私は、
比較的、ぼーっとしている人間です。
おはようございます。
長年ぼーっと生きて来ているだけあって、通常時でも、口が開いている。
幼少期、とても大事な成長期に、
ぼーっと口を緩めっぱなしで育ったおかげで、
口を閉める筋肉が、しっかり育たなかったのだと思う。
それに伴い、口元の緩さのおかげで、
口腔内の環境がとても自由になり、
だから、前歯が思う存分育ったおかげで、
出っ歯になったのではないかと、私は推測している。
そして、これは自慢ではないが、
ずっと口が半開きな状態で生きて来たから、
いろんな小さな虫を自動的に食べてきただろうと思う。
半開きの私の口は、
虫達にとっては、魅惑のウツボカズラなのだ。
が、しかし!
人間ウツボカズラの口が、きゅっと閉じる、そんな瞬間がある。
それは、野鳥を見つけた時だ。
見慣れているスズメやカラスなどには過剰に反応はしない。
しかし、よく会う知り合いや、滅多に会わない鳥には、
かなり敏感に気付くことが出来るのだ。
よく会う知り合いとは、ハクセキレイのキイロちゃんだ。
見た目、普通のハクセキレイだが、
車ですれ違った瞬間でも、それがキイロちゃんであれば、
この口が閉じる。
滅多に会わない野鳥に至っては、姿が見えなくても、
気配を感じで口が閉じるのだ。
職場の熟女さんは、そんな時、
「どうして気付くのぉ?」と引き気味で驚くが、
普段ぼーっとしている私が、その時ばかりは、
「目で見るな!心の目で、感じろ!」とバシッと言うものだから、
海辺でもないのに、サーっと潮が引く音が響く。
人間ウツボカズラの弱点は、
野鳥の気配を心で感じることが出来るのに、
人間の心の満ち引きが、まったく感じ取れないというところだ。
そんなウツボカズラが、
最近、職場付近で、よく感じていた気配があった。
それが、この子だった。
ついに撮影が叶ったが、ちょっと分かりづらいですね。
これは、イソヒヨドリという鳥です。
青いんだぜ~。
本来は、海辺にいる鳥だが、近年は都市部にも生息しているらしい。
去年末から、どこかからやってきた。
はじめまして、イソヒヨドリさん。
さて、我が家にも、珍しい光景が見られる。
『あやのお転婆抱っこシリーズ』
あやさん?
それ、楽かい?
寛げているのかい?
あや「確かにね。じゃぁ、こうすっか」
あや「よっこらせっと、どっこいしょっと」
なんか、逆さのままよじ登ってきてる・・・。
あや「くるりんぱっと。うん、いい感じだわ。」
おばちゃん、開いた口がふさがらないよぉ。