梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

ある日の投書から~仕方がないとあきらめる前に

2024-03-08 19:24:15 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、裏のカーテンを開けたら
何と、梅の花が満開ではないか…感動!
今年は表生りの年だな、沢山実をつけるだろう

4日遅れで、全国紙の幾つかをを開いてみた
勿論俳句欄を見るためだが、ついでに投書欄にも目を通す
なんということだろうこの投書は…
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52歳女性の投書から
「乳がんが見つかった。既に肺と骨に転移しておりステージ4で、
手術が出来ないと言われた。
「なんでこんなことになるの?善良に生きてきた。
いったいこれは何の罰なのか。
ふと思った。これは天罰ではなく、神様に愛されてしまったからだと。」
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二人に一人がかかると言われている癌という病気
この投稿者には気の毒だが、乳がんは発見が早ければ一番助かる病気だ。
自分で出来る触診、マンモグラフィーやエコーでの予防検診
外国には遺伝子を調べて、かかる前に切除した人もいる
それくらい、女性には関心の高い病気だ

検診で見つかる場合は初期の段階でステージは1か2ぐらいだ
ステージ4と言ったら、何らかの兆候もあっただろう
自分の健康を過信し、予防検診を怠ったのだろうと思う

umeさんは以前、その予防検診を受けさせる側にいた。
「全員受診」と言う勢いでやっていたので、受診率は高かった
だから、こういう人がいると思うと非常に残念だ。
その時のことだが、驚いたことに、何が出たら恐いから受けないという人がいた
いやいや、それを見つける為の予防検診なのだよ…

プレバト俳句~北陸新幹線

2024-03-08 13:07:11 | プレバト俳句

  校印の長閑なかすれ学割証 村上健志

題:北陸新幹線

1ランク昇格  *勝村政信
    終点は天空の城春の雷
現状維持  *的場浩司
    別れ雪古城を抱きてそっと消ゆ
 添削 古城抱く雪あえかなる別れ雪
現状維持 *犬山紙子
    長野駅見送る義母の春ショール
 添削 義母の立つホームや風の春ショール
現状維持 *森迫永依
    旗源平の賽奔放に春満月
 添削 春満月よ賽の目は奔放に

名人10段へ1ランク昇格 ◆中田喜子
    旅ひとり「はくたか」を追ふ百千鳥

永世名人35句目に掲載決定 ◆村上健志(フルーツポンチ)
    校印の長閑なかすれ学割証

特別永世名人なのにガッカリ… ◆梅沢富美男
    車窓行く「北陸ロマン」春の雪
 添削 車窓には春雪「北陸ロマン」流る

3月16日に、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開通する
それを記念してのお題だと思う
大体、こういう場合は旅吟の句が多くなる
名所旧跡や、新幹線そのものを詠むことも多い

この中にあって、やはり秀逸なのは村上だろう
学割を持ってきて、お題からかなり離れて詠んでいる
乗り物というと学割までは思いつくが、
そこに押されている校印までは思いつかない
更に、その印鑑が「かすれている」とは実に上手い

流石、永世名人だけあるなと思うが、
村上には残念ながらその永世名人足る品格がない
人を見下すのではなく、相手を讃えるだけの技量が欲しいのだ
それが備われば、プレバト俳句にも貢献でいるのでは…