うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

何かと、良かったと思おう

2017年04月10日 | 日記

この週末は、

結局、雨が降ったり止んだりと、

はっきりしない天気が続いた。

 

おはようございます。

そんな昨日は、マンションの定例清掃だった。

雨ならば延期する予定だったが、

ちょうど雨が止んでいるという事で、

自治会長は、決行の決断を下した。

私は、万が一、途中で雨が降ってくるかもと思い、

フードをしっかり被って、完全防備で出かけたのだった。

 

さぁ、やりましょう!といっても、

このマンションの住民は、ほとんどが高齢者だ。

危険な場所の草刈りは、私めが仰せつかったという訳だ。

フェンスを越えて、川岸の草刈りだ。

危険だ。

これは、とっても危険な香りがするのだが・・・

 

フェンスの扉からではなく、

あえて、なぜか、乗り越えてみた、おかっぱは

 

見守る住人に、指示を出し

 

傾斜のある濡れた草むらで、滑り

 

見事に着地!

セーーーフ!!

スッと立っちゃったかんね。

バッシャーンって落ちてないかんね。

水音もしないくらい、スッと立てたかんね。 

髪、濡れてないかんね。

 

これは、幸先がいいという事で、

その後、着替えて、大きな買い物をしたのだった。

「キャットタワー」

お転婆なくせにビビりな、あやも、さっそく気に入ってくれた模様。

 

おたま「オラも、登りたいぞ」

 

あや「だめ!ペジペジ」

 

おじさん「あやちゃん、意地悪しちゃ、駄目でしょ?」

 

あや「だって、これ、あやのだもん!」

 

あや「うぇーい」

 

こらー、あやー!

おたまにも、登らせてあげて。

おたま「チャンスだぞ」

 

おたま「ほほう」

 

おたま「わーいわーい」

 

おたま「わーいわーい」

あっ、そこは違うんだぞ、おたま?

 

うん、買い物も、成功したようだね。

あや「横の段ボール、邪魔!」

だなっ。

と、このように、昨日は買い物も成功いたしました。

この後、タワーからカーテンレールに登るという遊びが、

絶賛大流行中・・・・

 


いい仕事が、してみたい

2017年04月08日 | 日記

せっかくの土曜日だが、

昨日から、ずっと雨が降っている。

これでは、洗濯ができない。

 

おはようございます。

困ったわ。

今日はくパンツが、もう無いわ。

 

と、家でも思うように仕事がはかどらない今日この頃だが、

私が勤めている会社も、今ちょっと大変な訳です。

 

社長が1週間ほどを予定に不在となった弊社。

事務方で、もっとも頼れる大先輩は、腰の治療のため、短時間労働。

残すは、熟女と爽やかおじさんと、このおかっぱだ。

そして昨日は、熟女も休んでおり、大先輩は早引きし、

事務所では、私と爽やかおじさんの2人の時間が始まった。

 

実のところ、私は今まで、

爽やかおじさんと話す機会があまり無かった。

爽やかおじさんは、主に営業を担当しており、

あまり事務所に滞在していないのが、その理由だ。

 

これは、いい機会かも知れない。

私の活躍ぶりをアピールする、いい機会かも。

 

そう考えた私は、

営業に出掛ける爽やかさん(以後おじさん省略)に、

「ご安心ください!留守は私が守ります!!」と、

背筋を正して見せた。

そんな私に、安心した爽やかさんは、

持ち前の爽やかな笑顔で出掛けて行ったのだった。

 

すると、どういう訳か、

この会社は途端に騒がしくなる訳だ。

よくある。

私が独りになると、こういう事、ホントよくある。

 

電話はジャンジャン鳴り出し、その合間に、

帰ってきたドライバーは、あれやこれやと言ってくる。

「ねぇ、おかっぱさん。洗車コインちょうだい」

ほい、これね。

あっ、電話鳴ってるし~!

 

「ねぇ、アルコールチェッカー、充電ないよ?」

なぬ?

これか?これでいいのかな?

また、電話鳴ってる~もーーー!

 

「おかっぱちゃ~ん、デジタコの印刷ができな~い」

はっ?はっ?知らんがな。

機械音痴なわしが、できるかーい!

ちょっとさ、若者よ。

わし、今電話鳴ってるから、とってる間に、

このパソコンにマウスを装着しておくれでないか?

