梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

プレバト俳句~フライドポテト

2025-01-31 15:20:48 | プレバト俳句



題:フライドポテト

1位 才能アリ71点 かたせ梨乃
   元彼からLINE小春の朝マック
2位 才能アリ70点 HAN-KUN
    口元に君からポテト春隣
 添削 口元へポテト春隣の君と
3位 凡人60点 南條庄助
    君待ちてポテトしなしな息白く
 添削 息白く君待つポテトしなしなに
4位 才能ナシ35点 山崎怜奈
    塾帰りかじかむ指に油染む
 添削 塾帰りのポテト悴みつつつまむ
5位 才能ナシ30点 秋元真夏
    母が練る遠足風の冬休み
 添削 居間にレジャーシートポテト気分の冬休み

4級で現状維持 ◆蓮見翔
    カフェラテとポテトで粘る冬の夜
 添削 カフェラテとポテトで粘りゐる寒夜
特別永世名人でガッカリ ◆梅沢富美男
    キーを打つ炬燵ポテトは箸で食ぶ
 添削 箸で食ぶポテトや キーを打つ炬燵

元々が俳句の体をなしていないと、添削も容易ではない
兼題も難しかったかな
俳句には、作りやすい題と作りにくい題がある
今回の題はとても難しい
何だか分けの分からない句のオンパレードとなっている

蓮見翔の句の添削は
    ポテトで「粘る冬の夜」
    ポテトで「粘りゐる寒夜」
「ゐる」とすることで、時間の経過を表わすことが出来る
お見事と言うしかない
お題に沿っているか
季語に忠実か
の他に、こういった細かな点にも心を配って作りたいものだと思う

プレバト俳句~NGシーン

2025-01-25 15:19:23 | プレバト俳句

NG出しストーブの輪から遠ざかる  おいでやす小田

題:NGシーン
1位 才能アリ70点  おいでやす小田
   NG出しストーブの輪から遠ざかる
添削 NG出しストーブの輪に遠く居る
2位 凡人60点  篠原ゆき子
   熱燗やさっきの長台詞ここでなら
添削 台本の台詞いまならおでん酒
3位 凡人50点  本多力
   アドリブが出ずに下向くふきのとう
添削 アドリブが出ず冬草に目を落とす
4位 凡人40点  関水渚
   苦手な音寒さで噛んだということに
添削 サ行また寒さで噛んだことにする
5位 才能ナシ25点  藤岡真威人
   失敗に頬染めるさま寒椿
添削 台詞まちがえて寒椿のシーン

名人9段で現状維持 ◆森口瑤子
   撮影所の門扉冷たし吾は未熟
添削 撮影所の門扉冷たし吾に硬し

特別永世名人お見事! ◆梅沢富美男
   カチンコは四度目太秦の寒夜

いつも感心するのは、夏井先生の添削だ
今回はこの添削を見てみよう

①   ストーブの輪から遠ざかる
 添削 ストーブの輪に遠く居る
②   さっきの長台詞ここでなら
 添削 台詞いまならおでん酒
③   出ずに下向くふきのとう
 添削 出ず冬草に目を落とす
④   寒さで噛んだということに
添削  寒さで噛んだことにする
名人  門扉冷たし吾は未熟
添削  門扉冷たし吾に硬し

こう並べると、どのように添削をしたかが一目瞭然
同じ事を言っているのだが、言葉のチョイスが抜群だ
森口の句は 未熟⇒硬し となっているが直接未熟と言わないで、
その未熟さを硬しと言う言い方に代えている
我が師匠には、俳句は「物に託す」と教えられているが、これがそういうことだろう

何度も何度も推敲して、ようやくこういった句が作れるようになるのだと思う

プレバト俳句~冬麗戦2025

2025-01-20 14:59:09 | プレバト俳句


題:大ピンチ
【予選ステージ】
1位決勝進出 森口瑤子 名人9段 本番は明日風邪蔓延の稽古場
2位決勝進出 横尾渉(Kis-My-Ft2) 永世名人 新札は不可凍星のパーキング
3位決勝進出 千原ジュニア 永世名人 難病や膝の外套握り締む
4位 清春 通常挑戦者 冬帝のライブ血指のストローク
5位 矢柴俊博 通常挑戦者 千五百グラムや春を待つ嬰児
6位 森迫永依 2級 冴ゆる夜のロストバゲージ星条旗
7位 藤本敏史(FUJIWARA) 永世名人 トランジット失敗寒影のモーテル
8位 水田信二 通常挑戦者 ビストロは師走ソムリエ鼻詰まり
9位 犬山紙子 1級 再検査告知さらりとクリスマス
 添削 デスクに聖樹さらりと再検査告知
10位 梅沢富美男 特別永世名人 朽野や我が病の名ひとづてに
 添削 朽野や我が病名をひとづてに



