うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

密林の青年と、まるで少女

2017年06月19日 | 日記

昨日は、無事、

マンションの定例清掃を終えました。

 

おはようございます。

住民の多くが高齢者がゆえ、

私は、ここでは若手ぶれちゃうんだ。

まるで、気分は、少女なんだ。

 

この少女、果敢にも、

外国人ともコミュニケーションを取りにいく。

数か月の前だったか。

このマンションに、ある青年が越してきた。

カンボジアからやってきた、母国語と英語が話せる青年が。

日本語は、一切話せないという事だった。

 

ところが、この数か月で、

彼は驚くほど、日本語が上達していた。

昨日、掃除のために集合場所にやって来た彼に、

グッモーニン!と声を掛けたら、

彼から、「おはよーごじゃいます」が帰って来る。

そして、彼は続ける。

「今日は、寒い、寒いですね。」

寒い?けっこう暑いと思うけど?

 

「カンボジアは、もっと暑いです。38度です。」

そりゃ暑いね~。

カンボジアって、湿気はどうなの?

 

「湿気?湿気ってなんですか?」

えっとー、じめじーめなの。

 

「じめじーめ?なに?」

べたべーた。

 

「べたべーた?」

・・・・・

そろそろ、お掃除しましょうか?

 

という訳で、

ほとんどが日本語でコミュニケーションが取れる彼と、

もっとも過酷な場所へと向かったのだ。

 

川沿いの、もはや密林と化した、この場所へ

私は、彼に、鎌を使った事あるか?と聞くと、

彼は言う。

「僕は、草刈り得意です。国の草木は、もっと凄かったんです。

任せてください。」

そう言うと、彼はナタを手に、この密林へ、

半袖半ズボン、ビーチサンダルで迷いなく飛び込んで行く。

 

慣れた手つきで、バッサバッサと刈りまくる彼。

は、早い!

彼、タダモノではない!

 

私は、切り開かれていく未開の土地を、

さらに開拓していく。

 

彼に置いて行かれないよう、必死で食らいついていると

半ズボンの彼は、自分の足に切り傷が出来ている事に気づき、

私を気遣ってくれる。

彼、優しい!

 

彼、頼もしい!

 

彼、かっくいい!

 

まるで、少女のように、

高鳴る胸を落ち着かせようと、

私は、再び草に挑むべく、しゃがんだ瞬間

我が口からは、英語が飛び出し、

彼からは「大丈夫ですか?」と日本語が飛び出した。

密林に、迷い込んだ、我々であった。

 

そんな中、我が家はというと

お尻大き目シスターズが、新しいベッドで寛いでいた。

お尻も納まるサイズだ

 

テッシュとの大きさ比較だ

 

うんこ「おしり、すっぽり!」

 

あや「おしり、すっぽり!」

 

そうか、奇遇だな。

おばちゃんはな、お尻ぶっすりだったぞ。


酒盛りは、いつ?

2017年06月17日 | 日記

きたー、

きたよ~、

土曜日。

 

おはようございます。

先日、コンビニで、無駄遣いをしたら、

またクジを5回も引かせてもらえたんです。

私は、以前から、

「クジ運と、九死に一生運が強いんだ」と

豪語していたのですが、

ここで、そのすべてを、発揮してやりました。

 

ご覧ください。この我がクジ運の強さを。

5回引いて、外れ無し。

しかも、この素晴らしい流れを。

 

という訳で、

今日から明日の朝の予定で、

この「クジ運と、九死に一生運」の流れを組んでみます。

 

まずは、キンキンに冷えたビールを飲むでしょ。

ほろ酔いじゃ、物足りない土曜の夜は、

清酒をグビッといっちゃうよね。

程ほど酔ったら、陽気に、

「ト・ト・トリスのハイボール」って歌いながらの大宴会だ、

独りで。

で、はしゃいだ後にやってくる、虚しさには、

バーボンな訳だ。

やり切った充実感と虚しさを抱いて、

バーボンを静かに飲む訳です。

つまみなんて、もう要らない。

こういうのを眺めてれば、いいのです。

 

そして、

気が付けば、もう朝だ。

あれ~、体だるい~っと気怠い朝を迎えた日曜日、

ゆっくりもしていられないのだ。

マンションの定例清掃があるじゃないか。

ヤバい、とってもヤバいぞ。

二日酔いの状態で、ボーボーな草と立ち向かうのは危険だ。

いや、ちょっと待てよ・・・

たしか、5本目のクジで当たったのは・・・

キューピーコーワゴールドだ!

