うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

連休の、報告と追記:拡散希望

2016年08月20日 | 日記

大型連休も、終盤を迎えた、この土日。

私は、連休中いったい何をしていたのだろうか・・・

 

おはようございます。

毎日、必ず長めの昼寝をしていた。それ以外、何も思い当たらない。

と言う事は、シッター記録後の連休の報告は、

寝癖と夢の話のみになってしまうのだ。

 

あまり、楽しい報告は出来ませんが、

一応、寝癖シリーズ・連休バージョンから参ります。

 

「ニュートラル」

ある日の朝の、ホラーなおかっぱ。

どうやっても前髪が分かれないので、この状態のまま、

出勤するおじさんを、玄関で見送ってみた。

 

「右半分、全はね」

左は、全く跳ねていないという、奇跡でもある。

 

「王道」

寝ぐせの王道といえば、このパターンではなかろうか。

一部分が、飛躍的に跳ねる、まさに王道である。

 

こんな寝癖を付けた40過ぎの女が、昼間に見た夢なんて、誰も知りたくはないだろうが、

とても、気持ちのいい夢を見たんだ。

 

絶世の美少女と国中の民衆から騒がれるオカパリーナ姫は、ある時こっそり独り旅に出た。

飛行機から降り立ったオカパリーナ姫は、深呼吸をして、呟いた。

「ここでは、私は普通の女の子なんだわ。お転婆したって誰にも叱られない。」

隣国へやってきたオカパリーナ姫に気付く者は誰も居なかったが、

美しさは、隠すことが出来るはずもない。

風に揺れるおかっぱヘア、どこを観ているのか分からぬ程の小さ過ぎる、つぶらな瞳。

ほんのりくすんだ唇から、少々出っ張った歯が眩しいほど光っている。

そして何より、香しいほどに漂う、気品。

「ダメ、みなのもの達が私を観ている。隣国の姫だとバレてしまったのかしら?」

そう怯えるオカパリーナ姫の背後から、男の声が。

「あ、あの、スカートが、下着に挟まっています。」

その声の主を見る間もなく、急いで後ろを確認したオカパリーナ姫は、

「げっ。わしパンツ丸出しやないかい!」と叫び、思わず口を押えた。

 

テンパるオカパリーナを落ち着かせようと、

あの声の主だったエドワードは、すぐ近くのサロンへといざなった。

「全く君って人は、不思議な女の子だね。」と、

アールグレイティーを飲みながら、エドワードは笑った。

オカパリーナ姫は、この男ったら、私の恥かしい姿を観ていたくせに、

笑うだなんて、なんて無礼なのかしらと思いながら、

ローズティーを口に含んで、はっとした。

「あぁぁ、お母様の味がするわ。」

オカパリーナの潤む瞳を、じっと見つめるエドワード。

(いやよ、観ないで。泣き虫だって思われちゃう。)

オカパリーナはホームシックで涙ぐむ自分を悟られまいと下を向くが、

エドワードは、更に顔を近づけながら、覗き込んでくる。

(え、なに?この人・・・まさか、恋?)

頬を染めるオカパリーナに、エドワードは、こう言った。

「君はまさか、男子かい?鼻の下に薄くヒゲがあるだろ?」

オカパリーナは、「これは、産毛だ!」と、猛烈に切れたのだった。

・・・省略・・・・

その後、オカパリーナはエドワードのエスコートのおかげで観光を楽しんだ。

別れの時、名残惜しかったオカパリーナは住所を書いた紙を、

エドワードにそっと渡した。

・・・・・・・・・・

「ねぇ、爺や。お母様はどこなの?」

爺や「王妃様は、バラ園においででございます。」

爺やから王妃の居場所を聞いたオカパリーナはバラ園へと向かった。

美しいバラに囲まれた、カズコベス王妃を見つけたオカパリーナは、

駆け寄ろうとしたが、その足を止めた。

(お客様と話しているわ。)

はしたないと思いながらも、バラに隠れて様子を伺うと、そこには、

あのエドワードが居た。

 

「初めまして、エドワードと申します。」と挨拶をするエドワードに、

カズコベスは、

「そなたの事は、娘から聞きました。世話になりました。」と礼を言った。

すかさず、エドワードは恐縮しながらも思い切って、言ってみた。

「実は、娘さんの旅行費のすべてをわたくしが立て替えたのですが、

お母様、お支払い願いますでしょうか?