って、ちょっと待ってよ。

この点滅してるボタン、押すぞ。

いい?若者よ。

おばちゃん、勇気出して、押しちゃうぞー知らないぞー!

ポチっとな。

 

「で・き・た」

と、このように、

営業から帰ってきた爽やかさんは、

電話が鳴っているにも関わらず、踊っているおかっぱを発見した。

 

事務所は2人態勢になり、

今こそ来い!何かと、今、来い!と願う私とは裏腹に、

社内は、静かな時間が続き、

爽やかさんは、午後の営業へ出かけて行った。

 

するってーと、また騒がしくなる社内。

もういい加減にして!

リップを塗りなおす暇くらい、くれ!

リップを・・・

あれ?

デスクの上に置いたはずのリップがなーーーい!

 

その時、また電話が鳴ったが、私は、それを無視して、

リップを探し始めた。

社内の電話は、取れない場合、

爽やかさんの携帯に転送される事になっているのだ。

電話1本くらい見過ごしたって、

神は私を、お叱りにはならないはずだ。

そう信じて、電話が鳴り響く中、床に這いつくばっていたら、

帰ってきたんだよね、爽やかさんが。

オウ・マイ・ガッ!

 

急いで電話に出て、対応を済ませた爽やかさんは、

そんな私に、

「どうかしたのですか?」と優しく問いかけてきた。

腹が、腹が痛くてのたうち回ってた。

と、嘘をつく訳にはいかないから、リップを探してたという、

くだらない真実を伝えたところ、

爽やかさんは・・・

となって・・・

 

もう死に物狂いで探してくれて・・・

 

そして、見つけて下さった。

 嬉しかった。

本当に嬉しかったが、

なんだろう?

この胸に去来する、モヤモヤは・・・

 

そんな我が家のよねさんは、

何をしてるんだい?

よね「眼鏡を温めておる」

どっかの武将みたいだね。

 

よね「そろそろ、使うかえ?」

そうですね、そろそろね。

 

よね「ほれ、ほれ」

渡し方は、荒っぽいのね。

 

よね「掛けてみそ」

さすが、お年寄り的な言い回しだね。

 

よね「今日もいい仕事、したわ~」

言ってみた~い。

心底、言ってみた~い。


方向音痴と季節音痴

2017年04月06日 | 日記

昨日は、会社を休んで、

ちょっとしたドライブをしてきた。

 

おはようございます。

今期、マンションの自治会の会計を仰せつかった私と、

会長に任命された若奥さんとのドライブだ。

滅多に行かないお役所への道のりは、

カーナビでは30分と予測された。

が、しかし、私が運転するからには、そうは問屋が卸さない。

常にカーナビの音声の先を行く、この私にかかれば、

文句なし、完全無欠の迷子になれるのだ。

 

若奥さんはそんな私を励ましてくれた。

「遅いわ!カーナビが遅いのよね、おかっぱさん」と。

そして、こうも言ってくれた。

「大丈夫よ。えっと・・・この際、左に曲がっちゃえ!」と。

 

更に、若奥さんの勘が冴えわたる。

「次は・・・よし!右、行こう!」

「ここは・・・まっすぐ行ってみよ、おかっぱさん!」

「このカーナビったら。この期に及んで右はないわ~。まっすぐよ」

「大丈夫、いつか、たどり着けるわよ。あっそこ左ー!」

 

と、若奥さんの五感を研ぎ澄ませて、ようやくたどり着けた。

私は、ほっと胸を撫で下ろし、我々は、いざお役所へ。

 

若奥さんは、私より若くて、とても礼儀正しい女性だ。

そんな若奥さんは、役所の職員が書類の説明をしている間に、

ぼそっと呟いた。

「ちっ!何言ってるか、分かんないっ」

私は、そこで、内心思った。

 

ごめんなさい、職員さん。

この人がいら立っているのは、あなたのせいじゃない。

私のせいなんです。

ってね。

 

そんな事もありながら、

なんだか、とっても楽しい冒険だった。

 

うんこ?

君は、なぜ不満顔なのだ?

うんこ「腑に落ちないわ」

 

あぁ、あれか?!

 

うんこ「ちっ!」

 

これもか?!

