なんだか、
黒い靴下が増えている・・・。
おはようございます。
自分で洗濯の機を見極められなくなった母かずこは、
何日も続けて、同じ靴下を履く。
下着も衣服もだ。
だから、私はタイミングを見計らって、かずこさんの衣服を持ち帰って
洗濯するように心がけている訳だが、
いかんせん、靴下は基本、黒いじゃん?
私もかずこさんも、基本、靴下は黒い。
そのせいで、私の靴下だったか、かずこのだったか、
分からない靴下を、実は今朝も履いている。
相変わらず、かずこさんは明るい。
そして、元気だ。
父さんに指図をされると劇的に怒るが、そんな時も活きがいい。
そう。
かずこさんは、長年、父の上からの指図を我慢して来たのだなっと
改めて考えさせられる。
アルツハイマーは、それを許さないのだ。
長く燻っていたマグマは、反射的に激しく吹き出す。
何の疑問も持たず、偉そうに指図する父さんは、劇的に怒る母のことが理解できない。
ずっと通用していた、『そんな時は怒鳴って黙らせる』も、
今のかずこさんには通用しない。
父さんは、まだ気付かない。
そんな時やってきた、野良猫の意味にも気が付かないでいる。
「俺がバアさんを怒鳴った声で怯えちまって、チャー坊が(ソファ下から)出て来ん。
ちょっと馴れてきたと思ったら、また振出しに戻っちまった。」
と嘆いている。
怒鳴っちゃダメなんだよ。
猫も人も、誰にだって、貴方に怒鳴られる筋合いなんてないんだからね。
苦しめ、父さん。
大いに苦しんで、気付くチャンスだよ。
頑張れ、頑固ジジィめ!
そんな我が家の黒猫は、撫ぜられると鼻の穴が膨らむ。
ほれ、鼻の穴、まん丸だもんね。
うふふふ