うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

虫の季節

2016年06月07日 | 日記

やっぱり、

虫も元気になってくる季節なんですよね。

 

昨日、会社の床をホウキで掃いていたら、

デスクの下から、

でっかい黒い、なにかしらの虫が出てきたんです。

カナブンのようなカナブンでないような、そんな虫が。

思わず、ぎゃっと声を出してしまったんです。

 

その声に、すかさず反応したのが、

会社の大先輩。

定年後の再雇用で、バリバリ働く、人生の大先輩。

「なに?どうした?」と声を掛けてくれたんです。

 

むむむむしが、むむむむしが・・・

と指をさすしか出来なくなってしまった私を見て、

大先輩は、おもむろにテッシュに手を伸ばしていた。

 

大先輩が虫を捕ってくれようとしている。

だがしかし、虫は苦手だか、憎い訳じゃない。

コイツを憎んでいる訳じゃないんだ。

大先輩が、テッシュで潰そうとしていたら、どうしよう。

そんくらいのことは出来る程の、

人生の荒波を乗り越えてきた爺ちゃんだ、いや大先輩だ。

 

私は咄嗟に、窓を開けながら

ほら、窓へ窓へ、ふわっと掴んで窓の外へ放ってください。

と、頼んだ。

 

大先輩は、ゆーっくりゆーっくりと、

しゃがもうとしている。

 

その殺気を感じてか、虫が動き出し、

なんか羽がちょっと開き始めているではないか。

それだけで、私はパニック。

 

来る、コイツ来るのか?

 

虫のトラウマが走る・・・

気付くと、いつも近くにハエが飛んでいる私だが、

蚊にもとっても好かれるようで、毎年すごい献血をしている。

滅多に刺さないと言われるクマンバチにも、否応なく刺されたり、

毎年この時期、どこへ行っても足長バチに追われてる。

ゴキブリは、顔に着地してくるし、

ムカデは鎌首をもたげて飛び掛からんとしていたんだ。

会社のデスクで座っていただけなのに。

そういえば、うんこがベランダに出ていた頃、

うんこは、ビービー鳴くセミを咥えたまま、

「母さ~ん 母さ~ん」と部屋に居た私を追いかけてきて、

卒倒したことがあったっけ。

おそらく1分程度、意識を失ったっけ。

 

走馬灯のように、脳内を駆け巡るトラウマが相まって、

私は、小刻みにジャンプしたり、もう滅茶苦茶だ。

 

ギャッ飛ぶー飛んじゃうー!

早く早くふぁーっと掴んで、ほら、こっちほらって、この窓へー

ほら窓に早く早くー

早く、窓に、放れやーーーーー!!

 

と、大先輩に、暴言を吐いてしまったのでした。

 

おはようございます。

そんな我が家に、怪しい影が。

おたま「なんか いるよ」

 

 

おたま「なに?なんだろ?」

 

 

おたま「ん?」

 

 

ぬーん

 

 

ぬぼーーん

 

 

あや「はい おわりー」

 

 

おたま「びっくり したぞー」

なんだろ?

ほのぼのやな。

君さ、夜中の蛾、あれぐらい捕ってくれないか?