梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

"2015”お世話になりました。ことしもよろしく!

2015-12-31 15:12:48 | スポーツダンス(社交ダンス)

今年は梅本ダンスチームにおいて実りある年だった。
個人においては、ジュニアが8月の山梨大会に続き、
長野県大会でも小学校低学年の部で優勝。
その実力を確固たるものとした。
写真の立派な優勝カップは長野県大会で授与されたもの。
このカップは持ち回りとなっていて、来年の優勝者に引き継ぎされる。
ジュニアであっても、こんなに本格的な表彰を受けると、
ダンスに対する取り組み方も違ってくるだろう。
小さな紳士と淑女だ。
このカップは、来年の大会までここに鎮座している。


今年は、山梨連盟の創立30周年、そしてKDC創立40周年記念イベントも開催された。
戦後70年でもあり、当時を振り返り、そして初心を思い出す機会となった。
この棚には、選手たちの賞状やカップ、メダルが飾ってあるが、
新たに感謝状や表彰状も加わった。

「千里の道も一歩から」「ローマは一日にして成らず」という格言がある。
最初の一歩を踏み出す人がいたから今があり、
紆余曲折、艱難辛苦の末の30年、40年なのだ。
さて、これからが大変だ。
少子高齢化、若者世代の貧困、社会保障の危うさ…
果たしてダンスはどのように生き残っていくのだろうか…
~~~~~

今年一年お世話になりました。
2016年、よろしくおねがいします。

"田舎の洋食屋”

2015-12-28 20:25:43 | 山梨の食べ歩き
趣味仲間とお昼の忘年会は、田舎にある洋食屋さんですることになった。
ここはランチパスポートは使えない。
  
何回か来ているのに、出された料理を見るといつも感激する。
田舎なのに~と思わず、期待以上で嬉しくなる。
こんな前菜が出てくると、ワインが欲しくなるっと思っていたら、
マスターがすかさず赤ワインを持ってきてくれた。
このワインが又、自家製でコクがある。とは言ってもお昼なのでほどほどに…
そうこうしていると、大根にtruffeトリュフが載っているのが出て来た。
洋食やだから大根もオシャレになるんだ。
  
メインはステーキに赤ワインのソースがかけてある。
このソースがほんのり甘くて肉のうまみを引き立ててくれる。
このお肉にはパンでなくガーリックライスがついてきた。
この組み合わせで食べて欲しいというシェフのおすすめだろう。

最後の珈琲が又美味しいのだ。
いつもたっぷり用意してくるので、2杯もおかわりしてしまった。
とってもおいしいお店なので、ここもランチパスポートに参加すればいいのに…なんて。

"ランチパスポート”

2015-12-27 23:52:10 | 山梨の食べ歩き
  
ランチパスポートを2冊購入したので、今日は「Ristorante ショコ・ラ」に行ってみた。
ここは以前来たことがあるが、随分前だったので久しぶりだ。
Xmasも過ぎ、みんな年越しの準備で忙しいのかお昼時だというのに店は閑散としている。
以前来たときは、夜だったが満席だった。

ランチパスポートは、既にメニューは決められているが、それだけでは淋しい。
先ずワインとビールで乾杯。チーズが美味しい。

ショコ・ラのランチメニューは、「小海老とヤリイカのメンタイコ」だ。
これ以外は注文できない。しかし、これが美味しくて当たりっていう感じかな…

  

