うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

なぜインスタなの?という自問

2023年02月15日 | チャー坊のこと

いきなりですが、

インスタ始めました・・・

 

おはようございます。

つい先日までは、インスタの見方も分からなかったのに、

始めてしまった。

スマホでの撮影が、絶望的に下手なのにだ。

さて、どうなるんだろう?

 

私は動きたいんだ。

それが何かは分からない。

でも、動き続けたい。

会社に迷い込んできた、ボロボロの野良猫を

可哀想だと思わなくなるまで、私は動き続けたい。

その可哀想は、私の主観だ。

野良猫は、自分を可哀想だなんて思っちゃいないだろう。

 

1日目、ご飯を持って行くと、

足元まで寄ってきて、その距離感に驚いたが、

手を伸ばすと、逃げようとした。

 

2日目、ご飯を持って行くと、

私の足を踏んだまま、ご飯を食べ始めた。

けれど、皿からこぼれたフードを拾ってやろうとしたら、

手を引っかかれた。

 

3日目、ご飯をやろうと屈んだ瞬間、

私の足に体を擦り付けた。

私はその背中を、恐る恐る撫ぜてみた。

 

4日目からは、

私が近寄ると同時に、駆け寄ってくるようになった。

体中を撫ぜてやると、酷く手が汚れた。

野良猫が体を擦り付ける私の足も、汚れた。

 

今は、それほど汚れない。

色んな人に撫ぜられて、

色んな人の服に体を擦り付けてきたから、汚れが取れたのだろう。

そして、私の手には、新しい擦り傷は出来なくなった。

 

昨日は、素晴らしく良く晴れた雨上がりの朝だったからか、

野良猫は、いつまで経ってもフラフラ歩いているから、

「ご飯なんだってば」と言いながら、

抱き上げて強制的に、餌場に連行してしまった。

その時の野良猫は、控えめに体をくねらせて抵抗する程度だった。

嫌だろうに、私を咬んだり引っかいたりは決してしなかった。

「野良のくせに」と驚いた。

 

そのくせ、

弊社に来た修理業者のおじさんが、

「あぁ、野良猫がおる。」

と言った瞬間、

私は「その子は野良猫じゃないよ」って叫びたくなった。

 

その子は、チャー坊だ。

私は、そう呼んでいる。

眼もそれほど見えていない、耳も良くはない、

もしかすると若くもないチャー坊が、どうやって生きて来たのだろうと考える。

ブラッシングも上手に梳かされ、撫ぜられることを知っている。

その猫が、体中ガビガビになるくらい汚れていたのは、なぜだろう?

チャー坊は、いつから撫ぜられなくなったのだろう?

 

私はそんなことを考えると、胸が苦しい。

チャー坊が喜べば喜ぶほど、胸が痛む。

でも今の私は、チャー坊を撫ぜに行くことしか出来ないでいる。

家に連れ帰る勇気も度量もない。

私はそんなことを考えると、自分に腹が立つ。

 

だからせめて、チャー坊が渡っている細い綱のような生活を、

もっと太い綱にしてやりたい。

それが何か、私には分からない。

だから、動き続けたい。

闇雲に・・・。