梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

”校長先生~マキタスポーツ”

2014-05-30 20:50:44 | 花子とアン

Photo「マキタスポーツ 」何とも奇妙な芸名ですね。
「花子とアン」には、山梨県出身の芸能人が何人か登場しますが、マキスポさんもその一人。実家がスポーツ店を営んでいたことからその店の名前が芸名に…
今や、花子とアンの山梨編にはなくてはならい大きな存在となっています。
今日はスタジオパークからこんにちはに出演していましたが、その生き方は飄々としていて、興味が俄然湧いてきました。

高校時代は剣道の選手で、高校総体で準優勝した経歴の持ち主。そうそう、彼も又我が庭ともいうべき日川高校の出身です。
芸人として幅広く活躍していますが、花子とアンに出演してから知名度が上がりましたね。最近は映画でブルーリボン賞を受賞するなど、俳優としても力をつけているようです。彼の演技は自然で最高!地元出身の利を生かして、生き生きと演技していて楽しそう。多分、山梨編が終了すると出番がなくなるのではと思うのですが、今後の活躍を期待したいと思います。


”狂乱を舞う冷たき部屋に”

2014-05-28 20:22:11 | 花子とアン

Photo 花子の腹心の友である、葉山蓮子は福岡で一人孤軍奮闘する日々を送っていました。

 今日は、加納家の教育改革を図るために演奏会を催したようですが、この家の人達は一筋縄ではいかないようです。

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実際に蓮子は、家風の改革に取り組み、言葉遣いや家族間・使用人との間の呼び方を改め、朝食をパン食に切り替えました。又、自分なりの母の務めとして、子供には最先端の教育を受けさせたそうです。
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 家庭内では孤立し風土には馴染めず蓮子のたった一つの居場所は歌を詠むことでした。

 “寂しさの ありのすさびに 唯ひとり 狂乱を舞う 冷たき部屋に”   白蓮

 蓮子の苦悩がひしひしと伝わってきます。
因みに「金襴緞子の帯締めながら花嫁御寮はなぜ泣くのだろう・・・」 この童謡は蓮子をモデルにしているともいわれています。

 


”ミニ句会”

2014-05-26 00:21:21 | 俳句&短歌

Ayame郭公主宰の井上康明氏による俳句講座全4回が、今日から始まりました。

40名定員に50数名の申し込みがあったようで、人気の講座のようです。
今日は、最初ということで自己紹介から始まりました。
初心者+ある程度やった人+ベテラン…参加者の俳句歴は様々。よくしゃべる人、寡黙な人、遠く身延からはせ参じた人、すぐ近所の人、コピーライターと自己紹介を聞いていると、本当によくもまぁこれだけの人が集まったものだというくらいバラエティーに富んでいます。
umeさんの参加理由は、なんといっても講師の井上康明氏ですね。
井上先生は、他の句会の先生と同じ飯田龍太の弟子ですから、系譜は同じです。じゃあ誰に教わっても同じじゃないかと思われるかもしれませんが、先生にも個性があるんですね。

短歌の今野寿美さんがセミナーで話したことですが、何人かで選考する場合、評価は割れるそうです。いいと思って推したものが、他の選者の意見により佳作などになってしまうこともあり、残念な思いをすることもしばしばとか…
俳句においても同じなんですね。先生により評価が違ってきます。それで、ちょっと楽しみなんです。
今日は最初からいきなりミニ句会でした。なんだかんだ理屈を聞くより先ず作ってみしょう、そして句会という形式を覚えましょうということですね。時間がなかったので、さわりだけで終わってしまいましたが…。次回は本格的に句会をします。


”葡萄は青春そのもの”

2014-05-22 23:52:16 | 花子とアン

 

Photo“それは純粋の日本ブドウで粒は大きく、色は薄紫色で全体に粉がふいている。その粒がまたきわめて大粒で一房一房がきっちりと生っていた。

 

 口の中に入れるとトタンに口の中でとけてしまうその美味といったらたとえるものがない。“なんといっても甲州の日本ブドウが一番好物である。”

