梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

stayhome~道草をしよう!

2020-04-30 15:10:59 | 新型コロナウィルス

stayhome…息が詰まったら道草をしてみよう!
近所を見回してみると、結構いろいろなものに出会える
左岸の川べりを少し歩いて行くと、山梨岡神社がある
ここは、「やまなし」の語源発祥の地であり、裏山一帯は
歴史景観保全地区として県指定になっている
2016年のブログはこちら

今は、天然記念物のとなっている藤の花が満開だ
4月の初めには例大祭があり、太々神楽は無形文化財に指定されていて
見物客も多い…子供が小さい頃はよく見学に行ったものだ

又、先に進んでいくとお寺の入り口に延命地蔵がある
そこで何をお願いするというわけでもなく、手を合わせて先に進む
畑の中の細い道端では、名もない地蔵にも出会える
延々と歩いて行くと興味が尽きない程楽しい出会いがあるが
ほどほどで折り返し、
右岸を歩いて帰ってくると、ちょうどよい道草となる…







stayhome~うちで踊ろう!

2020-04-29 15:25:24 | 新型コロナウィルス

身体がなまったらうちで踊ろう!
音楽がなったらすぐに踊り出すのがkiiちゃん…
今パプリカがお気に入りだ
夕方、皆が集まると「踊ろう!」と言い出す
まぁ振付は保育園で一回踊っているので上手だ

こんな機会だから、大人は、2018年にNHK甲府放送局の
80周年記念番組のフラッシュモブに出ているので、
それを踊り出す。特訓で急いで覚えた曲だ…
しかもumeさんは舞台の上で踊る4人の主役だったのだ
あれは楽しかったナ…
今はコロナ禍でフラッシュモブなんて出来ない…
自由に何でもできたあの時が懐かしく
そして幸せだったなと思う…



stay home~歌を作ろう

2020-04-28 15:12:54 | 新型コロナウィルス

岡江久美子さんを悼んで
  死者の火は脆くて痛くて桐の花  ume
  やはらかき香を放ちつつ落つ椿 ume
  香しき日の輝きや桐の花  ume

日曜日の朝日歌壇に志村けんを悼む歌がかってない程
多く寄せれているという
「最後までコントか本当か分からない手品のように消えたおじさん」 
馬場・永田両氏選

umeさんは今、俳句を全然作っていない
句会が休会になったこともあるが、
作ろうという気持ちになれないのだ
何を見てもむなしく、感動もなく…

だけど、この朝日新聞の歌壇の記事を読んだ時
今しか詠めない句もあるんじゃないかと思った
そうして、岡江さんの句を作った

コロナ禍で心も暗く感染させては駄目
ちょっと自然に目を向けてみよう
きっと、あなたを待っている山や川、鳥達がいる…




stay home~笛を吹こう!

2020-04-27 14:17:24 | 新型コロナウィルス

心が疲れたら笛を吹こう!
先日釣瓶の家族に乾杯!を見ていたら、
訪ねた家でケイナと言う笛がでてきて
あの名曲「コンドルは飛んで行く」を吹いていた
この曲は宗次郎さんがオカリナで吹いて有名になった曲で
とても癒される…

福岡で音楽事務所を開設した弓場さつきさんから
楽譜とCDが届いた
出来立てホヤホヤのCD、今回は5曲が入っている
この中にも「コンドルは飛んでいく」がある
stayhomeでなんとか時間が作れそうなので
この5曲 №1 から全部チャレンジしようと思う

stay home~花を植えよう!

2020-04-26 11:31:40 | 新型コロナウィルス

stay home こんな時は花を植えよう!!
日曜の朝、時折自宅前の路を散歩の人が通る
裏の山に目をやると、樹々が芽吹きうっすらと黄緑色に彩られている
いつの間にか桜が散り…
ハナミズキが咲き出し…
山々が緑に変わってきた

今日はお花の模様替え
マリーゴールドとペチュニアを植えた
今、我が家の庭はスズランやジュウニヒトエ、菖蒲が咲き出し
とても賑やかになって来た

今年は、stay homeで家の回り中に花を植える作戦をたてた
通りからも見える場所にいっぱい花を植えようと
今日は、一杯土を入れた…
土が出来上がったらお花を植えよう…
恒例の家庭菜園の野菜は5月に入ってから植えようと思っている



"届いた幻のマラソン大会の赤ワイン

2020-04-25 14:23:20 | 山梨の町歩き

第16回桃の里マラソン大会は幻の大会となった
桃の里マラソン大会中止
その幻の参加賞、赤ワインが今日届いた
4月5日の日付入り、これはしばらく飲まないで飾っておこう

参加料は他に定額小為替証書で送られてきた
いろいろなイベントが中止や延期となっているが
関係者はこういった面倒なことを余儀なくされているとおもうと
本当にご苦労さんと言いたい

来年は、桃の花の下を元気よく疾走する姿が
町に溢れることを願いたい!!

