梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

"新しい試み~兼題を出す"

2018-05-31 15:50:17 | 俳句&短歌

梅雨入りのような天気が続く…近じか梅雨入りしそうな気配だ。
この雨で、野菜も元気になってきた。
今年は、サントリーの高い苗ではなくて、接ぎ木の安いのに
したが、それが良かったのか、もうすでに胡瓜の収穫をした。

さて今日は俳句の話。
4月から、Y句会の幹事になった。アイウエオ順の当番に
なったのだ。幹事と言っても、会場を予約したり、会費の
管理をしたりという雑用係だが、今年は先生よりある命
が下った。今年から「兼題は自分達で決めなさい」という
のだ。何処の句会も大体は兼題は先生が決めているが。
それで、umeさんは一年分の割り当て表を作ってしまった。
俳句は最近いろいろな番組で取り上げられるようになり、
知っている人も多いと思うが、5.7.5という17音の中に
季語は必ず入れなければならない。兼題というのはその
季語のことだ。
歳時記の中に何万と納められている。
早速、6月は黒南風(クロハエ)と杜若(カキツバタ)と
いう兼題が出た。歳時記は全国区ではない、地方で使う
言葉などもある。今日のプレバトという番組では、白南風
と言う季語を使った句が出ていた。白南風は梅雨の終わり
の頃の爽やかな風のこと、黒南風は梅雨入りの頃のじめじめ
した風の事をいう。
山梨では常日頃使っていない言葉なのでイメージが湧かず、
なかなか難しい季語だ。こういったように、やっぱり兼題を
出すというのは難しいと思う。だけど、のほほ~んと先生
ばかりに頼っていたのが、誰もが真剣に季語に向き合う
ことになるので、一段レベルアップにつながるかもしれない。

"日大の危機管理"

2018-05-23 15:48:29 | 日記・エッセイ・コラム


この何日かテレビを見ていて、日大の古い体質に失望した。
日本全国に多くの学校を擁し、各分野で優秀な人材は育て、
優秀な成績を残している。そこには如何に素晴らしい学校経営
と素晴らしい指導者がいるのだろう…と思っていた。
しかし、今回のアメフト選手のラフプレーに対する対応があまり
にお粗末で、学校自体を見損なった。
最近、日大に生徒を送り込んだ身内がこんな話をしてくれた。
アメフトとは違う部だが、「とても古いやり方が、まだまかり
通っている」というのだ。萎縮してしって伸び伸びとプレーが
できないということか…生徒を送り込んだ側としてみれば、これ
でよかったのかと自問自答だという。
学長や理事長はいったい何をしているのか…こんな大きな学校が、
宮川選手一人に罪を押し付けて幕引きとするのか、時代錯誤も甚だしい。
真相は分からないが、今まで日大アメフト部のために、一生懸命
頑張ってきた選手ではないか、是非とも彼をつぶさないで欲しいし、
行く末を守って欲しいと思う。

"蔓でつくる明り取り"