【決勝ステージ】
1位 千原ジュニア 永世名人 病窓は暗闇慣れぬ尿瓶凍つ
2位 森口瑤子 名人9段 開演ブザーチケットは着膨れのどこ
3位 横尾渉(Kis-My-Ft2) 永世名人 終電の聖菓保冷剤は温し

この日の放映は他の査定も含めて、3時間に及んだ
予選ステージまではしっかり見たのだが、決勝ステージはうつらうつら状態…
長かったなぁ

冬麗戦を制したのは千原ジュニアだった
順当な成績だろう
添削されたのは2句だけだったので、みんなそれなりに上達をしたように思う
兼題が「大ピンチ」ということで、芸能人には作りやすい題だったかもしれない
それぞれの句の説明(エピソード)を聞くのは楽しかった

唯、プレバト俳句の特徴と言うか、夏井先生の添削の影響か、
句またがりや破調が多いのが気になった
とは言え、これが悪いわけではない
最近ある結社の俳句を見ていたら7.5.5の句を多く見かけた
ちょっと新しい気がした
5.7.5を入れ替えてみて、その方がいい場合もある
しっかり推敲して作るというのがいいのかなと、今回は感じた



プレバト俳句~おみくじ

2025-01-10 15:22:27 | プレバト俳句

初蹴りはハットトリック初雀  髙地優吾

題:おみくじ

1位才能アリ70点 髙地優吾
   初蹴りはハットトリック初雀

2位凡人45点 金ちゃん
   船出かなより良い明日へ冬の朝
添削 初みくじ船出のごとき朝の風

3位才能ナシ37点 伊原六花
   迎え春日当たる場所へ25の壁
添削 おみくじを結ぶ春日の当たる場所』
添削 春の日や25歳の壁に立つ

4位 才能ナシ35点 大友康平
   初神籤花びら見据え徒手空拳
添削 徒手空拳花のごとくに初神籤

5位 能ナシ30点 みりちゃむ
   寒空にせ~ので見るよ恋模様
添削 それぞれの恋のぞき込む初みくじ

2級へ1ランク降格  ◆森迫永依
   冬晴れや吉凶よりも腹の虫
添削 冬晴れや吉凶わらふ腹の虫

特別永世名人・ガッカリ… ◆梅沢富美男
   枝数多吉凶咲くや初みくじ
添削 吉凶を咲かせ初みくじの御空

2025年に入り初めてのプレバト俳句だったが、才能無しが多く、
ちょっと残念な回だった
正月だからお手本になるような「めでたい句」が欲しかったナと思う
梅沢名人の、凶の字が入る言葉は使わなかったほうが良かったのではと思う

umeさん達も1月8日に句会があった
正月になって初めての句会なので、このことを初句会という
この日の兼題は「湯豆腐」と「狐」だった

狐の兼題は、ほとほと困った
身近ではないので浮かんでこない、
だが、驚いたのは、子別れの狐を詠んだ人がいる
牙をむいているシーンだ
実際に橋の上からその場面に出くわしたということだ
この地域は自然も多いし、川や杜もあるのでおかしくはないのだが…
リアルと言うのは強いナと思う,かなり高得点だった

umeさんは湯豆腐の句で特選を貰った
これは、推敲に推敲を重ねて最後にイメージ通りになった句で、
推敲の大切さを勉強した
正月早々よい経験だったかなと思う






プレバト俳句~銭湯

2024-12-07 14:29:50 | プレバト俳句

5巻がない除夜のコインランドリー 蓮見翔

題:銭湯 

1位才能アリ70点 西岡徳馬
   雷鳴に女湯の声くぐもりて
2位凡人60点 池田鉄洋
   壁越しのドライヤーの音君待つ冬
添削 君を待つ冬かべ越しのドライヤー
3位凡人40点 松本利夫
   凍る朝湯の中にあり人の知恵
添削 湯に入れば人の知恵湧く冬の朝
4位才能ナシ10点 村重杏奈
   湯冷めしておばにおこられこたつみかん
添削 銭湯や湯冷めするなとおばあちゃん
5位才能ナシ5点 藤田憲右
   体育の日ビリになってもせんとうだ
添削 ビリもまた良し体育の日の銭湯

1ランク昇格 ◆蓮見翔
   5巻がない除夜のコインランドリー

名人1つ前進 ◆中田喜子
   「蛍の光」掛け湯忙しき湯屋柚子湯

今回は点数を見ても分かるように初心者の句が多い
夏井先生も、添削に難儀すると思うのだが、
この番組が評価されるのは。上級者ばかりでなく、
こういう人達も出場できるからだろう

