猫の手も借りたいというが、
本当に貸してくれる、そんな猫もいる。
おはようございます。
ほくろ・たれ蔵は、
生後5~6日で我が家に来て以来、
ずっと私を助けている、助っ人猫だ。
老猫の闘病で困っていた時も、
のん太兄弟を育てた時も、
小さな子猫を失った時だって、たれ蔵に、大いに救われた。
他猫との確執も、私がアワアワしている間に、
見事、自力で解決してくれた。
どんな時も、たれ蔵は、
「母ちゃん、ぼくに任せて」って超音波みたいな鳴き声で、
ささーっと解決してしまう。
けれど私は、
たれ蔵を、そんな良い子に育てた覚えはない。
たれ蔵を、助っ人猫に育ててくれたのは、他でもない。
お手伝い猫の、うんこさんだった。
今、私は、
活き活きした、この助っ人猫を通して、
お手伝い猫との日々を鮮やかに思い出している。
たれ蔵「母ちゃん、母ちゃん」
たれ蔵「母ちゃん、これ見て」
たれ蔵「母ちゃん、あのね・・・」
お鼻に、卵の黄身が付いてるんだろう?
たれ蔵、盗み食いもうんこに教えてもらったな?