今日の毎日新聞1面と3面に載っていた記事は、世の中に啓発する内容で読みごたえがあった
最後に記者の署名入りだった
新聞にはたまに署名入りの記事が載るが、署名入りとはどんな意味があるのかというと
【その人にしか書けない、その人が書いた事に意味があるということを示しています】
とあった。
今日の記事はXにも載っていたので見た方も多いだろう
中学時代に担任教師から受けた性加害について実名で公表し、
当時の同級生、保護者、隣の教室の担任教諭などの協力を得て、
加害者の担任教諭に謝罪させたという内容だ
被害者は何年たっても傷を引きづり、そこから抜け出せない
本当に勇気のいる決断だっただろう
この記事を読み進めるうちに、隣の担任教師の協力が大きな力となったことに、
読者は救われた
どの時点からか分からないが、記者はこの事件を追っていて、
実際に足で歩いて目で見て記事を書いている
で、どう言う顛末になったかと言うと、加害者がそのことを認めて「謝罪する」
事に追い込んだ
伊藤詩織さんの性加害もこのブログで取り上げたが、
世界で影響力のある100人
こういう問題は一筋縄ではいかない
沢山の被害者がいて、世の中に出ないことが多い
声を上げられないのだから
一部マスコミや週刊誌はスキャンダル記事をのせ、世の中を炎上させているが、
新聞は凄いナと思う
こういう事件を地道に追って、記事にする
告発した被害女性はこの記者に助けられただろうと思う
味方がいると思うだけで、勇気が出ただろう
記事の署名者は 黒田阿紗子さんでした