ランチメニューではないが、「生ハムと野菜」のピザも注文する。
生地の焼き具合や厚さが絶妙。生ハムと野菜も美味しくてあっという間に食べてしまった。
ピザもいけると思う。

最後のショコラケーキ。これは注文するつもりはなかったのだが、
食事が美味しかったので「食べてみようか」ということになった。
写真で分かるように、スノーマン描かれていて素敵な演出だ。
ラズベリーと生クリームが添えられているが、生クリームにはhoney蜂蜜がかかっていて、
今まで食べたことのない味わいだ。
このケーキには感激した。小ぶりだけど、食後のデザートとしてはちょうどいい。
ここを選んでよかったと思う。
ランチパスポート、どこに行ってみようかと悩んでいる人にはお勧めだ。

この頃になると、店内は混んできた。
静かな落ち着いて雰囲気なので、女性客と家族連れが多い。
ランチパスポート持参の人も何人か見かけた。
次はどこに行ってみようか…


"山梨のダンスの礎”

2015-12-24 16:56:38 | スポーツダンス(社交ダンス)
山梨県のアマチュアダンスを牽引してきたのは、言わずと知れたKDCの前会長。
今年、一線から退いたがその情熱は今も変わらない。
先日その創立40周年の記念のパティーが盛大に開催された。

昭和50年(1975年)に、KDCは結成され爾来今日まで40年続くのだが、
その結成時に参画していたのが、我がapricotの会長。
長い間二人三脚でやって来た。本当に長いダンスの歴史だ。
このパーティーは、今までの総決算というべきか、40年間ここのサークルに関わった人たちが(今は他県に入る人、ダンスを辞めってしまった人)等がこぞって参加し、トライアルという形でダンスを披露した。


40周年記念の藤井創太・吉川あみ組のデモンストレーション。
2015年度のユース戦でスタンダード・ラテンとも優勝、ユース10ダンス選手権でも優勝している。将来日本を背負って立つ優秀な選手だ。

40年という長い間ダンスに関わって来た人、そして10代と言う若いパワーが同じフロワーで同じステップを踏む。
歴史を感じるパーティーであり、良き企画であったと思う。
今日のumeさんが撮った一枚、パワーを感じて頂けるだろうか…

"コラージュに挑戦~講座12月”

2015-12-20 17:28:08 | 市民講座


12月、温暖化といは言え、寒さも厳しくなってきた。
しかし、この寒さの中南国を表現しようという今日の勉強会。
パパイヤとバナナを使ってコラージュに挑戦だ。


パパイヤは園芸店を営んでいる会員さんからの提供。
鉢植えではなかなか実が育たないというだが、いろいろ試行錯誤の上立派な実を生らした。
そんな大事なものなのに、いっぱい下さった。

パパイヤは先ず、輪郭を描いて黄色のクレヨンで描く。
その上から緑色を塗る。
クレヨンなので肉厚の絵が出来上がる。
それをを削ってパパイヤらしくする。
下手するとピーマンのようになるので特徴をしっかり捉えないと…
バナナも同じように描く。
その果物を切り取り、いよいよコラージュへ挑戦だ。

パラオ、ハワイ等のパンフレットから、雰囲気のあるものを切り取って貼り合わせる。

≪南国を表現する≫という題なので、南国の感じが欲しい。
先生の見本見て感じたのだが、絵の中に英語表記が入ると俄然それらしくなる。
あか抜けた作品と変貌するのだ。

今日の場合、絵の上手下手はあまり関係なく、組み合わせが大事!