よっしゃ、エネルギーチャージ!!

 

いかがですか?

完璧でしょ?

うんこ「母さん、またバカやってる」

だな。

そもそも、我が家の冷蔵庫は、只今、

明日の清掃後に住民皆さんに配るジュースが、36本入ってる。

36本のジュースのおかげで、まず、あのビール1本すら入らない。

キューピーコーワゴールドも、入れる事を控えている状態だ。

この九死の状態で、さっき母さんから電話があった。

「ほい、お前んとこ、牛乳いらんか?貰ってくれ」とな。

やめてーーー無理ーーー!


おたまは、フェッ

2017年06月15日 | おたまの事

我が家、唯一のオス猫おたま、

幼い頃は、姉さん猫達に甘やかされ、

実家のジジババにも甘やかされ、

我が家のおじさんが甘やかさない訳がなく、

私も、振り返ってみれば、

非常に甘やかしていた・・・気がするのです。

 

おはようございます。

ちょっと体が弱いような素振りをするおたまは、

実際は病気一つせず、育った。

けっこう大きく育った。

かなり、ズボラに育った。

あまり空気を読まない感じに育った。

 

そんなおたまは、先日も書いたように、

寝ながら食べたりもするのだが、

夕飯の時などには、

ご飯の催促をして見せてくれるんだ。

生き生きとした、若い男の子らしくて、

本来ならば、喜ばしい事なのだが、

それが、とっても、切ないのです・・・・

 

私がご飯の用意をしている時、

おたま以外の猫達は、だいたい決まった位置で、待つ事になっている。

足元にいるのは、必ず、うんことよねさんだ。

そこへ、腹ペコおたまが、

代表曲「フェッフェフェ」を歌いながら、ご機嫌でやって来る訳だ。

 

そして、

「おら、腹減った~早くくれよ~」という思いを、

全力で、よねにぶつけるのだ、なぜだか。

全力なおたまだ。

全力で、ご飯の催促を、よねにする、おたまは、

当然のごとく・・・

よねに、めちゃくちゃ、キレられて・・・

 

うんこに、慰めてもらうんだ、とっても切ない顔でさ。

 

こんな切ない顔が見たくない私は、

よねがキレる前にと、

とにかく急いで、用意をしているのだが、

毎回、よねにキレられる、おたまであった。

でも、ちょっと待って。

そもそも催促は、

私にするべきなんじゃねーのか、おたま?

 

おい、おたま!

おたま「うんこ姉ちゃん、そこはおらのベッドだぞ」

 

おたま「姉ちゃん、姉ちゃん」

 

おたま「じゃ、一緒に寝るべ?」

 

うんこ「やだ!暑い!」

 

おたま「フェッフェッフェ」

 

おたま「おら、ここで寝るだ」

君を見てると、我々は、

なぜだか、どうしても、

甘やかしたくなるのだよ。

それは、まさか・・・作戦じゃなかろーな!


前髪ふぉーーー

2017年06月13日 | 日記

えび?

かに?

えび・かに・えび・かに、ふぉーーー!

 

おはようございます。

前髪を切り過ぎちゃった可愛い女の子もいれば、

前髪を敢えて短くして、

子供達と楽しく歌う、人生の先輩達もいるじゃないか。

そうだ、私も頑張ろう。

 

ケロポンズって、ご存じですか?

恥ずかしながら、昨夜、テレビで初めて知りました。

子供達に絶大な人気を誇っているミュージックユニットだそうで、

ノリがいい元気な代表曲「エビカニクス」が、もう耳から離れない。

 

そんな私の前髪も、今になって、かなり元気なのだ。困っている。

私は、ここ1年程だろうか、ずっと前髪を伸ばしていたのだ。

大人のいい女風を目指して伸ばしていたが、

実態は、金八先生だった。

ロバートの秋山という説もあったが、

やっぱり金八先生だと思うんです。

 

昔から、眼をがっと見開くと、できていたデコの皺が、

最近は、そっと眼を閉じても、消えない。

長期滞在を決め込んでいる模様だ。

いや、永住する覚悟なのだろう。

そうきたか、とキレ気味な私は、

迷わず前髪を切ってやったわ。

バッサリ切ってやったのよ。

そしたら、どうよ。

長くて重い前髪に耐えていた毛根が、

ふぉーってなったよね。

ふぉーーーー!

