うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

HELLO

2023年05月29日 | 日記

HELLO!

私は、この文字を素直にヘローと読みます。

 

おはようございます。

そして、MONDEYも、

素直にモンデーと読んで笑われたことがある。

そんなこと言ったら、

そりゃもう、TUESDAYなんて、

読もうとなると唇がこんがらがってしまう。

 

ある日、かずこさんと買い物へ行くと、

HELLOの文字が目に入った。

それは、フラワーアレンジメントの鉢に書かれた文字だった。

私は、その花々ではなく、HELLOに気付いた。

ヘロー、それは故うんこにピッタリな響きだった。

「あっ、今日は母の日か。」

私は今更、かずこに母の日だなんて伝えず、

「母さん、綺麗な花だねぇ。買っていこう。」

と言って、HELLOの花を手に持った。

かずこに、母の日を説明したところで、もう理解などできない。

ただ、喜んでくれればいいのだ。

 

ところが、帰りの車中、

かずこは助手席で、流れゆく景色を眺めながら言った。

「あれは、花屋さんか?

わしよ、あれ不思議やなって思うんや。

わざわざ花が立っとるのを見るのが、何が面白いやろか?

わし、花貰うのが、一番いらんわぁ~。」

と。

「こらー!わし、それを買った直後やないかーい!!」

私がすかさず突っ込んだら、かずこは大笑いした。

 

あれから、2週間ほど経った頃、

贈った当人の私さえ、HELLOの花を忘れていたくせに、

まだ、花は枯れていなかった。

「わしが死んだら、これを葬式写真にしてくれ」

という、かずこ渾身の一枚の横にHELLOはあった。

かずこさんは、あの爆弾発言など覚えてもいないくせに、

水やりは忘れずに続けていたのだろう。

 

なんだか、葬式のリハーサルみたいで、

私は、ひっそりと笑っちゃった。

実に、かずこさんらしいエピソードだから、記しておく。

 

そんな訳で・・・

「あのね、かあさん?これ、なんとして!」

 

「こいつも近いわ。これじゃ、ご挨拶どころじゃないわけよ。」

 

「いやだから、近いわ~。うっとうしいったりゃ、ありゃしない」

 

では、気を取り直して・・・

「みなさ・・・ん、ヘローって、母さんぐるじぃ。うんちゃん死んじゃう~」

お久しぶりなうんこでした。