梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

伊藤詩織さん勝訴

2024-02-11 10:32:27 | ニュース

昨日の毎日新聞の社会面
伊藤詩織さんの記事が堂々と載っていた

自民党の杉田水脈議員と伊藤詩織さんはずっと対峙していた
最近こそは性暴力に対し、被害者が声を上げるようになったが、
伊藤さんが声を上げた時は、まだまだ理解がなかった
ゆがんだ正義の正体

伊藤さんは、枕営業だというような理不尽な中傷をSNSなどで受け続けた
それに対し、杉田議員は何回も「いいね」を押し続けたのだ
伊藤さんは、この中傷に対し名誉棄損で損害賠償を求めた

一審では棄却されたが2審の今回は賠償が決定した
中傷したということが「認められた」ということだ

長い年月を要したが、この伊藤詩織の勇気が後の今の状況に繋がったと思う
本当に「世界で影響力のある100人」だと思う

この問題をづっと追い続けた毎日新聞(記者)の記者魂を感じた

新聞~何を伝えたいのか

2023-03-30 17:32:04 | ニュース

一度読んで気になっていた新聞記事
3月28日に毎日新聞に載っていた

<黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」>
という見出しでネットにも載っている
これを読んだ時、又かと思った
学校現場は、異常だ
この記事は、高校3年の男子生徒が、髪形を理由に卒業生用の席に着席することを認められず、
二階席に座らされて、返事もできなかったということだ

こういった出来事は、表にはで難い
umeさんは、この出来事を掴んで、記事にする記者がいることにまず拍手をおくりたい
学校側としては、「髪型の校則違反」だからでお終わる出来事だったはずだ
だが、記者が問題としたのは、その髪型のルーツなのだ
米国籍の父親を持ち、そのの黒人文化の伝統的な髪を編み込む形

本人にすれば、自分の人権を否定されたと思うだろう
こうして新聞の記事になり、学校側も配慮の無さに気づくだろう
次の日の新聞には、教育委員会が記者会見して、
髪型についてはあいまいな答えをしたが、返事をさせなかったことについては
配慮が足りなかったと認めたようだ

やっぱり新聞の力は強いナと思う
この生徒にとって、一人でも認めてくれる人がいたことは、
これからの人生も違ってくるだろう

この記事は幸長由子記者の署名入りだった
これからも新聞記事に期待したい

伊藤詩織VS杉田水脈

2022-10-29 11:04:25 | ニュース

昨日と今日、「上」と「下」で掲載された記事の「下」
20日に、SNS上のいいねの是非についての判決が下りた
伊藤詩織さんが杉田水脈氏を提訴した判決だ
逆転勝訴だった!!

伊藤さんについては過去3回ほど書いている
2020年8月20日
2021年12月1日
2022年1月26日

杉田水脈という知名度の高い人物だから
国会議員として発信力があるから
フォロワーの数が多いから
他にも発信するツールを持っているから

一般人がいいねを押してこのような判決が下りることは無い…
とこの中では弁護士が語っている
とは言っても、何とか規制は必要だ

「指1つで押す行為がどれだけ苦しいことかと、
今回の裁判の判決で示していただけた。このような結果が出たことは、
大きな一歩だと思っています」伊藤詩織さん 20日午後2時

伊藤詩織さんが道を切り開いてくれたのだ
何も出来ないけれど応援をしていきたい…

伊藤詩織さん2審も勝訴

2022-01-26 14:59:13 | ニュース


ジャーナリストの伊藤詩織さんが、1審に続き2審も勝訴した
今日は全国紙をまとめて買ってきて読み比べてみた
取扱いも内容も変わりはないが
毎日新聞の記事中の写真が秀逸である

伊藤詩織さんというと、いつもきりりとしたイメージだ
はっきり前を向きて戦っているぞ!という強い意志を感じる
だが、この写真はどうだろう
一瞬を切り取ったものだろうが、
この日の彼女の気もちがはっきりと分かる
「よかったなぁ」と思える写真だ

伊藤さんについては過去に書いた記事がある
2020/8/20
2020/9/25
2021/12/1

事の発端は2015年に遡る、性被害を受けた伊藤さんが、
そのことを公にしたことが始まりだ
7年の歳月がたっている
そして、ようやく2審勝訴を勝ち取った、だが
元記者の山口氏は控訴するという…

誰が見ても山口氏の部は悪い
合意があろうがなかろうが、薬を使おうが使わなかろうが
世の女性はみんな分かっているのだ
山口氏の本性を…

この伊藤さんの笑顔に救われた
撮影した宮武祐希記者に感謝!