今、私にとって、命より大事なモノは、

前髪を抑えるための、ジェルです。

 

そんな我が家のあやさんも、お元気だ

あやさん?

何してんの?

 

あや「クモさんが、居るの」

そうかそうか・・・・

ぎゃーーーーー!!

 

あや「ほら、ここに居るわ」

ああ、このサイズなら、私もギリ大丈夫だ。

 

あや「クモさんって、美味しいの?」

やめて。

逃げろ、クモさん!

 

その直後、クモは機転を利かせて、

おたまの分身の影に隠れた。

あや「あれ?どこへ行っちゃったかしら?」

 

危うく命を奪られるところだったクモさんは、

おたまの分身のおかげで、逃げる事に成功したのだった。

私が掃除を怠っている賜物でも、あるのだった。

 

おい、おたま!

君は、気づかんのか、この事態を

君の分身のせいでバレた私の醜態とクモの事に気づかんのか?

 

よね「えび?かに?いや、いかーーーーフフフ」

一件落着という事で、掃除は置いといて、

私はエビカニクスを歌いながら、

今日も前髪を抑えにかかります!

 

 


この世は、美女だらけだ

2017年06月11日 | 真面目な日記

子供の頃から、

不思議と、私は、いつも美女に囲まれていた。

小4の頃の写真の再現だ。

美女は、なぜか顔も小さいのだ。

 

 おはようございます。

6・3・3で12年、

仲のいい友達数人、みんな学校内外に轟くほどの美女揃いだった。

ついでに、専門学校へ進んでも、

最初に仲良くなったのは、眼を見張るほどの美女だった。

なんなら整体師だった頃も、

私の顧客は、すべて美女。

恐ろしい程、美女ばかりだった。

隣近所の人々が、私の店にやってきては、

「ここは、モデルのプロダクションなんですか?」と

お問い合わせを頂いた。

 

これは、幸運なのか。

それとも、不運なのだろうか。

確かに、いつも美しいモノを見て育ってきた事は、幸運だったが、

不運とも隣合わせだった。

 

学生の頃も、モテすぎる美女達は、だいたい苦悩していた。

美女は「ねえ、おかっぱ。相談があるの」と泣きそうな顔で話してくれたっけ。

「A先輩、B君、あとC君に告白されていて、困ってるの」と。

わかる~すごくわかる~。

 

「私、誰とも付き合う気なんて無いの。だから・・・」

分かるわ~、そういう時じゃないよね、今って。

 

とまぁ、分かるはずがない私が、分かる気になってしまう。

告白された事もない私が、未知の領域「3人から告白」という場面など、

妄想でも、しりごむレベルだ。

それを、分った気になってしまうのは、

この、美女にありがちな苦悩に、

立ち会う事が多い環境での勘違いが引き起こす不運だ。

 

卒業式になれば、決まって

「おい、おかっぱ。オレさぁ、

ツーショット写真撮って欲しいんだ」

えっえっえっ?

 

「お前、あの子と仲いいだろ?頼んでくれないか?」

やーだねー!いやぁーーーだねーーーー!!

 

とまぁ、己の嫌な部分を垣間見てしまうのも、

美女に囲まれる不運でもあった。

 

恋に悩む美女からは

「彼が別れたいのに、別れてくれないの。

おかっぱ、彼を説得してくれない?」と頼まれた事も、

過去、2回ほどあった。

美女達は、頼みながらも、私を心配してくれたものだ。

「でも、今度は、おかっぱが言い寄られたりしたら、

おかっぱに迷惑かけちゃうかも」との事だ。

やります!二つ返事で、やります!

 

とまぁ、出来うる限りのオシャレをして、

男をバーかなんかに誘い、酒を飲ませて慰めながら説得をして、

彼女と別れる事を納得してもらった。

一切、言い寄られないままに、成功を果たした。

これは・・・幸運か?