 

うんこ「ちっ!」

まあまあ、いいじゃないのぉ。

楽しそうで、いいじゃないのぉ。

 

そろそろ、終わるみたいだし

うんこ「ちょっと待ちなさい、おじさん」

 

うんこ「なぜ?ねぇ、なぜなの?」

 

うんこ「なぜ、この期に及んでー」

 

うんこ「はんそへじゃないほ?」

ん?

 

うんこ「なぜ、春になって、モコモコの長袖になったの?」

まったくだ、うんこ!

真冬をずっと、小汚い半袖で過ごしたのに、

なぜ、ここにきて、彼は長袖に切り替えたのだろうか・・・

 

※本日、gooサイトのメンテナンスにより、

8時半ごろから一時、アクセスできなくなるそうです。


一眼の叫び

2017年04月04日 | 日記

やぁ、久しぶりだな。

皆さん、元気だったかい?

グッモーニン!

俺だよ、オレ。

おかっぱが描く「オレ」より、はるかにカッコいいオレだよ。

 

ある日、オレは春の足音で目が覚めたんだ。

そして、叫んだ。

「誰か、オレに気付いてくれ!

この薄暗い部屋から、オレを連れ出してくれ!」

ってさ。

そしてようやく、

俺の声に気付いたのは、おかっぱだった。

そりゃそうだ。

この部屋に居るのは、他には猫と休みボケの男しか居ねえんだからな。

 

じゃあ、行こうぜ、おかっぱ。

春の日差しの中に飛び込んで行こうぜ!仕事中に・・・

 

家を出て、1分後には、

おかっぱは、もう本気だった。

焦るなよ、おかっぱ。

まず、会社へ向かおうぜ!

こうして、生まれた、第1作目は、

 

「通勤途中の人々をしり目に」

久しぶりにしては、上出来だ、おかっぱ。

さぁ、会社へ行こうぜ。

 

「ど根性草」

うん、そうだな、ど根性だな。

早く、会社へ行け!

 

職場の近く行けば、菜の花畑が広がっていた。

これだぜ、俺が映したかった物は。

おかっぱ、オレのシャッターを切れ!切りまくれ!

「奥行き殺し」

おい、奥行きが、一切感じられないぞ。

もっと、さーっと広がっていただろ?

 

おっと、おかっぱ。

いいとこに目を付けたな。

そうそう、菜の花畑の脇の小さな花々。

これも、黄色をバックに撮ってみろ!

 

「凝視、禁止」

ピントはどこだ?

じっくり見ていると、めまいをもよおすぜ。

凝視はお避け下さい。

 

ん?おかっぱ、のっぱらに蝶を発見したのか?

姿勢はいいぞ。

脇を絞めて手振れを抑えて、蝶を追え!

 

「どこ?」

蝶は、どこ?

 

「どこなの?」

蝶は、どこなの?

 

おかっぱ、さすがのオレも、そろそろキレるぞ。

いいか、よく聞け。

まずオレのオートを信じろ。

さっきから、ずっとダイヤルをクルクル回しやがって。

まず、そのダイヤルから手を離せ!触んな!

触んなってーーー・・・

 

「ピンボケの極み」

あーあ・・・

 

だからぁ、今オレがぁ、ピント合わせてるからぁ、待てって。

悪戯にズームすんなって、待てって!

ちょっ待てよーーーー・・・

 

「お前ったら」

お前ったら、いったい何がしたいんだ!

 

「これじゃ、駄目なの?」

なっ、もう、これでいいじゃん?

普通に、これでいいじゃん?

 

「つくしの小道」

ほんとは、手前の花が撮りたかったんだろ?

図らずも、つくしの小道撮れたじゃん?

もう、勘弁してくれ。

仕事に戻れーーー!

 

というわけで、

今回も、オレの良さを一切引き出せない、おかっぱとの外出だった。

ん?なんだって?

猫を撮ってみればどうかって?

ふーーー・・・

 

「逆光の奇跡」

黒猫に見えるだろ?

こいつ、白黒なんだぜ、ほんとは。

 

オレは、昔、親父さんの家に居たんだ。

おかっぱが、オレをさらっていったんだ。

親父さんのとこ、帰りてーよーーー・・・・

 

「帰ったところで」

だな。

帰ったところで、こういうのに付き合うんだよな。

誰かーーー

オレを助けてくれーーー!


