梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

心のサプリ~寄り添うのは難しい

2023-08-27 14:59:33 | 日記・エッセイ・コラム


海原純子さんの、今日の心のサプリは「寄り添うのは難しい」を読んで、
そうだなと頷いてしまった。
寄り添うとは、励ますとか、あたたかい言葉をかけるとか、
共感するとかだと思うが、それが当の本人にすれば「いらぬお節介」なのだ。
「上から目線での励まし」「自分では無くて良かった」
「相手の不幸を見て自分の幸せを実感しようしている」
こういったことに、痛みを抱える人は非常に敏感だから、
拒否反応が出てしまうのだ。
余計なことはせず、
一緒に歩ということが寄り添うということだと結んでいる

寄り添うとは一寸かけ離れるが、
いろいろなことを慮る(おもんぱかる)ことのできない人はいる。
慮るとは周囲の状況などをよくよく考え、思いめぐらすこと。
これが出来ない人が、自分の周りにいると最悪だ。
今、その状況の真っただ中にいるが、
本人がそのことに気づいていないので事は深刻。
対処方法はまだ見つかっていない…

プレバト俳句~アウトドアのカレー

2023-08-26 00:33:36 | プレバト俳句

秋晴や焦げ石に米粒一つ  北山宏光(Kis-My-Ft2)

題:アウトドアのカレー

1位71点(才能アリ) えなこ
   残暑の夜誰も洗わぬカレー鍋
2位70点(才能アリ) 武田真治
   青空の炊事遠足しゃばカレー
3位70 IKKO(才能アリ)
   寸胴に溶かすカレー粉秋の蝉
添削 秋の蝉寸胴鍋へカレールー
4位10点(才能ナシ) 荒川(エルフ)
   秋涼し銀に口紅底フィルム
添削 秋涼しカレーのための銀の匙


1ランク昇格  ◆北山宏光(Kis-My-Ft2)
   秋晴や焦げ石に米粒一つ

永世名人掲載決定  ◆千原ジュニア
   山雀(やまがら)の高音竹皿のカレー

特別永世名人お見事  ◆梅沢富美男
   芋煮ゆる紙の器の頼りなく

今回は一般挑戦者の上位3人は同点で才能有り
3人とも兼題に忠実に、真面目に作っていて好感が持てる
4位の10点作品は、初心者はみんなこんなものだという見本みたいなもの
何か難しく作らなければという気持ちがこういう俳句となる
~~~~~
今日は、8月12日に書いたumeさん句会とは違う句会の話を少し…
兼題は「葡萄」だった

ここら辺は、桃、葡萄日本一の地域で、
句会の会員も農家が多く、葡萄とは深いかかわりがある
白露の主宰だった廣瀬直人先生は、家の前の畑で葡萄を作っていた
そして、葡萄の句を多く作っている
果たしてどんな句が出てくるのかumeさんも期待していたが、
主宰の井上先生も大いに期待していたようだ

そしてふたを開けてみると、思った以上にその期待に応える句が出て来た
一番点の入った句で井上先生特選句は、
葡萄が熟れる頃になると、夜ごと葡萄棚が撓っていくという句
「そう思えるということでしょう」という主宰に対し
「いいえ、本当に撓うんです」と2.3人から声が…
これこそ、地元の葡萄農家だからこその句だなぁと思う

鳥がホバリングして、葡萄を食べにくるとか
葡萄の蔓が伸びて目をついてくるとか
一筆添えて葡萄を贈るとか
生産者ならではの句に溢れていた
いろいろ話が聞けて、本当に楽しい句会だった

色惜しみつつ夜明けつつ黒葡萄 廣瀬直人 
山腹のいづこも暑し黒葡萄  廣瀬直人
真つ青な葡萄の房の垂れはじむ  廣瀬直人
葡萄食ふ一語一語の如くにて 中村草田男



伊豆燦さん

2023-08-24 14:30:33 | 日記・エッセイ・コラム

夏休み、伊豆方面に足を延ばした
伊豆方面は何回も行ったけど、あの浜焼きを食べていない
ということで、浜焼きを食べる旅…

この道の駅伊東マリンタウンは、伊東のシンボルで何でもある
念願の浜焼きもここで食べられた
やはり、道は混んでいなかったが、マリンタウンは賑わっていた

次の日に、テレビで同じ場所が写されて、ふるさと納税のニュースをやっていた
ここに、ふるさと納税する人が多いということだ


マリンタウンに行く前に、めいたいパークに立ち寄ってみた
あの、福岡のかねふくがやっているパークだ
明太子というと、子供には一寸と思うけど、ここは二階がキッズルームになっていて、
子供も飽きさせない…よく考えられている
お土産には、もちろん辛子明太子だが、その他に明太フランスパンがお勧め

道のりはちょっと遠いけど、行く先々に道の駅があり、それぞれ特徴がある
名前を忘れたが、シイタケとイチゴの専門の所もあった
~~~~~~