合計しまして、2万5600円でございます。」

それを聞いたカズコベスは、

「わし、知らんがな!」と小走りで走り去るのだった。

 

その、逃げ足の速いカズコベスに扮する我が母の姿を観て、

爆笑しながら、目を覚ましたのだった。

この、話、長すぎましたね。申し訳ありません。

 

さて本題の、我が家のネコ達の連休の様子です。

下らん夢を見ている飼い主の、周辺のネコ達は

私に乗って、微睡むうんこを、羨むあや。

 

気付けば、

入れ替わって、乗ってるあや。

 

その横に眼をやると、

私の頭下にあったはずの枕に、きく。

あやに退かされた、うんこが後方でフレームイン。

 

起き上がってみると、

おたまは、

生きてるの?これ、生きてるの?

 

トイレへ行ってみると、

まさかに、よね。

珍しいねぇ、君がトイレで寝るなんて。

 

よね「おばちゃんが、うるさかったの。エドワード・エドワードって」

あっ、失礼!

 

最後に、迷子のお知らせです。

札幌当たりに、お住まいの方が居られましたら、

拡散希望記事 ←ここをクリックしてください。

もし見かけても、追いかけたりせず、

こそっと、飼い主様にご連絡をお願いいたします。


シッター記録・続編

2016年08月18日 | 日記

大型連休6日目に入った私は、

いい感じに仕上がって参りました。

 

おはようございます。

どんな感じかと申しますと、脳がピュア。

あまりにも脳を使わない暮らしのせいで、

注意も散漫になり、言語も忘れがちだ。

そのくせ外的刺激に強く反応してしまうのだ。

昨日も、テレビドラマ「相棒」を観て、

号泣してしまった。

キャテリーヌが、

キャテリーヌが切なすぎるやないか~と、号泣した。

それぐらい今の私は、脳がピュアなんだ。

 

だから、シッター2日目、キャメラの充電も途中で切れた。

という言い訳をしている訳だ。

申し訳ありません。

 

シッター2日目 朝(デジカメ撮影)

またまた、お邪魔しますよ~。

てつ君「誰?おばちゃん誰なの?」

命の恩人のおかっぱだぞ~!

 

にこちゃ~ん、おばちゃんだよ~。

にこちゃん「誰?誰だっけ?」

 

鉄のハートのおばちゃんは、怪訝な顔のにこちゃんとツーショットだぞ~!

 

いっちゃーん?ここに居たのねぇ。

いっちゃん「おばちゃん、誰なの?」

もう、ええわい!

 

2日目 夕(デジカメ充電が切れた)

いや~遊んだ。

本当に楽しく遊んだんだ。

完全に打ち解けた私と3兄妹は、ひとつの光となって輝いた。

飛び散る汗!弾ける笑顔!躍動する筋肉!

ひと休みしようとトイレに入れば、

てつ坊が先に入って行き、

トイレの蓋にどっかりと腰を下ろす。

てつ坊は、まだ終わっちゃいなぜと、邪魔をする。

そう、打ち解けて絆を結んだ我々は、さん付けなんて必要ないさ。

お前を、てつ坊と呼ばしてもらうぜ!

いっちゃんは、そうだな・・・いっつんと呼ぼう。

にこちゃんかい?あんたは・・・にーにゃだ。

あたいの事は、あんた達の好きなように呼びな。

 

2日目 別れの時(再現画像にて)

そんな楽しい時間もあっという間。

そろそろ帰らねばならない私に、いっつんが玄関で引き留める。

いっつん(うんこ)「ゴリは、もう行っちゃうの?」

ん?

 

いっつん(うんこ)「ゴリ~、また遊ぼうね~」

ゴリはねーだろー!!

 

本当に、楽しい2日間でありました。

3兄妹のお留守番、大変よく出来ました。


シッター記録

2016年08月16日 | 日記

去年の今頃、私はお盆の感慨もそっちのけで、

保護をした、小さなネコ3兄妹に乳を飲ませていた。

 

おはようございます。

そして今年は、里親さんの家族旅行の留守中に、

その3兄妹のシッターをすべく、行って参りました。

 

里親さんといっても、我が姉家族。

事前の打ち合わせで、私は姉に問うた。

「様子が見られなかったら、どうしよう?

全く1匹たりとも隠れていたら、どうしよう?」と。

 

姉は言う。

「大丈夫。人懐っこい子達だから。

知らない人でも、すぐ寄って行っちゃうくらいだから。

おかっぱは、うちの子達を保護した命の恩人じゃないの!