れは村岡花子のエッセーの一部ですが、「花子とアン」のオープニングのタイトルバックに出てくるあのブドウは、これだと思うんですね。

 タイトルバックの前半はプリンスエドワード島、そして後半にこの日本のブドウが出てきます。村岡花子さんは、青春時代を甲府で過ごしていますが、薄紫のブドウにはさまざまの若い歳月の思い出がこもっていて、これを味わうとその当時の喜び!悲しみ!がまざまざとよみがえってくると言っているんですね。甲州ブドウは花子の青春そのものなんです。

このエッセーは1969年(昭和44年)に書かれたものですが、村岡花子さんが青春時代を過ごしたのは明治から大正にかけて、ブドウといったら甲州という時代だったのでしょう。

林真理子は28年前に「葡萄が目にしみる」という本をだしています。勝沼を舞台にした自身の甘酸っぱい青春時代を書いたものですが、青春小説の最高傑作などと言われています。この”目にしみた“ブドウもきっと甲州にちがいありません。Umeさんもこの甲州ブドウのある風景が大好きです。やっぱりumeさんにとっても葡萄は青春でしょうか


"パン紀行~FUKA-FUKA-PAN"

2014-05-20 21:12:06 | 山梨の食べ歩き

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韮崎の石窯パンの帰りに寄ったのが甲斐の「FUKA-FUKA-PAN」。
山の手通りを行くと、何やらテラスに人があふれているではないですか。この人の波は何?と思ったら、皆さんテラスでパンを食べていたんですね。
これは絶対帰りに寄って行こうと決めて、ネットで調べたところ、昨年東京から移転してきた人気店でした。

Fukafuka_2_2 Fukafuka_3_3
石窯パンも買ってきたところでしたが、中に入ってびっくり!その種類の豊富さです。4時過ぎていましたが、次から次に焼きあがってきます。午後7までの営業だそうですよ。
このカレーパン(写真左)は絶品!今まで食べた中で一番美味しかったです。他に、デニッシュが充実していました。これ全部デッシュ(写真右)ですよ。どれもこれも美味しそうだったので、ほとんど全種類買ってきました。それにしても、こんなに美味しいパン屋さんが近くにある人が羨ましい!!因みにumeさんが本当に好きなのは、フランスパンです。


”峡北散策”

2014-05-19 17:43:56 | 山梨の町歩き

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エレクトロン韮崎文化ホールのすぐ近くに「石窯パン ド・ドウ」というパン屋さんがあります。ホールにおいてあったチラシを見て行ってきたのですが、何とも趣のあるお店です。窯はオーナーが試行錯誤して作ったもののようで、入り口にでんと据えてあり、外から薪をくべて火を焚き、中でパンを焼くようになっています。開店してまだ間もないようで、種類はたくさんありませんでしたが、薪の火で焼いたパンはどんな味か…ほうれん草やカボチャなど季節の野菜を使ったパン等買って帰ってきました。

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帰りは、新緑を散策ということで、来た道とは違う茅ヶ岳広域農道に出て、ドライブを楽しみました。道路の両側はニセアカシアが満開!こちらの木々は大木で、その大木に、白い房状の花がなん百とついている様子は実に見事でした。

 

そしてしばらく行くと、真っ赤なポピーポピーポピー!!
なんでこんな所に…思わず車を急停車(後続の車に気をつけて)。
南アルプスの山々を背景に咲くポピーはちょうど見ごろ、実にいい時にきたものだと大感激!


”10弦のギターの音色は…”

2014-05-18 23:57:19 | 日記・エッセイ・コラム

Photo きょうは、ごく身近な人のギターの発表会があり、東京エレクトロン韮崎文化ホールに行って来ました。

 館内は、きっと宝塚公演なんかある日は人々々で溢れかえっているのでしょうが、今日は他には何の予定もないらしくとても静かでした。
そんな静かな中で行われたのは、山梨県のギター奏者の第一人者である相川達也門下生の発表会。

 マイクは使いません。生のギターの音色を楽しんで下さいということでしょう。だから、聞く方も物音ひとつ立てずに静かに耳を澄ませます。
知人は、ショパンのノクターンを演奏しました。浅田真央ちゃんが、
 ソチ五輪の女子フィギュアスケートのショートプログラムに選んだ曲です。

