うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

かたいと、こわい

2016年06月17日 | 日記

我が家のおじさんは、

パンが好きだ。

それも、とびっきり硬いパンが。

 

おはようございます。

そんなおじさんが、たまに買ってきてくれる

お気に入りのパンに、いつも手こずるのです。

 

私は、長い間、包丁1本でやってきた。

ペティーナイフとか出刃包丁とか、パン切り包丁など、

そんなものは持っていない。

包丁1本で、何でも切リ抜けてきた女だ。

幾度の引っ越しも、包丁1本さらしに巻いて、

流れてきました、この街に。

 

そんな私の元にやってきた、バケット乃介。

 私は、まず腰を落とし、立ち位置を確かめる。

納得いくまで確かめたならば、

右手に握り締めた包丁を、頭上に掲げ

そして一気に振り下ろす。

必殺:稲妻剣法だ。

 

が、しかし、バケット乃介も負けじと踏ん張る。

 

出た、焼き目が勝負の真剣白羽取り!

この状態で、

決して包丁を捕らえて離さぬバケット乃介に対し、

素早く金太郎の体位に切り替え、

秘儀:巻き割りで、力の限り叩き割るんだ。

 

そんなある日、

帰宅したおじさんは、

ガンガンガンと激しい音を立てながら、

無の表情でパンを叩き割る金太郎を目撃して、

恐怖の表情を浮かべたまま、

ただただ、呆然と立ち尽くすのだった。

 

そんなおじさんは、心がとても優しい。

だから私のブログのためにと

ネコの可愛い瞬間を

撮影してくれようと、奮闘しているのだ。

それでは、参りましょう。

おじさんキャメラマンの作品の数々を・・・

 

「眼を凝らして、見てごらん」

足の後ろに、可愛いネコが居るだろう?

 

 

「眼を凝らしたって、無駄なんだよ」

どうやったって、無駄なんだよ。

 

 

「ホラーな昼下がり 3章」

可愛い瞬間のはずだった。

 

 

いやいやいやいや

 

 

怖い怖い怖い怖い!

 

もっと、早く手を伸ばそう。

案外、素早いおじさんより、

早く、もっと早く、

カメラに手を伸ばそう。

そう固く心に誓う、おかっぱなのでした。