一つ勉強になったので、又違うテーマで挑戦したなぁとおもう。

"Xmas Dance Party~アプリコット”

2015-12-17 17:41:06 | 梅本ダンスチーム
 
アプリコットDCの2015年度の最後を飾るXmas dance party…
外から見ると、なんともアットホームな光景だ。
アプリコットは、年々高齢化している他のサークルと違い、
子供から若者まで入った若いチーム。
先ず準備運動としてリズム体操を…。
  
普段は前半はラテン、後半はスタンダードを皆で一緒にレッスンする。
しかし、今日は思い思いに曲に合わせて踊る。みんな楽しそうだ。

2016年度に入るとJDSF山梨の新春パーティーがある。
それにみんな出場するので、今日はその予行練習を兼ねて一組づつのデモをした。
とにかく、みんなその目的に向かって練習に余念がない。
普段は静かな人達だが、闘志が見られて驚いた。
1月23日、アリーナが楽しみになって来た。

  

今日は、ホームパーティなので軽食を用意した。
あまり食べると踊れないので、ピザやケーキetc
そして、ジュニア達にはお決まりのXmsプレゼント。
今年は、小学校低学年のラテン部門で優勝したり、高学年の部でもよい成績を残し活躍した。
来年早々にも、山梨大会があるので、頑張って欲しい。

"芥川賞作家が俳句を作ったら…”

2015-12-13 18:46:01 | プレバト俳句
イルミネーションが灯り、宝くじが売り出され、世間は年末に入ったのだが…
どうも、年末と言う感じがしない。

そんなに振り返ってみる事も無いが、取りあえず俳句の勉強会は今日が最終日だった。
いろいろ追われるままに作って、そしてたまには大会に投句して、たまには入賞して…
そんな日々だった。

  
いつもの俳句の査定に、芥川賞作家が出るというので見てみた。
又吉に続き、作家はどんな句を作るのか興味津々…
一人は苦役列車の西村賢太氏。
この顔からは、どんな句を作るか想像できない。
そしてもう一人は、又吉と一緒に受賞した羽田圭介氏。
この人はこの番組二回目らしいが一回目は見ていない。
   
西村氏30点と羽田氏70点、一位と最下位という評価が下された。

   いつ動く墨絵のなかで凍てる宿  (原句) 西村
背景の写真のような風景を見て作るという題なので、色のない雪景色を墨絵と見たのだろう。
そして、列車を宿と見立てた。雪の中で止まった列車を詠んでいる。
これが同添削されたかというと

   列車いつ動く墨絵のごとく凍て (添削後) 西村

本人は分かっていても、写真を見ていない人には分かりづらい宿という言葉を排除した。
だが、西村氏が最下位だと言っても才能がないわけではない。俳句というジャンルになれないだけだ。
手強い相手だと思う。
次は羽田氏の作品

  ジオラマかアクリル性の冬の波  (原句) 羽田

  無音なるアクリル性の冬の波    (添削後) 羽田

「尋常じゃないですよこの人の感覚は」と夏井先生は絶賛しているのだが、こんな俳句は見たことがない。
この句は、風景全体ではなく、波だけに焦点を絞っている。
冬の波は、アクリルのガラスのように冷たく尖っているようだといっているのだ。
なるほど、切り口が鋭い。従来の俳人にはこう詠む人はいないだろう。

今までは多少素養がある芸能人が出て来て、初心者の域を出ない俳句で競っていたが、
又吉直樹をはじめ、芥川賞作家などレベルの高い人が出ることにより俄然面白くなってきた。
上手い、下手ということではなく、その視点と表現が面白いのである。
俳句の歴史の中では、芥川龍之介や夏目漱石なども俳句を作っていた。
現代を代表する作家にも大いに期待したい。



”三方ケ原の古戦場を訪ねて”

2015-12-08 16:01:12 | 旅行記
     
三方ヶ原の合戦は、元亀3年(1572)、武田信玄と徳川・織田連合軍が浜松市郊外の三方ヶ原台地で激突した戦いで、武田軍は大勝し、家康は生涯で最大の敗戦と言われている。
この浜松城は、徳川家康が信玄討伐のため築城したもので、29歳~45歳までの17年間を過ごした。
のちに家康は駿府城に移ったが、ここは「出世城」と呼ばれるようになり、明治維新後は城郭は壊され荒廃の一途を辿った。
昭和33年、野面積みの旧天守台の上に新天守閣を再建、現在のような形となった。
この中には入ることが出来るが、中は空っぽでなにもない。