 無伴奏のギターというのはとてもいいものだなぁと思いましたね。目を閉じてじっと聞いていると、いろいろな想像の世界が広がっていきます。いつしか、その世界で主人公になっていました。

 相川先生は、10弦のギターを弾く数少ない奏者だそうですね。今日初めて相川先生の10弦ギターの演奏を聴いて、その魅力に取りつかれてしまいました。
6弦と10弦では歴然の差があります。本当に素晴らしい音色です。今日は、ダグラスの「この素晴らしき世界」とサルディバルの「花祭り」の2曲を聴きましたが、もっといろいろ聴いてみたいなぁと思いました。


”ネガティブな感情”

2014-05-17 23:57:45 | 日記・エッセイ・コラム

Bara ”曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよい ものにちがいないと思うの”
こう信じて花子は、逆境のなかを必死に駆け抜けながら、曲がり角だらけの人生をタフに生きていきます。

 でも、現実には、曲がり角の先には良いことばかりがあるわけではありません。
予期せぬ落とし穴が待っている場合もあります。この落とし穴にはまり、このところネガティブな感情に陥ってしまいました。

 「否定的な感情の背後には、必ず何らかのロジックがある。そのロジックを突き詰める勇気がなければ、いつまで経っても心の「屋根裏部屋」は手つかずのまま放置される。それが心の負担になっていく。」

 脳科学者の茂木さんはこう言っているのですが、全くその通りで、このロジックを突き詰める勇気がなければ解決は永遠にありえないと思うのです。
ストレスで、夜中に飛び起きるような日々はこりごりなので、ちょっと手強いけど、早く解決しないと…


"柿は女たちの生命の木”

2014-05-16 23:18:57 | 俳句&短歌

 

Photo 5月の句会の兼題に「柿の花」が出た。
ume
さんの生まれ育った家には、両手では抱えきれないほどの大きな柿の木が何本も植えられていた。
 
目の覚めるような柿若葉の中に花を見つけることは難しいが、散った花を見つけることはたやすい。
 
その時期になると庭中にぽろぽろと零れていて、散って初めて咲いていたことに気づくというような地味な花である。
 
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この兼題が出たあとジュンク堂書店に行く機会があり、柿に関する興味深い本を見つけてきた。柿好きで有名な俳人がいる。

“禅寺丸の実り訪(と)はなむ柿好きの坪内稔典霜月のなかば”

と歌人の今野寿美さんが歌にも詠んでいるように、その俳人とは坪内稔典さんだ。その稔典さんのエッセーをまとめたのが「柿日和」。
 
柿のことばかり書いてある。

「柿は多くは、娘が嫁に行くとき里からもっていったのだといふ。やがてその死んだ日、里からもっていった柿の木で焼いてもらふのである。柿の木の成長は、又自らの死の近づく事を意味してゐた。さうして村人には深い印象をあたへた木であった。」

これは有吉佐和子の小説「紀ノ川」の一節である。昔はどの家にも柿の木が植えられていたのは、こういった意味があったのだ、合点がいった。
自分が死んだら、自分がもっていった柿の木の枝で焼いてくれ…という”静かに生きて閑に死んでいった”昔の女性の生き方を象徴するような話で、切ない。柿は女たちの生命の木だったのである。
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こうして作ったume
さんの句は、二つの句会でそれぞれ特選を頂いた。柿の花は生家の思い出と共に忘れられない花である。


”脳を活性化する絵って?”

2014-05-15 19:57:24 | 市民講座

5_15_ringo”脳の活性化に効果的な「臨床美術」の手法を取り入れて絵画を楽しむ”という魅力ある講座が今日から始まりました。

 いったいどんなことをするのだろうか…ちょっとワクワクしながらの参加です。
今日はウォーミングアップということで、先ず筆の使い方と色の使い方の勉強です。

 子供が口にしても害がないパステル。これを使ってリンゴを描きます。

5_15_ringo2 自分らしい、絵を描くということが目標で、こんな絵に仕上がりました。

 台紙に、色紙3色をデザインして、額に入れると、様になります。一つとして同じものがなく、世界で一つだけの作品が出来上がりました。さて、来月は…