伊藤詩織さん勝訴

2021-12-01 15:16:36 | ニュース
ジャーナリストの伊藤詩織さんに関してはずっと注視してきた
1年3ヶ月前、伊藤詩織さんに関する
「ゆがんだ正義の正体」を書いている

昨日、伊藤さんを中傷するツイートと、
そのリツイートについての判決があった

伊藤さんの勝訴となったのだが、770万円の慰謝料は88万円になり、
投稿削除と謝罪広告は認められなかった
だが、はすみさんのツイートをリツイートした2人に対しては、
それぞれ11万円の支払いが命じられた

伊藤さんは≪他の人の表現でもリツイートは自分の表現行為と認められたことは、
SNSを使う環境下でとても大切な判決だったのではないか≫と記者会見で話している

リツイートは自分には責任は無い?
と思いがちだが、自分の表現行為とみなされる前例となった
これは伊藤さんが苦しみながら勝ち取った大事な判例だ
心にとめておきたい…

新聞の一面は薬物で挫折&最年少四冠

2021-11-14 15:10:32 | ニュース

快進撃を続ける藤井聡太さん
今日の毎日新聞には、四冠を伝える記事が踊っていた
とっても強いヒーローを見ているような感じだ

そして同じ紙面には、
「迫る」挫折の人生のやり直しという記事が…
両方とも、一面を大々的に飾っている

藤井四冠と並んで大きく取り扱われたこの人物は
「元NHKアナウンサの塚本堅一さん
薬物で逮捕されたその後の人生を追ったものだった

事件が事件だけに、大きくメディアに取り扱われた
自身がゲイだということも記事にされた
その時、アナウンサーとして放送する側と
被疑者としての立場の違いを痛切に感じたという

この記事は、どのようなやり直しのきっかけがあり
どのようにやり直してきたか、一面に続き三面にも載っている
全部内容を伝えることは出来ないが、
umeさんはこの記事を読んで、新聞ってやっぱり凄いなと思った

SNSや週刊誌の記事は、昨今どのように読んだらいいのか分からない
記事により傷つく人がいるということは、多分信用できない内容もあるのだろうし、
面白おかしく、売れればいいというのもある

この塚本堅一さんの記事は、本当に読みごたえがあった
そして、こういう記事が書ける記者がいて、新聞がある…
この記事は「取材・文 安達恒太郎」と記されていた




釈明か・言い訳か

2021-07-29 22:09:19 | ニュース

≪山梨県教育委員会幹部らが今月25日、
教育関係者ら計12人前後で昼食付きのゴルフをしていたことが、
県教委などへの取材で明らかになった。≫

このニュースに、これって本当に山梨県のこと?と耳を疑った
山梨県はコロナ感染症予防に対する意識が高く、
知事を始め、県民一丸となって予防に徹してきた
よもや、知事のお膝元で綻びが起きるとは…

≪「東京オリンピックが感染対策を徹底して実施されている。
対策すれば、同じスポーツのゴルフも開催していいのではと判断した」と釈明した。≫

この釈明には、起きたことよりもっと驚いた
何と、東京五輪を言い訳に使ってしまったのだ
今回の五輪は、皆いろいろな困難に立ち向かいながら臨んでいる
そして、世界中の人たちが無事に終わることを祈っている
その東京五輪と、自分たちのゴルフは一緒か?

釈明とは
自分の立場や考えを説明して、誤解や非難を解き、理解を求めること。

この釈明には、到底、理解は得られないだろう

負の連鎖…

2021-02-12 15:07:13 | ニュース

梅が満開🌸
西病棟十階からの梅見かな 石崎京子

NHK俳句の一位の俳句は、コロナ禍を思わせる。
病棟から見る梅見は、コロナ感染症でなくても切ない。
梅は桜と違い華やかさはない。
寒さに耐え、健気に小さな蕾をつけ、真っ白な花を咲かせる。
コロナ禍も、今しばらく耐えなければならないだろう…

このところの大きなニュースは「女性蔑視」。
とにかく、森さんを辞めさせる迄徹底的に攻める…というような構図だ。
ニュースをみていると、関係ある人を片っ端から取材して意見を求め、
求められた人は、自分の本心というより、世間から言わされているという印象だ。

日本の長い歴史の中には、男性優位の時代があった。
umeさんが子供の時には、愛人(昔はお妾さんと言っていた)を何人も囲っている人がいた。
誰もそれを咎めもしないし、愛人もそれに甘んじていた。
長い時間をかけて意識を変えてきたが、まだ少しはそういった考え方が残っているだろう。

森さんの今回の発言の背景には、日本の歴史と言うのも一つにはある。
今、わいわい騒いでいる人も、
自分にそういった考えがあるから問題にしたのだと気づくべきだ。

会長辞任という晩節を汚してしまったことは、本当に残念だと思うが、
世間が女性蔑視に目を向け、自分は一体どうなんだろう…と
他山の石として考えていくことがいいのではないか…と思う。

世界で影響力のある100人

2020-09-25 15:02:50 | ニュース

昨日は何の理由かわからないが、突然花火があがった。
結構長い間ドカンドカンと空を揺るがせ、行く夏を惜しむかのようだったナ。

世間の目は節穴ではなかった。
伊藤詩織さんが世界で最も影響力のある100人に選出された。
歪んだ正義の正体でも書いた通り、
伊藤詩織さんについては注目をしていた。
このような形で世界中から注目を浴びることとなり、
彼女の行動は一定の成果をだせたのではないだろうか。

泣き寝入りという言葉がある。
性被害については、このいう人が多いのではないだろうか…
どこに行っても興味本位で聞かれるし、家族も反対をするだろう。
自分さえ我慢をすれば…

これで、#MeToo運動がすこしでも後押しされればと思う。
女に生まれたばかりに、越後屋に売られていったあの時代ならともかく、
声を上げよう…