ある日、コンビニでくじを引いたら、缶コーヒーが1本当たった。
ボスのカフェオレだった。
私は、これと決めている缶コーヒーがあるので、
ボスのカフェオレは、隣の熟女に
「これ、飲んでくださいね」と伝えて、
とりあえず、会社の冷蔵庫へ入れておいた。
出勤した私の朝は、1本の缶コーヒーから始まる。
今日もやるぞと気合を入れる大事な朝だからこそ、
缶コーヒーの味には最もこだわりを持っている。
そのこだわりの缶コーヒーは、「ダイドーコーヒー」。
この味へのこだわりは、決して譲れない。
他の味では、駄目なのだ。
昨日の朝も、冷蔵庫に買い溜めてある、缶コーヒーを1本取り出し、
自分のデスクで飲み始めた。
ほとんど飲んだ。
3分の2は飲んだ。
そこで、缶を見てようやく気付いた。
これ、ボスのカフェオレやないか!
そんな、
ウカウカしてると、こうなってしまう夏が
やってきたのですね。
おはようございます。
おたまの朝は、遅い。
皆が朝食を食べ終わっているのに、
おたまは起きようともしない。
あやさん、お願いします。
あや「おきなさい」
あや「ほら おきなさいよ」
あっ、起きた!
あっ、また寝た。
こんな顔で、寝た。
あや「だめだ こりゃ」
ウカウカしてると、奪われちゃうぞ。
ウカウカしている私とかに・・・