今朝、
薬を飲ませることを、やめた。
おはようございます。
強制給餌は、昨日からやめた。
もう、ご飯も薬も、うんこの喉には通らない。
けれど、お水は美味しそうに飲む。
ちゃんと顔を上に向けて、シリンジから上手に飲むのだ。
蒸しタオルで拭いてやるのも、好きだ。
顔を蒸してから、体をふき、
もう一度タオルを温め直して、お腹、手足、最後は尻を拭いてやる。
そして、うんこのおでこに、
口を付けて、温かい息を静かに吹きかけてやると、
うんこは、小さくゴロゴロと喉を鳴らした。
うんこは、もう首を上げることが、ほとんど無くなったが、
それでも、「うんこ」と呼ぶと、
うんこは必ず、尻尾を動かす。
昨日は、往診獣医さんの日だった。
獣医さんが、
「私も、自分の猫の時、最後まであがいて、ぐったりしてる猫に、
必死で薬を口の中に押し込んじゃったりしてました。」
とおっしゃって、
「私も今、口ではもう何時でも逝っていいよっとか言ってるくせに、
うんこの尻尾を必死に掴んで離さない状態です。」
なんて、泣き笑いしながら話していた。
うんこは、どんな気持ちで聞いていただろうか。
「まったくもう!」って思っていたかもしれないが、
「でも、それもこれも、全部受け入れてくれてますよ。
動物は、みんな、飼い主さんのこと、ちゃんと分かってくれる。」
獣医さんは、そう言って、
「じゃ、一応、お薬出しましょうかね」と笑って、
私も、
「はい、じゃんじゃん下さい。」と笑った。
もう飲ませられないかもしれないと、私も獣医さんも分かっていたし、
次の往診の予約の話も、敢えてしなかった。
だけど、諦めてはいない。
ご飯や薬が飲めなくても、うんこの好きなことを探し続ける。
うんこが生きている限り、うんこも私も止まらないんだ。
時は止まらない。
うんこも私も、滞ることなく、進んでいきます。
でも、おたま?
君はいつまで、そんなハレンチな恰好で止まっている気なのだ?
※コメントは閉じております。
近況だけのご報告で、恐縮です。
我が家、愉快な仲間達、みんな相変わらずですよ~