ただ、野面積みはとても美しい。
    
いよいよ、一番期待していた三方ケ原古戦場だ。
今回は、ボランティアガイドがついたが、バスの中から三方ケ原の合戦跡地については歯切れが悪い。
連れて行ってくれたのは此処……ただこの碑があるばかり。(写真左)
ガイドさんの言うには、「ここなら誰も文句を言わないだろう」と言う場所にこの碑を建てたという。
三方ヶ原の合戦は、関ヶ原の合戦以上の激闘であったと伝えられている。
徳川にとっては負け戦であるが、武田にとっては歴史に残る勝ち戦だ。
本当にがっかりした。碑を建てた経緯からしてなんだか腹立たしいが…ところ変わればということだろう。
右は、犀ヶ崖古戦場跡地。
ここはその三方ケ原の戦いで劣勢となった徳川軍が、地理不案内な武田群に夜襲をかけ、この崖下に落ちるよう仕掛けた場所。逃げ惑った兵士が人馬もろとも転落し、数十人が亡くなったという。
先の碑のある場所からバスでかなり来たところにあり、立派な資料館もある。
多数の死者をだしたと言っても武田にとってはさほどの痛手ではないが、少しでも敵に一矢を報いたこということを大きく伝えているのだろう。これもところ変わればということだろうか。



"甲斐・三河~歴史訪ねる小さき旅”

2015-12-07 18:54:33 | 旅行記
    
歴史を訪ねる本当に小さき旅…
ここは、人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき)。
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている。
車一台も通らぬ、整備されていない細い道の奥にそれはひっそりと佇んでいた。
入口には英語の案内板があるがこれがないとそれとはわからないような場所だ。
自然と一体化し、長い間の歴史を感じる。この石段を上っていくと遺産がある。
    
人穴富士講遺跡は、人穴浅間神社の境内にあり、犬涼み山溶岩流内にできた長さ約83メートルの溶岩洞穴である。
洞穴内には、祠と碑塔3基と石仏4基が建立されているが、今は閉鎖されている。
    
この他神社の境内地には、富士講信者が建立した232基の碑塔群が存在する。
苔むし、風雨にさらされ、一部は地震等であろうか、崩れているものもあるが、しかしそれが一層信仰心を感ぜずにはいられない。

※富士山信仰の遺産は、現在文化財整備が計画されているようで、洞穴内部の保存整備については、洞穴自体の安全性を踏まえた上で、来訪者が内部を見学できるよう安全確保を考えた整備を実施し、碑塔群については、解明されていない部分を含め調査を行い、保存のための措置を実施するというような段階らしい。
登録されたとはいえ、まだまだこれからのようだ。
しかし、整備のため人の手が入ることにより、遺産が壊されないだろうか。
遺産群を見て廻るのは、今のうちがいいような気がするのだが…
この後、武田の歴史を辿ります。


"又吉直樹~武蔵野吟行”

2015-12-03 16:06:21 | 俳句&短歌
安住紳一郎司会の「ぴったんこカンカン 」という番組の中に、吉行さんと冨士さんの吟行シリーズがある。
今は亡き岸田今日子さんと仲良し三人組の時代から好きでよく見ていた。
今は二人になってしまったけど、又吉直樹を迎えての吟行という企画に拍手…
吉行さんも富士さんもすでに高齢、料理や家事は一切苦手と言う吉行さんと、
ITや機会にめっぽう弱い富士さんの弥次喜多道中はくすっと笑わせられる。
いつも意地悪な安住も、この二人には何故かやさしい。
 
熱心な太宰治ファンで知られている又吉直樹。上京して最初に住んだ自分のアパートが太宰治ゆかりの地だったという。
今日は、その太宰ゆかりの吉祥寺、武蔵野周辺への吟行だ。
自由律俳句を作っていた又吉は、季語に関してはまだ初心者。歳時記持参での参加。

息白し笑顔絶えんこと永遠に   又吉直樹

この句の季語は「息白し」。永遠に笑顔を絶やさずに…と言う二人への挨拶句だ。
永遠にと言う措辞にやさしさを感じる。

  
冬麗の又吉直樹堪能す     富士真奈美
初冬や心ひらいて小さき旅   吉行和子

吉行和子も又太宰のファンであり、そして又吉直樹のファンでもあるという。
大好きな太宰の地を、大好きな又吉直樹と訪ねる小さき旅…
芥川賞作家の又吉直樹が入ることにより、NHKのEテレを見ているような、いっそう俳諧味の増した旅となった。
第2弾、第3弾を期待したい。