梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

プレバト俳句~コロコロ

2023-11-24 10:28:06 | プレバト俳句

初冬のラグかの愛犬の尨毛あり  河井ゆずる

題:コロコロ

才能アリ1位 河井ゆずる(アインシュタイン)
    初冬のラグかの愛犬の尨毛あり
才能アリ2位 YOU
    手入れして畳むセーター弛む歌
 添削 手入れしてたたむセーター弛む歌』
凡人3位 竹財輝之助
    コロコロする寒夜ルンバ充電中
 添削 コロコロする絨毯ルンバ充電中
凡人4位 辰巳琢朗
    重ね着でコロコロ使う孫の顔
 添削 コロコロを巧みに重ね着の孫よ
才能ナシ5位 山之内すず
    家族集うセーターから取る犬のぬくもり
 添削 セーターの毛をコロコロで取るしあわせ
 添削 コロコロで犬の毛を取るお元日

名人6段へ1ランク昇格 ◆皆藤愛子
    着膨れた背中猫の毛あちこちに

特別永世名人お見事! ◆梅沢富美男
    コロコロのミシン目ずれている四温
~~~~~~

今回はコロコロと季語の組合わせだ
1・2位はコロコロと言う言葉を使わなくて表現したちょっと上級句
あとは、あるある俳句で、誰もが経験している内容になっている

コロコロというような身近な題材だと、同じ発想になるのは否めない
だから、ベテランになると類想類句にならないようかなり勉強する
ただ、あまり離れすぎないことも大事

このコロコロで思い出すのは、猫好きの友人の家だ
ある日、3・4人で自宅に寄ったことがるが、
出してくれた座布団には猫の毛がついていた
本当に失礼だが、その座布団には座りたくないので、直に畳に座った
友人のセーターには、時折猫の毛がついていた

やっぱり、猫や犬など小動物を飼う家では、
コロコロは手放せないアイテムなのだろう
ところで、あの家のあの時飼っていた猫ちゃは元気だろうか…

金スマ~社交ダンス企画

2023-11-23 16:07:47 | スポーツダンス(社交ダンス)
先ほど、ダンス番組情報が入ってきたので掲載します
これは、番組でずっと追っている、浅田舞&蜷川博信組の競技会出場の模様です
~~~~~
2023年11月24日(金) 20:57~22:00 
2023年12月1日(金) 20:57~22:00 
TBSテレビ 「金スマ」にて、2週にわたり
社交ダンス企画が放映予定です。

11月24日 キンタロー・ロペス組との対決企画
12月1日  世界選手権
~~~~~

浅田舞&蜷川博信組については、世界選手権の出場資格を得て、
誰もが憧れのjdsfのユニフォームを手に入れた
だが、北海道の競技会がキャンセルされたりして、世界大会も不安視されていた
そんな中久しぶりの金スマでは、カップルの不仲が露呈された
そこで、助っ人として現れたのだキンタロー・ロペス組だ

明日は、大会への刺激剤としてキンタロー・ロペス組との対決企画となる
12月1日は、いよいよ世界選手権だ

プレバト俳句~メガネ

2023-11-10 15:44:29 | プレバト俳句

年の瀬の終電網棚に眼鏡  横尾渉(Kis-My-Ft2)

題:めがね

才能アリ1位70点 八嶋智人
   眼鏡落つ押しくら饅頭空を見る
凡人2位67点 矢柴俊博
   荒星を映すメガネや死体役
添削 荒星にメガネ冷えゆく死体役
凡人3位40点 山﨑ケイ(相席スタート)
   ねんねこや視力は似るなと同じ顔
添削 視力よき子であれねんねこの吾子よ
才能ナシ4位38点 飯尾和樹(ずん)
   指ワイパー払うメガネの冬景色
添削 指で拭くメガネきゅきゅっと冬景色
才能ナシ5位35点 村上(マヂカルラブリー)
   家の妻の眼鏡も白くあんこう鍋
添削1 鮟鱇鍋妻の眼鏡も曇りたり
添削2 鮟鱇鍋妻の眼鏡もほのぼのと
~~~~~~~
永世名人22句目に掲載決定 ◆横尾渉(Kis-My-Ft2)
   年の瀬の終電網棚に眼鏡

特別永世名人9句目のお見事! ◆梅沢富美男
   鼈甲のフレームにある小春かな

◆メガネは季語ではない。他の季語との組み合わせになる
「おしくら饅頭」とか、「ねんねこ」等と組み合わせているのは好感が持てる
両方とも今は殆ど忘れられた季語だ
それをあえて探してきたということは、歳時記を勉強しているからだろう

永世名人の横尾は、句またがりの句を相変わらず作っているが、
俳句としては1位の八嶋や3位の山崎のほうが、ほのぼのとしていいナアと感じる
やっぱり、定型の5・7・5で作って欲しいと思う

