10月11日(日)、12日(月)
12日が祝日だったので、
輸液の間隔が2日あいたが、
うめの体調は安定。
10月13日(火)
病院にて、輸液。
なぜか、院長と駄菓子の話で盛り上がる。
しかし、お互いチロルとうまい棒以外、
製品の名称が全く思い出せず、
「あれ、小さい餅みたいな、ピンクのヤツ」
となり、なかなか話が進まない。
10月15日(木)
病院にて、輸液。
院長が忙しいようで、
「うめさん、元気元気!
今年は年越せる感じだよー」と、
適当な発言をしながら、点滴の針を刺して他の仕事に戻る。
うめさんは、代わりに付き添った看護師のお姉さんが、
気に入ったようで、背中に針を刺したまま
仰向けになってクネクネしようとするので、焦る。
10月17日(土)
病院にて、輸液。
待合室で、耳が遠いお婆さんと大声で楽しくおしゃべりする。
本当に、大声で。
お婆さんが言った「犬とあたしで老々介護」が、ツボにはまった院長は、
その後、うめの点滴中も、ずっと吹き出しが止まらない様子。
〇排尿 1日に5回
〇排便 1日に1~2回(軟化剤の影響で軟便)
〇体重 3、20㎏ → 3、22㎏ → 3、35㎏
〇食事 強制給餌にて、先週と同じ内容。
〇薬
・セミントラの用量は文献を参考に、処方の半分量にしてみる。
(排尿の回数が極端に増える事での脱水を避けるため)
院長が、
「うめさんほど、穏やかな猫はなかなか居ない」と
毎回のように言う。
私は、油断しちゃいかんよ。
うめは、やる時はやる子だよ。とニヤリと笑う。
うめ以外の我が家のネコ達は皆、私に拾われた。
子猫は初めて人間に抱き上げられ、家に連れて行かれた。
玄関には不思議と必ず、うめがいて、
「おいで、おちびちゃん。」と、迎え入れてくれた。
うめが怯える子猫の体を舐めてやると、
決まって、子猫の緊張は一気に溶けて、
かーさんと居た時のように、無邪気な子猫に戻るのだ。
だから、みんな、うめさんが大好きだ。
子猫は、大きくて優しくて強いうめにたくさん甘えた。
ご飯を分けてもらい、トイレを習い、爪とぎを習い、
人との関わり方、ネコとの関わり方、すべてうめに習った。
だから、みんな、うめさんが大好きだ。
子猫は大きくなって、生意気になって、他のネコにつっかかった。
飛びついたり、唸ったりするようになった。
うめは、必ず、間に入って止めた。
ただ、ゆったりと間に入って座ってみせて、その場を落ち着かせた。
だから、みんな、うめさんが大好きだ。
大人になった子猫は、ある日遊びにきた人間に噛み付いた。
その人間にひどく怒鳴られて、怯えた。
うめは叫びながら、その人間に飛び掛ってバリ掻いた。
もうすっかり大人になった子猫を守った。
だから、みんな、うめさんが大好きだ。
最近、猫達が、ざわついている。
見た目、痩せた以外は別段変わらぬ、うめに、いつも通りに慕う猫達。
だが、そのうめを除いた、我が家の猫社会がバランスを欠き出す。
猫達は、人間には無い、鋭い感覚で、変わり行く未来を感じ取る。
みんな、うめさんが大好きなのだなぁ。
毎日何度もお邪魔しているというのに。
おかっぱさんが、そしてうめさん以外のねこちゃんたちが、
どんなにうめさんを愛しく思っているのか、訥々とした文章からこぼれおちるようです。
切なくて胸がキュッとなります。
でもだからこそ自分を鼓舞しているおかっぱさんは、やっぱり凄いと思います。
おかっぱさんを育てた?うめさん、きっと一番喜んでますね。
この記事で読ませていただいた
うめさんの 優しさに溢れた行動は
ほんの一部なのでしょうけれど
それだけで 充分 伝わってくるものがあります
おかっぱさんと子猫ちゃんたちの事が
大好きなんでしょうね
みんなが うめさんの事が大好きなように
こんなにも 胸が熱くなるのですから 全てを共にしている おかっぱ様 猫ちゃん達の想いは 計り知れません
命を燃やす という言葉は お互いに一生懸命向き合い 共に生きてきた証です
1日でも 一瞬でも長く みんなが一緒に居られますように