私の鏡台

2017年04月02日 | 真面目な日記

最近、私が仕事から帰ると、

我が家のおじさんは、決まって猫達の様子を報告してくる。

 

「あやはね、もう4時くらいから、鳴き出すんだよ」

そうかそうか、食いしん坊だもんね。

 

「よねちゃんっったらね、あなたが帰ってくる足音で起きるんだよ」

寝てばっかりと思いきや、案外やるわね。

 

「それより、きくさんが、凄いんだよ。

あなたが帰ってくる、ずっと前から待ってるんだよ」

そうか・・・

 

おはようございます。

私の持ち物の中で、最も長く付き合ってきたのは、

3面鏡の鏡台だ。

二十歳の頃、母が持たせてくれた嫁入り道具だ。

当時、名古屋の嫁入りは派手な事で有名だった。

それを知っていた母は、娘が肩身の狭い思いをせぬようにと、

目一杯張り込んで、たくさんの道具を持たせてくれた。

 

あの日以来、私は毎日、鏡台の前に座り、

自分の顔を映していた。

寝起きの顔や、格好をつけた顔、

時には、ぶつくさ文句を言う顔や、

子供のように泣きじゃくる顔も、

鏡台の鏡は、ただありのままを映していた。

 

しばらく時が経ち、その鏡に映るのは、私だけでは無くなった。

ある日、一見大人しそうな長毛の猫が、我が家にやってきて、

あっという間に、鏡台の椅子の張り布をボロボロにした。

そんな時、鏡台の鏡は、

真剣な面持ちで爪とぎに励む猫を映していた。

 

3年程経ち、今度は恐ろしい黒い悪魔が、我が家にやってきた。

壁をバリバリ登るその様は、まるでゴキブリだったが、

実態は猫だ。

暴れ回る猫は、1年後、嘘のように大人しい猫に変身したが、

そんな時、鏡台の鏡は、

たった1年で魔物が荒れ狂った後のようになった無残な壁を

3面を生かして四方八方、映していた。

 

その数年後、私は鏡台の前に座り、母さんに電話をかけた。

「母さん、私ギブアップです。

離婚します。そっちに帰っていい?」と。

すると母さんは、

「いやっほれ、お前はもう少し、名古屋で部屋探して頑張れ。

今、こっちに帰って来ても、世間体がアレやから」

と、口を滑らせた。

母さん?もう少し、気の利いた断り方ってないの?

と、呆気にとられた。

そんな時、寝台の鏡は、

ハトが豆鉄砲を食らって、その豆が鼻の穴に詰まっちゃったような、

そんな私の顔を映していた。

 

その頃には、もう1匹猫が増えていて、

ついに満を持して、猫3匹と引っ越した。

物は何も持たず出たかったが、なぜか重くて大きな鏡台だけは、

置いてはいけなかった。

そんな時、アレを紐でくくり背負って、街を歩いていた私は、

このご時世だったら、誰かにスマホで写されていたかもしれない。

 

あの後、もう1匹増えて、もう1度、引っ越しをした訳だが、

さすがに鏡台を背負って歩ける距離ではなかったから、

鏡台は引っ越し屋のトラックの荷台に、

私と猫達は、手伝いに来てくれた姉の自動車に揺られながら旅をした。

出発してすぐ、喘息もちの姉が咳き込み始めた。

と同時に、最年長の猫が乗り物酔いでゲーゲー吐き始め、

酷く咳き込んでいようと、そこはさすがの、プロ姉ちゃんだ。

ドライビングテクニックが衰える事はなく、

引っ越し屋のトラックを図らずも巻いてしまった。

私は、助手席で、

「姉ちゃん、死なないで!うめさん、頑張って!

引っ越し屋さんは、どこなのー?」と、叫びっぱなしだった。

そんな時、もし鏡台の鏡で映してみたら、

さぞや必死な顔が見られた事だろう。

 

こうして、この家に住むようになり、猫が2匹増え、

鏡台の鏡に映る顔は、

また増えたり、時には減ったりと、

我が家のありのままを映し続けてきた。

 

そして今、鏡台の鏡は、

鏡台の前に座り、窓の外に私の姿が見えるまで

じっと待ち続ける、

きくの横顔を、毎日映している。

 

おおよそ4月生まれが多い、我が家の猫達、

推定年齢が、1つ上がりました。

きく、15歳。