◆梅沢永世名人の今回の句は上手いなぁと思う
「鼈甲のフレーム」がいい。梅沢さんらしい句なのだ
梅沢さんの句はたびたび家族が出てくる。以前ブログにも書いたが、
「カーテンを開けた瞬間」2022/1
これが梅沢さんの真骨頂なのだろう


文化の日の三連休は…

2023-11-06 15:41:42 | 日記・エッセイ・コラム

パン盛り放題

昨年は北麓方面に紅葉狩りに出かけたが、
今年は、韮崎、清里方面へ行ってみた
初めてだが、韮崎にある信玄餅の金精軒が年に二度お祭りをする
その「秋の感謝祭」が魅力的だったので寄ってみた

金精軒は、八ヶ岳ブレッドと言う大きな看板がある建物と、
コーナーポケットのパン屋さんと同じ敷地にある
秋の感謝祭も三社が合同で行っているようだ
パン盛り放題は、このパン屋さんのイベンドだろう
この日は、行った時には48個が最高だった


金精軒さんでは、「おやつドラかわ」が人気!
直ぐに売り切れになるらしいが、手に入れた
一番感激したのは、「つきたて餅のお汁粉」これも限定80色
梨北米のもち米100%で,もちもちで美味しかった

北杜市方面は、大根や白菜、リンゴや柿が美味しい地域だ
JAの直売所は、行列が出来るほどの人気で、これまた寄ってみたが、
こちら方面に足を運ぶのもお薦めだ

プレバト俳句~夜更かし

2023-11-04 14:15:10 | プレバト俳句

吾子眠る秋のドラマをミュートで観る  丸山桂里奈

題:夜更かし

才能アリ1位70点 丸山桂里奈
   吾子眠る秋のドラマをミュートで観る
添削 吾子眠るミュートでドラマ観る秋夜
凡人2位50点 鈴木砂羽
   秋寒し家路につく朝千鳥足
添削 秋寒き朝よ家路へ千鳥足
才能ナシ3位25点 高橋恭平(なにわ男子)
   秋のあさゲームしすぎて目が開かない
添削 秋の朝眠しゲームをしすぎた眼
才能ナシ4位20点 水田信二(和牛)
   暗がりで骨の秋刀魚が睨んでる
添削 夜のシンク骨の秋刀魚の目が白い

名人初段で現状維持 ◆岩永徹也
   おはようの電話待つロンドンの夜長
添削 朝を待つ電話よロンドンは夜長

永世名人33句目に掲載決定 ◆村上健志(フルーツポンチ)
   夜食喰うもうない王朝を覚え

特別永世名人なのにガッカリ… ◆梅沢富美男
   夜半の秋即席めんを鍋のまま
添削 長き夜や鍋のまま喰う即席麺
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今回は、一番感心したのは1位の丸山桂里奈の句だ
「ミュートで見る」が良い。幼児を持つ親なら誰でも経験していることだ
眠ったら子供部屋にでも寝かせておけばいいのだが、
幼子を一人では寝かせられない…いつ起きるか分からないし
そばに置いて見守りたいのだ。親の愛情が感じられる良い句だ

他にも似たような季語がある「夜長」、「夜なべ」そして「夜更かし」
みんな似たような句になってしまいそうだ
日本語って豊かだけど、俳句にするには難しい

他の夜更けの句
  風邪の子と夜更颪をきき澄ます  福田甲子雄
  蛇笏死すと夜更けのわれを見てゐたり 松澤昭

大正~昭和に生きた女性たち

2023-11-02 15:48:42 | 日記・エッセイ・コラム

笠置シヅ子~「ブギウギ」を読んでみた

今期の朝ドラは、初日から朝ドラファンを魅了した
大正、昭和を生きた一人の女性を描いたものだが、
毎日が新鮮な驚きに溢れている

いったい笠置シヅ子とはどんな人物なのだろうか
どんな人生を送ったのだろうか
このドラマがなぜこれほど皆をひきつけるのか…

それは、シヅ子が生きた大正、昭和にある
今の若者には、「なんでそんなことが」というようなことが、まかり通っていた時代である
シヅ子も又その中の一人として生を受けた

2冊の本を読んでみた
1冊はNHKが出しているドラマの内容が書いてあるもの
もう1冊は、笠置シヅ子自身が書いた自画像だ
2冊を読み比べてみると、同じようで同じでない姿が浮かび上がってくる

シヅ子自身が書いた自画像は、自身の言葉で描いているので非常に生々しい
ドラマでは描き切れなかったことが次々と明かされて、実際は違うんだなアと驚く

ネタバレになるが、「二人とも日陰の子」と言うのが今後を予想させる重要なフレーズだ