2018-05-18 10:33:18 | 市民講座

夏になると出てくるのが、竹やアケビの蔓などで編んだ小物。
竹で編んだ笊などは、ソーメンや蕎麦を入れると一段と涼しいものだ。
5月の講座はこの蔓を使った明り取り。
周りにあるものを使って、いろいろなことに挑戦する…これがこの講座の
モットーだが、今回も、仲間の人が用意してくれた。
蔓は勿論山から採ってきたものだ。
~~~~~~
全員の分が写っていないが、この蔓の形は一つとして同じものはない。
この蔓の周りに薄紙を貼って、行燈のようなものに仕上げる。
その時に、何をどう貼るかが今回の勉強。
中に明りをいれるので、それを想定してデザインする。
上の写真は底の部分。



ひっくり返すとこれが出来上がり!!
中に電球を入れるが、蚊取り線香やアロマなどを入れて、玄関に置くのも
風情があっていいものだ。

"人生をより楽しくするためのもの"

2018-05-16 16:03:17 | 日記・エッセイ・コラム


もしかしたら、今の状況は、人生をより楽しくするためのものなのかも
しれない(平尾誠二)
     
平尾さんはミスターラクビーと言われるほどの名選手だった。惜しくも2016年
に55歳という若さで亡くなっているが…
今の状況とは

ボールは楕円(だえん)形、前に投げてはならないなど、「理不尽」な設定が
ラグビーには多い。人生も同じ。ゲームに見立て「理不尽」を「おもしろみ」
として捉えれば、状況を変えてゆけると、往年のスーパーは言う。ボールを
どのタイミングで放すかが重要だというのも、きっと、「理不尽」を一人で
抱え込むなとおしえているのだろう。

と説明している。これは折々のうたというコラムに載っていたものだが、
全くラグビーのボールは取り扱いが難しい、そのうえ理不尽なルールもある。
それを面白みと捉えればいいと言っているのだ。
何事も困難はつきものだし、理不尽なことは世の中に溢れている。
似たような言葉は、他にもきっとあるはずだが、その時ラグビーボールを
思い出すなんて、ちょっと面白いではないか…

ラグビーは五郎丸歩選手のプレースキック前の「五郎丸ポーズ」と共に有名に
なったが、それほど人気はない。
今、テレビや新聞を賑わせている、アメリカンフットボールと同じで、男と男の
ぶつかり合い、押して押してボールを回す。走って走ってトライする。
ルールが分かってくるととても見ごたえのあるスポーツだ。

"俳句の日常"

2018-05-10 04:42:41 | 俳句&短歌

広瀬直人先生が亡くなって2ヶ月になる。
広瀬先生は俳句結社「白露」の主宰であり、日本を代表する俳人であった。
残念ながら、umeさんが俳句の世界に足を踏み入れた頃に病に倒れ、
白露は終刊となり、先生も現役を退かれた。
その後、一歩足を踏み入れた市民講座の講師が直人先生の奥様である
ということを知り、歓喜した。奥様も日本を代表する女流俳人である。
昨日、2ヶ月ぶりに町子先生の句会が開かれた。
何か言うと涙が零れるという、まだその悲しみから立ち直られていない
印象を受けたが、句会が始まると、その様相は一変した。
いつものように優しい中にも厳しさがあり、鋭い指摘が飛ぶ。
umeさんの入選を頂いた句には、「季語を変えるともっと大きな句となる」
というような、具体的な指導があった。
こういった具体的な指導は、以前は無い。何かいつもと違うな…という印象
を受けた。何かそこには、悲しんでばかりはいられないという自分に対する
叱咤激励のようなものを感じた。又直人先生亡き後、みんなをしっかり指導
していかなければという決意も感じられ、身の引き締まる思いがした。
龍太先生に直接薫陶を受けた町子先生の指導を受けられることは、
幸せなことである。

"思考するための飲み物?~珈琲"

2018-05-05 07:08:33 | 山梨の町歩き

”コーヒーは飲むだけじゃなくて、思考するための飲み物だと思う”
これはコーヒー専門店「DAN」のマスターの言葉だ。
umeさんが甲府市内に勤務していた頃から知っているカフェだが、
行きたい行きたいと思いながら思い敵わず、先日、30分の時間が余ったので寄ってみた。
朝は、アメリカンと決めている。アメリカンなんてコーヒーじゃ無い…なんて
断られるかと思っていたら、手際よく豆を挽いている。
いい香り…
立ち上がってその手際を見ていると、ガスで沸かすお湯の温度も調節しながら
丁寧に注いでいる。
「アメリカンは普通のコーヒーをお湯で薄めると思っている人がいるようですが…
「アメリカン用の豆があるんですよ。」
と説明してくれる。これは期待できるな…
1972年創業以来、完璧な一杯を探求し続けているという…
もう本当にコーヒー好きには、神様のようなマスターだ。
そして出てきたコーヒーの美味しいこと…とてもマイルドだ。
最初の一口を飲むとき、マスターの目がこちらを見ている気配を感じた。
気になるのだろう。
毎日新聞の甲府支局がすぐ近くにある。
その支局長はよく訪れていたようだが、転勤で東京に戻ってからコラムに載せたらしい
ここは思考にはもってこいの場所かも知れない。

”一億総白痴化から一億総コメンテーター化(未熟な)へ”

2018-05-03 16:46:51 | 日記・エッセイ・コラム

ダンの珈琲を飲みながら考えた。

「一億総白痴化「」…かって大宅壮一氏はテレビの弊害をこう
評した。テレビばかり見ていると人間の想像力や思考力が低下
してしまうということだ。
それが、いまや、白痴化+SNSの超スピードの広がりで、
一億総コメンテーター化してしまった。
自分というものを名乗らなくても、意見が言えるのだ。
そこには無責任な意見も多数出てくる。もう無法地帯なのだ。
SNSに未熟な人間の総コメンテーター化は、良いようにも悪い
ようにも世間を動かす。そして一人の人間を生かすことも殺す
ことも出来るのだ。
この今の状況は、どうにかならないものだろうか…

"TOKIOの涙”

2018-05-03 01:23:09 | ニュース

こんな辛い会見はかって見たことが無い…
会見場に最初に現れた松岡の悲壮感溢れた姿をを見た時、
何か言いようのない胸の痛みを覚えた。
そして、深々と頭を下げ、それを待って城島が現れ…又、次のメンバーが…
涙が出て、止まらなかった。
彼らの音楽活動もさることながら、鉄腕ダッシュ等自然派な活動を愛していた。
東京湾をきれいにして魚を呼ぼう…なんていつも見ていたし、
0円食堂は、NHKのキッチンが行くのTOKIO版でとても好きだ。
彼らには、何年も時間をかけ、努力を続け、作り上げてきたものがある。
これらの功績は不動であり、彼らには無限の可能性と未来がある。
これらををつぶせる人は誰もいないだろう。いや、つぶしてはいけない…