大丈夫に決まっているわよ。

ほんと、すごい人懐っこい子達だから。」

 

私は思った。

止めてくれ!それ以上言うな!

プレッシャーが掛かるやないか!

私のこれまでの人生のパターンから鑑みるに、

猫達、逃げまどって隠れて一切出てこないという、

そういうパターンの振りみたいやないか!

押すなよと風呂の縁で叫ぶ、上島竜平師匠のパターンやないか!

 

という不安が拭えぬ私は、第1日目朝は、

なぜだか動物にめっぽう好かれる父さんと連れ立って行ってきたのだ。

 

はい、お邪魔しますよ~!

父さん「うわぁぁ、綺麗な子達やな~。懐っこいし。」

 

 

父さん「おっ、てつも良い子だなぁ。お前も懐っこいなぁ。」

 

父さん「ほいほい、なんだこらぁ。可愛いなぁ~」

 

てつ君「爺ちゃんが、きた~!」

うん、私も来たんだよ。

 

そんな訳で、父さんのおかげか、

逃げまどうネコをブレながら無理くり撮影する羽目にならずに済んだので、

命の恩人である私との交流を深めるべく、

ちょっと遊んだりして、それを父さんに撮影してもらったりすると

父さん、縦で撮らないで~

父さん、キャメラを横にして撮って~

 

ねっ、ボヤ~ン!

 

という事で、元気にお留守番しているご様子です。

 

前が、いっちゃん(♀)、後ろが、にこちゃん(♀)

 

黒い男が、てつ君。

とても美しい3兄妹でございますね。

 

いちにこ「ねぇ、このおばさん、誰だっけ?」

 

いちにこ「ねぇ、おばさんは誰なの?」

いいんだ、もういいんだ。

 

で、夕方に独りで出向いた時の様子は、

うん、元気元気。元気に過ごしている、うん。

 

と言う事で、今日も今から、様子を伺いに行ってまります。

 

おい、おたま。

おばちゃん、いってくるぞ!

おたま「ふぇ?」


りんではなく、鐘を

2016年08月14日 | 真面目な日記

3年前、男は、葬儀場に居た。

祭壇はどれにするのか、列席者はどれほどか、

大方の事を決めて、ほっと一息ついた時、

葬儀屋は、穏やかな口調で男に聞いた。

「お父様は、どんな方だったか、少しお聞かせ願いますか?」と。

その質問に、男はうつむいて黙り込んだ。

 

7年前、私はこの男と

まるで、なし崩しのように同棲を始めた。

お互い、昔の事は、とやかく聞かず、

未来の展望も話し合う事もせず、

ただ、その今を共に過ごしていた。

一瞬漂わせる、深い傷を感じながら、

ただ、その今だけを見て過ごしていた。

しかし、時が過ぎていくうち、私は、ひとつ疑問が浮かんだ。

この男の眼はなんだろう?

穏やかに微笑む男の、感情のない眼はなんだろう?

夢破れた、諦めか。

未来への、不安か。

過去にとらわれた、恐怖か。

私は、その疑問とともに、言いようのない苛立ちも、覚え始めた。

あまりにも不器用な生き方しか出来ぬ男の、

感情を持たぬ微笑みに、どんどん苛立っていく。

何を言おうが、黙って微笑む男に、私はついに、

「どうせ、あんたは、いくら打っても鳴らない鐘だ。」

と、吐き捨てるようになっていった。

 

男の父親の葬儀を終えた後も、私は、やはり苛立っていた。

あの時、葬儀屋に父親の事さえ話せなかった事を、

責めるような口調で、問いただした。

すると、男は小さな声で、話し始めた。

「父は厳しい人でした。本当にそれしか思い付かない程、厳しい人だったんです。

だけど、そんな事を言ったら、悪口になってしまう。

だから、何も言えなくなってしまいました。」

 

男は、訥々と話を続けた。

「僕は、問題児でした。

当たり前の普通の事が、上手く出来なかったんです。

だから、父に酷く叱られました。

勉強が出来るだけでは、ダメだ。

ちゃんとした人間になれと、毎日毎日僕を叱りました。

お母さんは、それを見て、いつも泣いていたんです。

僕が、ダメで不器用で弱いから、

だから、お母さんを泣かせてしまったんです。

黙ってやり過ごす事しか出来ませんでした。

お父さんは、僕を見るのも嫌だったのだと思います。

だから、お父さんの病院に行くのも控えていたんです。

あなたには、本当に面倒を掛けて、すみませんでした。」

 