次の日、W邸からお呼び出しがあり、お土産に買ってきた干物焼きパーティをした
お土産も、冷蔵庫にしまって、後で食べることが多いが、
やっぱり、新鮮なうちが美味しい
これで、伊豆の旅も完結かな


プレバト俳句~サービスエリア

2023-08-18 01:23:15 | プレバト俳句

どんぐり七つ饂飩二杯に箸三膳   千原ジュニア

題:サービスエリア

才能アリ1位71点 高島礼子
    夕空や助手席に捥ぎたての桃
凡人2位50点 ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)
    ソーダ水大人ぶってもまだ飲めず
 添削 大人ぶる子よまだ飲めぬソーダ水
凡人3位40点 佐野岳
    天の川車窓の寝顔に夢重なる
 添削 夢にまどろめば車窓の天の川
才能ナシ4位35点 糸井嘉男
    甲子園寝ぼけ眼で小休憩
 添削 バス灼けて寝ぼけ眼の応援団

4級へ1ランク昇格 ◆武田鉄矢
    空き瓶に草の花ゆれ手を洗う

3級で現状維持 ◆森迫永依
   残暑の敗野球帽の白昏し
添削 野球帽の白昏く残暑のバスよ

永世名人26句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
   どんぐり七つ饂飩二杯に箸三膳
~~~~~
今回のお題は身近なので、誰でも発想がしやすい
サービスエリアと言って真っ先に何が浮ぶか…
8月と言えば高校野球、そこから発想したのが4位の
「甲子園寝ぼけ眼で小休憩」

県の代表に選ばれると、全国からバスを連ねて大応援団が甲子園に向かう
絶対にサービスエリアに寄るのだ
行きは、イケイケムードで元気いっぱい
帰りは疲れてみんな寝込んでしまうだ

umeさんは、子供が就学中に2度甲子園に応援にいった
選手ではないが、役員としての応援だ、そんなことを思い出す句だ
 ~~~~~
残暑の敗野球帽の白昏し 森迫永依
3級の森迫の句も、同じような景色を詠ったもの
 ~~~~~

どんぐり七つ饂飩二杯に箸三膳  千原ジュニア

中央道の談合坂サービスエリ はもう何度利用したことだろう
仕事をしていた時期は毎年職場の旅行があった
外国への旅行の帰りなど、ここの立ち食い蕎麦は本当に美味しかった
日本に帰って来たなと言う感じがするのだ
千原ジュニアの句でそんなことを思い出した
サービスエリアとは、思い出の宝庫かな…とも思う

3年ぶりの温泉

2023-08-17 13:43:25 | 山梨の町歩き

鼓川温泉

久しぶりに訪れた温泉
お盆の最中、台風で雨が土砂降りの日だった
延々と続く温泉への道は、山ばかリで、結構傾斜がきつい

山奥ということと、天候もあり行った時は誰もいなかった
我が一族だけの貸し切り状態
温泉はぬるめで、源泉かけ流し
露天の湯は、樹々に囲まれ、雨に打たれ風情があった

コロナ禍で、なにもかも止まった状態だったが、
ようやく温泉にも入れるなぁと感慨ひとしおだ
~~~~~~~