話は変わるが、以前、ウリナリ社交ダンス部とか、
金スマの社交ダンス企画と言う番組があった
初心者が大会に出て勝ち上がっていく番組だ
ダンス関係者の中には、芸能人だから審査に忖度がある等という人もいた
しかし大概の人は、同じフロワーで芸能人と一緒に踊ることを楽しみにしていた
そして、なによりダンスを知ってもらう絶好のチャンスと捉えていた

このプレバト俳句も、夏井先生の「俳句の種を蒔く」の一環
色々な人が出て、いろいろな句を作り、いろいろな評価が有り
俳句が広まっていく…これでいいのだと思う



プレバト俳句~撮影の休憩

2024-12-01 16:50:27 | プレバト俳句

冬の暮子役がくれるガム硬し  千原ジュニア

題:撮影の休憩

1位才能アリ70点 野村麻純
   缶コーヒー壺装束の日向ぼこ
2位凡人50点 松下由樹
   足袋重ね自製みそ汁暖を取る
添削 ジャーにみそ汁 足袋重ね履く ロケ現場
3位 凡人47点 西村真二
   敵役と輪になりすする粕汁や
添削 敵役と輪になり晴れ待ちの粕汁
4位 才能ナシ37点 純名里沙
   チャルメラの湯気立つ夜空降る笑顔
添削 ラーメンの振舞い極寒のロケ地
5位 才能ナシ30点 石井正則
   江戸を出て髷でコーヒー時雨傘
添削 髷のまま珈琲飲みに出て時雨

2級へ1ランク昇格 ◆的場浩司
   冴ゆる夜や野の石拾う老殺陣師

永世名人40句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
   冬の暮子役がくれるガム硬し

とにかく難しいお題である
出演者は全員芸能人だから、よく知っている現場ではあるが、
それを俳句に詠み,しかも季語をそれに入れるのは難しい

夏井先生とすれば、題に忠実にと句意にあった季語を使うが第一だ
そして、本人の句を大事にして、作った句意とは違う添削をしない
それをしてしまうと、本人の句ではなくなってしまうからだ
だから、いつも思うのだが句切れになったり、7.7.5など破調になる
決して調べの良い句にはならない
夏井先生は、添削に非常に苦労していると思う

umeさんの所属する句会の先生は添削をしない
どこが良かったか、どこがダメだったかはアドバイスをする
「じゃどうすればいいですか?」と言う人がいる
「自分で考えろよ!」だ。

夏井先生はかなり丁寧に駄目な点について説明してくれる
最近はそれが、凄く腑に落ちる
結果を見るだけでなく、直接アドバイスを聞くのが良いと思う。



プレバト俳句~大観衆

2024-11-08 14:47:50 | プレバト俳句


題:大観衆

1位才能アリ70点 清春
   良夜なりフロアを包むアルペジオ

2位凡人60点 MINMI
   万人の歌声ひとつ名残の月
添削 万人の歌は一つに月のぼる

3位才能ナシ35点 黒沢薫
   秋風や歓び舞台へ運びゆく
添削 歓びを舞台へ金風の歌を

4位才能ナシ30点 山口智充
   ゆれすすきいつかはフェスと夢見る日
添削 いつか我が歌を大観衆へ秋

5位才能ナシ25点 水森かおり
   ペンライト振れども散らぬ照紅葉
添削 ペンライトのごと夜を照らさるる紅葉

永世名人28句目に掲載決定 ◆横尾渉
   星月夜六万人の大合唱

永世名人38句で掲載ボツ ◆村上健志
   靴音にライブの余韻月の坂
添削 靴音に余韻ライブの月の坂

今回は散文的について書いてみよう
散文的とは、文章のように作る事だ
今回は、村上がこれで先生に痛烈に批判された

 靴音にライブの余韻月の坂
これは、靴音にライブの余韻が残っていますよがないだけの文章だ
いろいろ分かっている村上にしては、どうした?というような初心者的ミス
他の3位以下の句もこれで才能無しとなっている

1位の句と横尾の句を参考にすれば良い
横尾はいつもの破調ではなく、定型句で成功した
こなれて来たと言う感じだ




プレバト俳句~外食

2024-11-03 16:42:08 | プレバト俳句



題:外食

1位才能アリ70点 山﨑ケイ
   良夜なりすっぴんママのワイン会

2位凡人67点 三倉茉奈
   吾子抱えつまむ秋刀魚は骨多し
添削 吾子抱きつ食むや秋刀魚は小骨ごと

3位凡人60点 すみれ
   秋の宵ビブとあなたと白ワイン
添削 ビブの子と夫と秋夜の白ワイン

4位才能ナシ30点 菊地亜美
   ランチ寿司ひとりで頬を赤く染め
添削 寿司つまむ一人の昼や一献す

5位才能ナシ15点 松丸友紀
   ママ友会エンドレスなる夜もみじ
添削 夜の紅葉ママ友会はエンドレス

永世名人38句目に掲載決定 ◆村上健志
   秋爽の皿やオリーブオイルの黄

永世名人39句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
   二軒目へ行く汝帰る吾薄月夜

今日は文化の日
あちらこちらで、文化祭が行われた
umeさんも会場に足を運で、ぐるり一回り
俳句を見る機会があった
笛吹市は何と言っても飯田蛇笏・龍太の故郷なので、
どの会場にも俳句が展示されている

