うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

開けて閉じて、大全開

2023年02月13日 | カズコさんの事

先週は暖かかったのに、

今週は、また寒いらしい。

 

おはようございます。

こうなると、上着のボタンを開けたり閉めたり、

袖を上げたり下げたりと

「もぉぉぉぉぉぉ、どっちよ~?」となる。

 

昨日は、かずこさんの髪を洗いに銭湯へ行って来た。

その銭湯でも、大変な訳だ。

大きな風呂がいくつもあるじゃないの。

冬服を着ていると暑いくらいの私達は、服を脱いだら、やはり寒い。

 

「さっぶいな(寒いな)」

「さっぶいさっぶい(寒い寒い)」

と、わちゃわちゃしながら、入り口に最も近くにある風呂を前に、

「母さん、ほら入りな」

と、私に促されたかずこさんが、片足を入れると、

「つっべた!(冷たい!)」

と、コントみたいなリアクションをした。

落ち着いて壁を見てみると、

『水風呂』と書いてあった。

 

ならばと、その横の風呂まで行き、

「こっちだ。ほれ、入りな」

と、私はまた、かずこさんを促し、片足を入れたかずこさんは、

「あぁぁっつ!(熱い)」

と、これまた見事なリアクションをとった。

改めて壁を見てみると、

『熱湯』と書いてあった。

 

どこよ?

ねえ、適温の風呂はどこなのよ?

 

焦った私の眼に映ったのは、露天風呂の文字だった。

これまで一切合切、壁の文字を読まずにいたのにだ。

「あそこだ、かあさん、行こう!」

と露天風呂へ出るため、扉を開けたと同時に

私とかずこさんは、

「さっぶ」と叫び、慌てて扉を閉めた。

 

「もうほんと、寒いのだか暑いのだか、難しいったらありゃしない。」

なんて嘆いたが、銭湯での困惑は、ほぼ私のせいなのだった。

結果、寒くて暑くてあったかくて、実に楽しかった。

 

そんな我が家は・・・

全てしまい込んで閉じてる、たれ蔵。

 

上手に閉じてる黒い男。

 

と、

瞼を閉じてる、おたま。

 

こじ開けようとしても、決して開けない、閉じてる白い男。

 

と、

全開

 

大全開な女。

 

あや「暑いんだか寒いんだか、わかんないわ!」

分かる~!!

 

テステス