日の出前の暗い朝、
雨音が、天気を知らせている。
おはようございます。
雨が降っているのか。
そうか。
雨か。
そうかそうか・・・
昨日から干し続けている、ベランダの洗濯物たちよ。
どうか、どうにか、頑張ってくれ!
そんな我が家、
たれ蔵は、昨日コンロで尻尾をじりじりと燃やしてしまった。
私は、一瞬卒倒しそうになったが、
咄嗟に素手で尻尾を「あっちあっち」言いながらしごく中、
たれ蔵は、楽しそうに、私のその手にじゃれていた。
たれ蔵は、尻尾が燃えていたこととか、
すごく焦げ臭かった事など、
まったく気づかなかったらしいから、
まあ、いいか!
いいのか?
たれちゃん?
尻尾が火傷する寸前だったと思うのよ。
たれ蔵「今後、気を付けてくださいね、母さん?」
そうだな、すまん。
お前の尻尾はオレが守る!
で、君たち、最近仲いいみたいだから、まあいいか?