一寸、横道逸れるけど
テレビドラマでの、効果音(楽)ってみんなどう思っているかな
以前ちょっと書いたが、umeさんはうるさいと思っている
恐らく、効果音を作っている音楽家は「ここは最高潮だよ」とか、「ここはちょっと泣けるところだよ」とか
盛り上げる為に、目いっぱい考えて作っているだろう
だが、それがセリフと被ってとっても聞きずらい
静かに聞きたいのだ

例えば難聴とかセリフが聞き取りづらい方もいるので、
セリフの時は効果音(楽)は邪魔になる
今、朝ドラが面白い
こういった老若男女が見るドラマは是非ご一考を…

何にみんな感動するのか

2023-08-14 14:01:09 | 日記・エッセイ・コラム

家庭菜園でも、沢山の収穫が出来る
不揃いだけど、こんなに採れた野菜たち、味は美味しいのだ

このところ、新聞の投稿に同じような記事が載った
みんな、こういうことに感動するんだなと改めて感じた


一つは「優しさは順巡り」という投稿
電車で思わぬ親切にあった、見知らぬ人なので恩返しが出来ない
その時、母の教えを思い出した
「優しさは順巡り。優しさをもらった人には,じかにお返しできないことが多い。
だから、自分に出来るときにできるところで優しくすれば、順巡りでその人に優しさが届く」
こんな内容だった。

もう一つは、「今どきの若者は」と一括りにしないで欲しいという投稿だ
電車の中で一人の男性が倒れた。周りにいた若者達がその人を支え、次の駅まで運んだ
本来はその駅に下車をする予定ではない人もいただろう
この一部始終を見ていたのは若い女性、そしてこの若者達の行動に感動して投稿したのだ
自分も若者、助けた人達も若者…

どちらも、本来なら誰でもすべき行動なのだ
何故、こんなにもみんな感動するのだろう
見てみぬふりとか、スマホばかりに気を取られて、弱者を思いやることが出来ない
点字ブロックに平気で立ち止まり、白杖者の邪魔をする
言い出したらきりがないが、今の人たちは他人に優しさを期待していない

だから、優しさに逢うと感動るのだ
新聞でこういう記事を見ると、なぜか涙が出てくる
これも、又お盆のせいだろうか…




お盆の用意

2023-08-14 00:15:50 | 日記・エッセイ・コラム

草ぼうぼうだった庭が綺麗になった

雑草にはいつも壁壁とさせられる
この時期本当に草の勢いがいい
今日はお盆の迎え火を焚く日
朝から、W夫妻が草取りに駆けつけてくれた

離れの庭に芝を植えたのでその芝刈りが主だったが、
庭全部…みんなで雑草との格闘だった
この草取は本当に助かった、ありがとう!

今日はその他に思いがけず、ネガティブなことが起きた
両方とも自身が原因で、避ければ避けられたことなので落ち込んでいる

細木数子さんが生前に占いをやっていたが
人には運気があるということを言っていた…ふとそれを思った
良いこともあれば嫌なことも起きる…
今が平穏だからと言って、その上に胡坐をかいてはいけないのだ

いつも慎重に、丁寧に日々の生活を送る
待てよと思ったことは、いったん休んでもう一度やり直す
そんな心の余裕が必要だ…
お盆なので、先祖さんがそんなことを諭してくれたのかナ

プレバト俳句~吊り橋

2023-08-12 03:11:45 | プレバト俳句

吊橋に四つの碇鰯雲  村上健志

題:吊り橋

才能アリ1位70点 田辺智加(ぼる塾)
    吊り橋や覚悟を決める鰯雲
才能アリ2位70点 伊藤俊介(オズワルド)
    夏空の青だけ見てと手を引く君よ
 添削 夏空の青だけ見てと手を引く君
凡人3位65点 河井ゆずる(アインシュタイン)
    秋麗や五十鈴の緒の手光射す
 添削 秋麗やひかりに揺るる五十鈴の緒
凡人4位55点 新山(さや香)
    高秋の吊り橋ややにしがみつき
 添削 高秋の吊り橋赤子ぎゅっと抱く