皆さんベテランで、才能アリ70点以上の句ばかりだ
だが、よく見ると無難な句が多く新しさが見られない

村上の句はどうだろうか
オリジナリティーがあり、おしゃれで新しい
千原ジュニアについても、工夫がある

これからはこういった句にも挑戦したいものだ


プレバト俳句~100点満点

2024-10-19 23:46:00 | プレバト俳句


題:100点満点
1位才能アリ70点 望月理恵
   山粧う三面鏡に百の母
添削 星流る三面鏡に百の母

2位凡人60点 ニシダ
   数式にエナドリの染み降り月
添削 数式にエナドリの染み星流る

3位凡人50点 薮宏太
   誤字減点泣きべそ帰路に色葉散る
添削 誤字減点泣きべその帰路鰯雲

4位才能ナシ25点 青山祐子
   焼けた顔赤土で歓喜秋実る
添削 赤土のコート歓喜の秋高し

5位才能ナシ20点 笠松将
   まつりの後満点の月懐く風
添削 満点の月や祭の後の風

 2級へ1ランク昇格 ◆こがけん
   枝豆を買うダイハード放映日

 ガッカリ… ◆梅沢富美男
   百点に二重線あり豊の秋
添削 豊の秋闌け百点に二重線

~~~~~~~~~~~~~~~~
元々才能無しで、得点が最低だった人の汚名挽回の企画

今回は「季語が近い」ということについて書いてみよう
俳句では、これを「季語がつき過ぎる」と言う
1位と2位・3位ともこのことを指摘されている

「三面鏡」と「山装う」を取り合わせと言うが、
両方とも装うということで意味が近くて、説明的になっている
3位も又、「泣きべそ」と「色葉散る」の取り合わせが、
両方とも悲しい、淋しいという意味で、これ又近い

俳句を始めた当初は、兼題が出されるとその季語を一生懸命勉強した
そして、先ずその季語に近い句を作っていた
それが、良いと思っていた
衝撃を受けたのは、そういう句は駄目な句だったのだ
よくよく俳誌などを見ると、まったく違う取り合わせの句ばかり
季語を説明するような句は作ってはいけないのだと悟った

では、どこまで離すかと言うことは、夏井先生が以前NHK俳句でやっていたが、
「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺があるが、そんな微妙な離し方なのだ
これで成功したのが、
  枝豆を買うダイハード放映日  こがけん

夏井先生は、「季語「枝豆」と「ダイ・ハード」を取り合わせた効果の是非」
と言うことで、「取り合わせの感覚が掴めてきた」と大絶賛した
この感覚が大事なのだ
これを参考にすると良いだろう




プレバト俳句~乗り物のドリンク

2024-10-14 17:38:19 | プレバト俳句

タラップを降りてバスまで歩く秋  藤本敏史
題:乗り物のドリンク

1位才能アリ71点 小宮山雄飛
   缶酎ハイプシュッ車窓に鰯雲
2位才能アリ70点 山崎怜奈
   郷の駅コーヒー香る星月夜
添削 星月夜コーヒー香る郷の駅
3位凡人65点 知花くらら
   千筋なる月光伸びて珊瑚礁
添削 千筋なる月光珊瑚礁しづか
4位凡人48点 市川紗椰
   単線のカーブに耐える月見酒
添削 月の単線卓に傾くワンカップ

1級で現状維持 ◆犬山紙子
   車窓のぬるいお茶行けない二学期
添削 行けない二学期水筒のぬるいお茶

永世名人29句目に掲載決定 ◆藤本敏史
   タラップを降りてバスまで歩く秋

永世名人藤本の掲載決定の句は力が抜けていて、とても良い句だ
プレバトでは、みんな結構力んで作りがちだが、
この句は淡々と作っていて良い。
こういう句の良さが分かり、作れるようになるのには数年かかる。
umeさんも、今ようやっと結果が出て来たところだ

さて、今回は、語順につて考えてみよう
山崎怜奈と犬山紙子の句は、語順が入れ代わっただけの添削
これは我が句会でもよくあること
umeさんも何度となく指摘された
季語を先に持って行くとか、
有効的な言葉を先に持って行くとか…
理由は様々だ

作った後、しばらく置いてから見直すとか、
「舌頭に千転する」と言う言葉があるが、何度も繰り返し読んでみるとか…
そうすると見えてくるものがある