そう言って、男は悲しい眼で、やはり微笑んだ。

だが、私は、その男から、鐘が鳴る音が聞こえた気がした。

 

私は、男の父親を見送ったら、別れようと思っていた。

それほどに、私は苛立ちの限界にいたのだ。

しかし、男の鐘が響いた気がした私は、

思わず、言ってしまった。

 

「違う、黙っててごめん。

亡くなる前日に、

お父さんは、声にもならない声で必死に、

息子を、どうか、よろしくお願いいたしますって言ったの。

こんな私なんかに、何度も何度も丁寧に。

お父さんは、あんたの事ずっと案じてたと思う。」

 

この話を聞いた男は、一瞬驚いたような顔をして、

ゆっくり息を吐き、そして、やはり静かに微笑んだ。

その微笑む男からは、今度は鐘の音がはっきりと鳴り響いていた。

その音は、とても澄んでいて、優しくもあり切ない音だった。

私の心にまで痛いほど響き、

薄っぺらな固定観念が、錆のように剥がれていく感覚を覚えた。

そして、天にも届けと、祈るのだった。

 

 おはようございます。

そんな訳で、お盆ですね。

今日は、うめさんにお任せいたします。

 

うめ「今日は、心霊写真特集じゃよ」

 

 

パショコンに向かう、おかっぱの横にドロ~ンじゃよ

 

 

白いおのこの横にさりげなく、ドロ~ンじゃよ

 

 

こっちでも、さりげなくドロ~ンなんじゃよ

 

 

さらに、大胆にドロ~ンじゃ

 

 

草を食べておるのか?あたしゃお供えは、お刺身がいいのぉ

 

 

あたしゃ、見守っておるぞ

 

 

食べしゅぎるでないぞ!

 

 

このぉこのぉ、若き芽は潰してやるんじゃ、這い上がってこい!

 

 

大丈夫じゃからな!

 

 

あたしゃ、皆を見守っておるからな!

 

 

た・ぶ・ん。フフフフ~!


ネコの顔

2016年08月12日 | 日記

私は毎朝、実家に寄ってから出勤するのが常だが、

母さんは、いつもサイドウィッチを作っていてくれる。

お決まりの玉子焼きの入ったサンドウィッチだ。

このお決まりを何年も食べ続けているが、

全く飽きる事はないのだ。

なぜなら・・・

 

「どうや?今日のは、甘いか?」

玉子焼きに砂糖入れ過ぎたんだな。

奇跡的に、プリンの味がするよ。

すごい、奇跡の瞬間に立ち会ってる気分だよ、母さん。

 

「今日のは、辛いやろ?」

辛子な。辛子てんこ盛りだな。

涙がとめどないよ、母さん。

 

「今日はよ、玉子入れるの、忘れたんや」

ヘルシーだよね。

 

そして、娘にもっと栄養を付けさせようと、

母さんは、毎日のように、

「おい、これも食え!」

と、やはり、お決まりメニューも勧めるんだ。

真夏の朝から、味噌煮込みとは・・・

頑張ってみるよ、母さん。

 

おはようございます。

そんな母さんが、買い物ついでに

可愛い小物入れを買ってきてくれたらしい。

どれどれ、見せてよ、母さん!

 

「ネコが付いとったで買ってきてやったぞ。

これは、よねに似とるやろ?」

おぉ、母さん!

なんという可愛い小物入れなんだい。

珍しく、本当に可愛いモノを買ってきてくれたんだね。

ありがとう、使わせてもらうよ、母さん。

 

「ほいでよ、これはよ、うんこに似とるやろ?」

母さん?

小物入れを2個も?

でも、確かにこれも可愛いね。

これも使わせてもらうね、母さん。

 

「ほいでよ、これは・・・誰に似とるやろか?」

ん?

3個目?

小物入れ、3個目?

あれ?

なに、この違和感?

なぜ、3個目にして、リアルなの?

ここの業者さん、突如リアリズムを追求し始めたの?

 

そんな訳で、

そろそろ、リアルなネコの登場です。

きくさんや~!

 

きく「なんだ、メス豚?ぶっさいくな顔して」

 

きくさんの小物入れサイズを撮りたいのよ。

こんな感じ?

 

 

おっ、いいじゃな~い、きくさん!

 

お耳で、遊んじゃおうか?

うさぎさん!どや?

きく「メス豚呪う、メス豚呪う、メス豚呪う・・・」

なんか、お盆が近いせいか、めっぽう効きそうね、了解~!