男っていうのは、いくつになろうと、
いつでも子供のようなのさ。
おはようございます。
昼食を買いにコンビニへ行き、
何を食べようかと品定めをしていると、
後ろから、「わっ!」って脅かしてくる、会社の男性社員、67歳。
私は、マジで驚いちまって、スンっと跳び上がったのさ。
寿命が縮まった分、返せと言ってやろうかとも思ったが、
こっちは、大人の女だ。舐めんじゃねぇ。
微笑みながら、「あら、ビックラこいちゃったわ」と、
大人の女を魅せつけてやったのさ。
そして私は、67歳より先にレジを済ませ、店を出る時、
ふと思いついたのさ。
大人の女の、少女な部分も魅せつけてやろうってね。
くるっと振り向き、ニッコリと笑って大きく手を振った。
すごい振った。
今だかつてない程、振った。
そしたら、どうだい。
67歳、見やしないのさ。全然気づいてくれやしない。
見ろや、こっち見ろやと念じながら、意地になって振っていたら、
67歳の代わりに、
67歳の周辺のすべての客が、一斉にこっちを見た。
サッと避ける者、固まる者。二度見する者。顔を伏せる者。
とにかく、突然の何かしらから、自分を守ろうとしていたのさ。
なるほど、あれか?
今の私は、
やたらと陽気な危険因子だと疑われているのだな。
という事で私は、
仕方ないから、急いで車に乗り込んだって訳さ。
同行していた、隣のデスクの熟女は、ぼそっと言った。
「あんたは、いつでも、こうだよね。」ってね。
あや「男ってのはね、おばちゃん」
あや「見ててよ、おばちゃん」
狙う、男を・・・
あや「とりゃ~~!」
あや「ねっ、こんな感じよ」
ん?どんな感じ?
おたま「叩かれた叩かれた叩かれた・・・」
あぁ、こんな感じね!