うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

休日の花火と買い物

2016年08月08日 | 日記

今、全国的に花火のシーズンなのでしょうね。

先日、我が家のベランダからも、

打ち上げ花火が見えたのです。

 

おはようございます。

花火を撮影するのは難しいそうで、

ならばと、迷う事なく一眼を首に掛け、

私は、ベランダへ飛び出した。

 

のんきに話しかけてくる、我が家のおじさんを制した。

遊びじゃねーんだよ、おじさん。

あたしは・・・本気なんだ。

 

 

本気なんだ!

 

本気でやってんだ!

 

高架に、大変な事故が発生か?

 

ほうら、見てみろ。

ようやくピントが、ご機嫌を治したようだぜ。

 

くる、くる、でっかく輝け!

 

ほうら、ねっ!

これは、夜間撮影の難しさの問題ではなく、

どうやら、手ぶれの問題のようだ。

 

そんな手がぶれがちな私が、

可愛らしいアイスクリーム屋さんに冒険をしに行ってきた。

店内の可愛らしさといい、

カウンター越しの可愛らしい笑顔のお姉さんといい、

そこは、夢の国のようだった。

デズニーランドばりの、夢の国。

 

お姉さんは、可愛らしい声で、

「どうぞ、こちらでお選びください」と、

戸惑い立ち尽くす私をいざなう。

 

ちょっと待ってくれ。

どれにしようか決めていないのだ。

 

眼が泳ぐ私に、お姉さんはすかさず、

「こちら試食の、ワイルドアマゾンです。」

と小さなスプーンを差し出した。

 

本来、このスプーンごと手に取って舐めればいいものを、

私は、お漬物を受け取るテイで手の甲を差し出した。

一瞬、すべてが止まる・・・

 

丁寧に持たせてくれたスプーンを

怯えながら舐めた私は、決意した。

こうなったら、アイスの色で選ぼう。

味の説明書きは、小さくて見えない。

私は己の老眼を悟られまいと、

裸眼でぼんやり見える、

カタカナばかりのアイスクリーム名を、

イチかバチかの当てずっぽでオーダーを始めた。

 

えっと、バラエテー8個パックでお願いします。

「かしこまりました。ではまず1つ目をお願いします」

 

ビーチメロン?エ・エスクリームを。

「はい、ピーチメローエクストリームでございますね。」

・・・・あぁぁ、読み間違えた~

 

2個目は、えっと、

テンテーション・・・アイスランド?

「はい、テンプテーションアイランドでございますね。」

・・・・助けて~

 

次は、うんと、ロンキーロードを!

「はい、ロッキーロードでございますね。」

・・・・帰りたい帰りたい帰りたい

 

ここまで全敗な私は、巻き返しとばかりに、

間違えようのない商品をついにオーダーする事を決めた。

この商品だけは、読まずとも分かる。

私が唯一暗記している大好きな商品だ。

 

ここぞとばかりに、はっきりと前を見据えて、こう注文した。

残り5個は、全部、

ジャモカ・アーモンド・ファッジをお願いします!と、どや顔で。

すると、

今までスラスラ訂正しながら復唱していたお姉さんが、

なんと、

「チャモナ・アーモンロ・パッチれほにゃいまつね。あっ。」

一瞬、すべてが止まる。

この時、私はようやく、夢から覚める事ができたのだった。

せっかく8種類選べるのに、手元には4種類。

私とお姉さんは、顔を見合わせ、

その理由を話しながら笑うのであった。

 

おい、おたま!

なんだ、それは?

 

どうしたのだ?

 

 

おたま「アイスのスだぞ」

え?