"緊急事態措置後の遊戯施設”

2020-04-23 15:24:56 | 新型コロナウィルス

このところ閑散としている駐車場…大型遊戯施設(パチンコ店)の駐車場だ
umeさんの二階の書斎からはこのように見える
毎日毎日否応なくここを見ながら作業をすることになる
ようやくここも休業となりほっとした
世間では、今、休業しないパチンコ店に手を焼いているらしい

最初はここも、緊急事態宣言が出たからと言って変わりなかった
開店になるとどこからか大勢人が集まってくる
ここはコロナとは無関係か…等と家族で話をしていた
どう見ても、ここは「密閉」「密集」「密接」の素穴だ

長崎山梨県知事が、緊急事態措置を宣言してより
休業となった
今はとても静かだ…
農家が忙しくても、世間がコロナで自粛しても
通っていた人達は一体どこにいったのだろう…

"善意の輪~手袋は中国から”

2020-04-22 15:46:30 | オカリナ

昨夜、うとうととくつろいでいたところ、娘に起こされた
オカリナの大沢先生がテレビに出ているよ!!
急い見たところ、ちょうど市長に医療用の手袋を
手渡しているところだった
急いていたので映像は間に合わなかったが…

コロナ禍の収束が見えない中、先ず、自ずから感染源とならず
その上で、何が自分に出来るかを考え、
皆それぞれ頑張っている姿が見えてきた

大沢先生は、ご自身の普段の付き合いから
この貴重な手袋を手にいれることが出来
それを、観光大使をしている山梨市に寄付したということのようだ
いろいろなものが不足する中、有難い贈り物だろう

ハウスの桃の出荷が始まったようだが、
今日、知り合いが葡萄の芽を届けてくれた
これは、葡萄の芽が出てくる時点で、いらない芽を欠くのだが
この芽を天ぷらにして食べると非常に美味しい
何と葡萄の味がする…当たり前かな
地元の人しか味わえない旬の味である… 

"紺の記憶~鞴の火のような人”

2020-04-21 11:50:41 | 俳句&短歌

如何に普段はあれやこれや、やっていたんだナとつくづく思う…
休止休止ですごく手持無沙汰…
そして、Starbucksやコメダ珈琲店が有難かったか…
今はそこにも行くこともできない…

今日は久しぶりに飯田龍太氏の本を手にした
方代讃というコーナーにこの歌が載っていた

「ふるさとの右左口郷は骨壺の底にゆられてわがかえる村」

飯田龍太氏は笛吹市境川村で一生を俳句と共に過ごした俳人
そしてこの歌の山崎方代氏は隣町の旧右左口村(現在の中道町)出身だ

二人とも日本を代表する俳人と歌人だ、龍太氏はこの歌を
かってこれほど詩心の幸をもった歌を知らない…と言及している

山崎方代はumeさんの住んでいるエリアなので、現役時代に少し勉強したことがある
方代の歌は、口語体であることが特徴で、自らを「無用の人」と言っていた
世間から離れて暮らしていて、生涯独身であり孤独で寂しい生活の中
ありのままの素直な表現でいくつもの歌を生み出した…

 「こんなところに釘が一本打たれていていじればほとりと落ちてしもうた」
 「なるようになってしもうたようである穴がせまくて引き返せない」
 「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」

umeさんは方代のファンで、この三番目の歌がすきで、
俳句にも詠んだことがある

龍太氏が方代讃を繰り広げてくれたので、とても嬉しく読んだ
最後に「甲斐信濃国のさかいの鍛冶屋にて鞴の色を見せてもらいぬ」
という歌に”山崎方代はいつまでの鞴の火のようなひとであるだろう”
と結んでいるが、何度読んでも鞴の火のようなひと
というのが分からない
龍太氏はどのような人だと言っているのだろう…





"「エール」金子と裕而~歌に生き愛に生きる”

2020-04-19 16:21:55 | エール

連続テレビ小説は毎日ワクワクしながら見るのがいいのだが
沢山借りた本の中に、現在放送中の古関裕而の本が混じっていた
「金子と裕而」金子は裕而の奥さんの名前で「きんこ」と読む

今日は一気にこの本一冊読み切った!
この二人の一生はとても興味深いものだったのだ
その中から、今日はこの部分を…

昭和23年、「栄冠は君に輝く」「という高校野球大会のテーマ曲を完成しているが
その翌年昭和24年「長崎の鐘」を作っている 
この歌は、umeさんがとても好きで、気になっていた曲だが
どうやってこの歌が出来たのか…終戦から4年後の事である

”こよくなく晴れた 青空を 悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に はかなく生きる 野の花よ” (1番)

”召されて妻は 天国へ 別れてひとり 旅立ちぬ
かたみに残る ロザリオの 鎖に白き わが涙”
なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る (2番)

この歌は、長崎医大で放射線研究をしていた永井隆博士の
著書「長崎の鐘」「この子を残して」を元に作った曲である

この時、永井博士は原爆投下により愛妻を失い、自らも被爆し、
二人の子供と共に焼け跡のバラックに住んでいたが、
裕而のこの歌に励まされこのようにお礼を言っている

「この歌により、ほんとうになぐさめ、はげまし、明るい希望を与えられた」
「全国の戦災荒野に生き伸びようと頑張っている人達が、
新しい元気を持って立ち上がりますよう祈ります」

歌が、人々を勇気付けてきた歴史は歴然とあり、
コロナ禍で今大変な時期だけれど、マイナスなことは言わず、
少しでも希望の持てることを考えようと、umeさんは思ったのである