく観察することにした。

「すごい!フーセンカズラの仲間だ。」だって、ハートの模様がある!
傷にもハートの模様。傷が好きなハートのカメムシ。
しかも傷を治す王蟲!星見ちゃんに見せなくっちゃ。
お父さんには・・・言っても信じないだろうな、傷を治す王蟲のカメムシがいるなんて。

カメムシは相変わらず触覚で傷を触っている。痛くないだけじゃなくて、なんかすーっとする感じ。嬉しくなる不思議な感じ。


スゴイ秘密だ。なんかドキドキする。     つづく
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正方形が見えた

2006年05月06日 | 何でも掲示板
正方形が見えた子どもがいます。

そんなもん初めから見えてるでしょ、なんて言わないでくださいね。
それはそうなんですから。

ある日、「真四角」のことを「正方形」って言うんだよ。と 話しました。
その子は「正方形」がいたく気に入りました。
いままではただの四角だと思っていたものの中に特別にバランスの良いものがあって、特別の名前で呼ばれている。
石ころの中に宝石を発見した感じだったのでしょう。

そこいら中を歩き回って「正方形」を見つけまくりました。

ほら、天井の点検口が正方形、それからお菓子のパッケージ、床のPタイル、あとまだあるよ…
次々に発見し逐一報告に来ました。

新しい世界を見つけた喜びに満ちた顔で。
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うっほ~

2006年05月06日 | いろいろな顔たち
ありゃ こんなところに

オレもここで頑張るからあんたも頑張れや」

アメニモマケズ カゼニモマケズ みんな自分の場所で頑張ってるのね。
今度一緒に飲みたいね

うっほ~い、イイネ


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「餃子」の説明です

2006年05月05日 | 何でも掲示板
カテゴリーの「SF小説 ハートマン」の中で
5月5日「カメムシ」に貼ってある画像は

東京の亀戸にある「亀戸餃子」の看板です。
独特の雰囲気(好き嫌いがあるかも)で
餃子とお酒類しかありません。

カウンターに付くとすぐに焼き餃子が運ばれてきます。
「もういらないよ」と言うまで
どんどん追加されます。

一皿6個?だったかな、とても美味しいので
4皿くらいは食べちゃうかも知れません。
王将とか宇都宮とかサンシャインの餃子スタジアムとか
やっぱり専門店は美味しいですね。
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ウォッチ!

2006年05月05日 | 何でも掲示板
それは、よく見ること

帰国子女の子どもです。まだ会話に時々英語が混じります。私としてはうらやましいバイリンガルキッズです。ある時真剣な顔付きで私の袖を引っ張りました。

「ウォッチ!ウォッチ!」

時間が知りたいのかと思い、腕時計を子どもが見やすい向きに曲げてあげました。その時計をまるで無視してなおも袖を引きます。

「ウォッチ!ウォッチ!」

壁掛け時計が壊れたか、だれかが置き時計を落としたかしてそれで困ってるんだな、と解釈して引かれるままについて行きました。

「ウォッチ!」
そう言って指さす彼女の先にあったものは、わぉ。クルクル回るセミ。夏の終わり、飛び回る力を使い果たしたアブラゼミが一匹、床の上でジジッブブッと音を立てています。方向感覚を失ってしまったのか、ブレイクダンスのように仰向で踊っているようです。

バイリンガルキッズは、すごいものを見つけてしまった感動を私と共有しようとしてくれたのです。
「見て」
という言葉はLOOK、SEEの他にWATCHもあるということを教えてもらいました。
「ねぇ、見て見て!」ということです。

良く見る、ということはとても大切なことです。子どもはしばしば、この「見て見て!」を使います。何かいつもと違うことに気づいたか、驚いたかした時です。
違いに気づいた時、子どもは新しい世界に進みます。今まで見えなかったものが見えたのですから。
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カメムシ

2006年05月05日 | SF小説ハートマン
「ううん、大丈夫。ちょっとね。」
「そこの一番上の引き出しに入ってるわよ。ママ今忙しいから自分で出してくれる?」
ああ、よかった。ケガなんかしたら、もう公園行っちゃダメって言うもんな。