1ランク昇格 ◆馬場典子
   かなかなの遠のいてゆくかずら橋

1つ前進  ◆横尾渉(Kis-My-Ft2)
   秋光の跳ね橋ドローン追うチワワ

掲載決定 ★村上健志(フルーツポンチ)
   吊橋に四つの碇鰯雲

吊り橋という題は発想が広がるのか、
みんなそれぞれに、シチュエーションが豊かだ
句に物語があって、今回は楽しかった

楽しかったと言えば、先日開催されたumeさん句会の出来事を少し…
この句会は住んでいる所も、年齢も職業も様々な人が集まっている
「赤とんぼ」のお題が出されたが、その赤とんぼについてものすごく盛り上がった
というのは、みんな田舎に住んでいるので、赤とんぼのいる風景は見ていて、
その経験を句に詠んでいる

わっと湧くように飛んでいる風景、山の上から風に乗って降りてくる風景…
自句自解では、その自分の見た又経験したことをイキイキと説明するのだが、
そこに幾人かが加わって赤とんぼ談議が始まり、井戸端会議のようになってしまった

主宰の先生も、周りの人も黙ってそれを聞いている
他の句会ではあり得ない光景で、なんとも微笑ましいなぁと感じた
ひとしきり話し終わったところで「もういいけ~、次に行くよ」
と先生が切り出すのだ

句会とは、偉い先生がいて、話すのも聞くのも緊張する
無駄話など、絶対できない雰囲気だ
だから、このumeさん句会はちょっと特殊かも知れない
これも、主宰の先生のお人柄なのだ
この楽しい雰囲気の中で勉強できることは、幸せなことだと感じている


林真理子さんを応援します

2023-08-10 02:18:08 | 林真理子

2022年7月に日大の理事長に就任

又起きてしまったのかと、呆れてしまうのは私だけではないだろう
7万人もいる学生だから、何かあってもおかしくないが、
一番犯してはいけないアメフト部員の不祥事には呆れかえるしかない

それで、何が言いたいのかというと、林真理子理事長への批判だ
当然改革の為に、就任したのだから、こんな問題が勃発したら批判も起こるだろう
だが、「お飾りの理事長」というのはちょっと違う
林真理子さんを知っている人は、この批判には黙っていられないだろう
擁護をする人も大勢現れている

就任してまだ道半ば、一年と経っていない
成果はまだ現れていないのは当然だ
マスコミが今展開している理事長批判は、ちょっと的が外れている
林真理子という小説家が理事長になった、そんな素人にいったい何が出来るんだ
そう言いたいのだろう、女性への差別も隠れている

林理事長は、小説家の目を持っている
そんなことは、先刻承知だろうから、
それをバネにますます改革意欲を掻き立ててくれるに違いない

郷土の皆はこの事態を静かに見守っている
そして、応援をしている…


今日は広島原爆忌

2023-08-06 10:44:52 | 日記・エッセイ・コラム


今日は広島に原子爆弾が投下された日
多くの犠牲者出た
朝から、追悼の映像が流れている
8時15分、鐘の音と共に日本全国の人が黙祷をしたことだろう
我が家でも二人で手を合わせた

夾竹桃と広島の忌日
2015年8月のブログに、そのことを書いている
夾竹桃~戦争を終えたその日から
是非読んで欲しい

広島平和記念資料館の入館者、外国人が4割で、きょうは78回目の原爆忌
サミットでも、多くの各首脳が訪れた

 魔の六日九日死者ら怯え立つ  佐藤鬼房
 赤く蒼く黄色く黒く戦死せり  渡辺白泉

渡辺白泉は、
 戦争が廊下の奥に立つてゐた という句も作っている