俳句の査定にも又、出て欲しいと思っていた又吉直樹が、今日のプレバトに出ていた。
芥川賞をとっても、お笑いの比重の方が100%と言っていた又吉の言葉に嘘は無かった。
と言うか、プレバトの方が、黙っていなかったのかも知れない…
小説と同時に俳句も勉強している又吉に、出演のラブコールを送ったのであろう。
担当の夏井いつき先生も、とても楽しみにしていたようだ。
きっと、みんなもそうだろうし、umeさんもそうだ…
お題は、「新幹線と夏休み」。映像を見て一句作るというもの。
故郷の 声走らせて 涼新た 又吉直樹
文句なく最高点の80点の一位。
当然といえば当然だが、とてもまじめな作品で、少年のような若々しい句だ。
彼はとてもシャイなので、照れるような言葉は使え無いと言っていたが、
これでいいのだと思う。
夏木先生は、”日本語のことば同士がちゃんとわかっている人の句”という講評だ。
この句の中には、風も感じるという…
きっと、どんどん作っていくうちに、変わっていくと思う。
~~~
ついでに、絵手紙にも挑戦したので絵の査定も…
お題は、合い方の綾部に向けた絵手紙で、カブトムシ。
絵手紙は、初めてだそうだ。
描いている様子から、そういう感じはする。
真面目に、一生懸命対象を見て、描く。
結果は、こちらも最高点で一位となる。
又吉の性格がそっくり出ている作品だ。
絵も言葉もとてもバランスの良い作品で、意外な才能に驚く。