その時は、バンドエイド貼っただけだった。あれが本当に始まったのは次の日公園で又フーセンカズラの種を探している時だった。
 
腫れたところがすごく痛くなってきたので、バンドエイドをそーっと剥がしてみた。赤くなっている中心が黒い豆になっている。いや豆じゃない。種だ。ハートのマークが付いてる。傷に種が入ってたのか、だから痛いんだ。取ろうとすると、もっとすっごく痛い。もう涙がじわってきた。今日はもう帰ろっと。仕方がないからあきらめてママに見せよう。

「やっぱりお医者さんに行く運命にある宇宙君なのだ。」
そうつぶやいて帰りかけたとき、どこから飛んできたのか小さな虫が左手首にとまった。
なんだカメムシか。臭くなるから潰したりしないよ。ふっと吹き飛ばそうとすると、カメムシの奴長い触覚で僕の痛いとこちょんちょんしながら僕を見た。

ホントに見た。
昆虫は複眼なのに確かに目と目があった。

「おまえなあ、僕のそこ痛いんだから。」
そう言ってふと気が付くと、痛くない。
「えーっおまえ、ナウシカの王蟲みたいなやつだな。治してくれるの?」そう言って振り払うと急に激痛が来た。
「ごめんね、嫌いだからじゃないんだよ、ここは痛いとこだからだよ。」
 
僕は虫も大好きなんだ。いつもだったら絶対家に持って帰って飼うところだ。ちょっとかわいそうな気もして、どこに飛んだのか探した。でも見つからない。
草をかき分けてみても、いない。   つづく
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五月五日

2006年05月05日 | 何でも掲示板
青い空とこいのぼり
この位のスケールで飾りたいですね。

残念ながらこれは自宅ではありません
集合住宅にに住んでいると
こんな時すこしさみしいです。

屋根より高~いって言っても
屋根はどこなの?
はしら~の傷はおととし~のっと言っても
賃貸では柱に傷はつけられない。


ぐちぐち言ってもしょうがないから
柏餅でも沢山食べて元気に泳ぎましょうっと
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何でも掲示板 以外のカテゴリーでは…

2006年05月04日 | お知らせ

添付してある画像は、本文とは関係ありません。

つまらん記事だとお怒りの際は、これを見て我慢して下さい。
つまり、下心ある接待みたいなものですハイm(_ _)m。
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手首の傷

2006年05月04日 | SF小説ハートマン
始めてこのお話を読んで下さる方へ…左のカテゴリーから「SF小説 ハートマン」を選び、古い記事からお読みいただけると嬉しいです



星見ちゃんはピアノはやってるけど塾には行ってない。でも僕が知ってることは大体何でも知ってる。知らないこともいっぱい知ってる。だからスゴイと思う。

その日は塾はない日だった。家に帰りママに言われない内に手を洗った。何かちょっと痛いような感じがして目をやると、左の手首が少し腫れていた。
血は出ていないし、大したことないだろうと思ってすぐに忘れてしまった。

でも少しずつ始まってたんだ。

その日お風呂に入っている時、手首の内側の腫れが大きくなっている。
やだなあ、痛くなったらお医者さんかなあ。ばい菌が入っちゃったのかなあ。石鹸でよく洗っておこう。
そっとこすると、やっぱりほら、小さな傷がある。腫れた真ん中がおできの出来かけみたいにぷくっとなってる。昨日公園でフウセンカズラの種集めてるときになっちゃったのかなあ。

「ママー、バンドエイドあるー。」
隣の台所で洗い物していたママが大きな声で答えた。
「どうしたの?ケガしたの?」   つづく
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何気ない会話

2006年05月04日 | 何でも掲示板
お弁当の時間は、子どもにとっても私にとってもとっても楽しい時間です。リラックスしてアットホームな会話を楽しむことができます。

「あのね、今度ねお父さんも一緒にね、ネズミーランドいくんだぁ」
思わず聞き直しました。
「お父さんとどこ行くの?」
ネズミーランドです。確かに世界一有名なネズミが主人公です。