 

ここまで書くと、

人は顔だけで運を図れるわけじゃないと思う方も居られるでしょう。

私も、そう思います。

そんな私は、昔、顔を患った事がある。

25歳の頃、顔面神経麻痺という病に襲われた。

顔の右半分の顔面神経が麻痺を起こす事で、

私の顔は、あり得ない程、歪んでしまった。

当時は、今より治療が確立されていなかったせいか、

私の症状は、改善はしたものの、完治はしなかった。

1年以上リハビリを続けた後、ある日、主治医が、

「おかっぱさん、これ以上は治る見込みがありません」

と、言いにくそうに言った言葉は、今でも忘れない。

 

もともと大した顔じゃあるまいし、

これくらいなら、日常生活に支障ないし、全然平気です。

と、笑った私の右顔は、笑顔を作る事ができなかった。

 

それ以来、私は平気な様子で過ごしたが、

本当は鏡なんて、見るのも嫌だった。

笑う時は、必ず口元を手で隠す癖が付いた。

不意に向けられるカメラのレンズを避けて、下を向いた。

 

私さ、ちょっと麻痺が残ってるから、写真に写るのが苦手なんだよね。

そう明るく人に伝えると、決まって、

「全然わかんないよ。言われてもわかんない位、平気だよ」

と励ましてくれたが、それが一番恥ずかしかった。

 

ある時は、

友人とうどんを食べに行った時、

私さ、うどんがすすれないんだと言ったら、

「そっかそっか。じゃ、ストローもなんじゃない?」

と言われて、口笛も吹けないぜっと

吹いて見せながら笑い合った時、

なぜか、ホッとする自分が居た。

 

整体師をしていた頃、一人の美しい女性が来店した。

主訴は、肩こりだった。

子育てに奮闘中で、とても疲れているとの事だった。

定期的に通うようになり、ある日、彼女は私に言った。

「私、子供の前と、ここでしか笑えないの。

ここでは、ずっと、うつ伏せだから、気兼ねなく笑えるわ。

以前やった顎の病気のせいで、口元に、麻痺が残ってしまってね。

笑うと顔が歪むのが嫌で、人前では笑えなくなっちゃったの。」と。

 

私は、不覚にも、その話を聞くまで、彼女の麻痺に気づかなかった。

整体師として失格だと恥ずかしく思ったが、

それに気づかれないよう、すぐに返答をした。

 

お顔、マッサージなど、していますか?

何かしていないと、更に筋肉が硬くなって、

お顔が、動かし辛くなりませんか?

分かるんです。

だって私も、顔に麻痺があるものですから。

 

そう言うと、彼女は驚いたように、私の顔をじっと見た。

そして、「全然、気づかなかったわ。ごめんなさい。」と、

申し訳なさそうに謝る彼女の眼が潤んだのに気づき、

私は、ここぞとばかりに言い訳をした。

 

実は、私も、お客様の麻痺、ぜーんぜん気づかなかったんです。

いえね、美しい人だな~としか。

整体師、失格です。こちらこそ、申し訳ありません。

そんなモノなんですよね。

でも、嫌なモノは、嫌なんです。

私も、もともと大した顔じゃないくせに、

麻痺した自分の顔、さらに嫌んなっちゃいます。

だから無理してまで、笑う事なんて、ないです。

でも、筋肉を柔らく保つだけでも、結構違うの。

これ、やってみてください。おすすめー!

 

そう言って、2人でセルフマッサージを始めた。

にらめっこ状態で、自分の顔をマッサージしている私を見て、

彼女は、何度も吹き出して笑っていた。

その時の彼女は、やっぱり美しかった。

美女は、どんな時も美女なのだ。

 

悩みながら、懸命に生きる姿は、誰だって美しい。

心から楽しんで笑う姿は、誰だって美しい。

優しく眼を潤ませる姿は、誰だって美しい。

心に愛を抱いて生きる、その姿は、

誰だって、美しいのだ。

 

その事に、気づいた私は、幸運なのかもしれない。

 

あやさん、うううう美しいあやさん。

あや「おばちゃん、いつも大きな口で笑ってるじゃない?」

そうだね。

大きな口で笑ってるよね。

 

あや「恥ずかしくないの?」

うん、全然、恥かしくなくなったよ。

 

あや「すごい顔で、寝てる姿も?」

ああ、全然、恥かししくないね。

 

あや「おじさんが複雑な心境で見つめてる姿、あたし、何度も見たけど」

ん?

あんまり酷い時は、起してやってって、おじさんに伝えて!