子どもの素直さにハッとさせられることもあります。
「昨日お父さんがねアメリカに出かけたの」
「そうなのぅ、何に乗って行ったの?」
もちろん私としては飛行機の話題にもっていきたかったのですが、答えは予想を覆す全く新鮮なものでした。

「うん、自転車で行っちゃった」

そのとうりでしょう?
彼女にバイバイをして、お父さんは自転車で駅に向かったんです。自宅が飛行場ではないんですから。

「今日は君がお当番さん、先生の代りにみんなを並ばせてください。前へならいはできるよね」
「うん。前へ~ナラベ!」

これも思わず納得した一言でした。
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また会いに来てね

2006年05月04日 | いろいろな顔たち
目と口があれば顔に見えるのかな(^o^)

この子の顔は見えるだけじゃなくて、何か訴えかけているように感じるのは
見ている自分の気持ちがそうさせているのでしょうか?

幸せな人は世界中がバラ色に見えるのでしょうか
子どものにっこり笑顔を見ると、
こっちまで何だか嬉しくなってしまうのは
どうしてでしょうか

哀しそうな君、うるうるした君の瞳を見て抱きしめたくなってしまった
あやしい人になりそうだったので
写真だけ撮らせてもらって
すぐにさよならを言った・・・「またいつか会おうね」
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旗本退屈女の説明写真

2006年05月03日 | いろいろな顔たち
眉間の傷、ぽぁ!

以前『鍵穴に将軍様の顔が』と書きましたが、

よく分からんというご意見をいただきました。

拡大してみましたのでご確認ください。

ほら、誰かがいる。ひぇ~怖いです~ぅ。

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幼児教室

2006年05月03日 | SF小説ハートマン
僕は来年小学生になる。もちろん星見ちゃんもだ。
僕はお父さんが行ってた高原大学附属に行きたい。でも難しいテストがあるので今勉強中。
幼稚園が終わったら水曜日は遊ばないで、塾に行ってる。
お受験の幼児教室だ。

親戚の中には、
「お受験してるんだぁ、宇宙君もほ~んとに大変ねぇ~。」
なんて、なんか嫌味みたいに言う人もいるけど、ぼくは気に入ってる。だって面白いし、できるとうれしい。

先生だって好きだ。特に吉田先生なんかすっごく面白い。お勉強中なのに静かにしなさいとか、ちゃんとしなさいとかあんまり言わない。いつも面白い事言って笑わせる。
みんなが大きな声で笑うと、
「じゃあ、お勉強するからね、お静かに願います。」なんて言ってまた笑わせる。何だかお勉強じゃあないみたいだ。

そのくせ、帰る時間になってお母さん達に説明するときはなんか真面目な顔になってる。お母さんも、うんうん、ってうなずきながら感心してる。
お母さんの方がお勉強しに来てるみたいだ。   つづく
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寒い本

2006年05月03日 | 何でも掲示板
絵本が大好きなその子はお弁当の後にやってきて、ちょっとはにかんだ顔で絵本を差し出しました。
「ねぇせんせい、寒い本読んで」
「ん?」

私はお化けでも出てきてぞっとするお話なのかと思い、持ってきた本を受け取りました。特別変わったものではなく保育室にいつもある絵本でした。

「ね、これならいいでしょう?」
と得意げです。
私は読んだ後、しばらくしてもそのことに気が付きませんでした。

「なぁんだそういうことだったのか!」
子どもが帰った後、職員室で突然大きな声を出した私に同僚たちがけげんな顔を向けました。
「寒いんじゃないんだよ」
ますます心配そうな顔をする同僚たちに答えの訳を説明しました。

その子は昨日も絵本を持ってやって来たのです。
その時私は他にしなければいけない仕事があり、時間を気にしていました。長いお話だったので、途中で切り上げてしまいました。
「ごめんね、今日はちょっと用事があるんだ。この本厚いから全部読めなかった。また今度つづきにしよう」

彼は『薄い本』を選んで持ってきたのです。
昨日の私のことばをちゃぁんと覚えていたんですね。

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