うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

悲しき、ウラキモーン

2023年01月20日 | 日記

裏起毛という素材は、

いつ、発明されたのだろうか?

 

おはようございます。

初めて、裏起毛タイツを履いた日のことは、覚えている。

私は足を入れた瞬間、

「なんじゃこりゃーーー!」と叫んだ。

このタイツ発明した人、ノーベル賞取る!とさえ思った。

 

あれ以来、冬の私は、裏起毛教の信者だ。

敬虔な信者は当然、全身裏起毛素材だ。

もう意識などない。

「今日は、この裏起毛のインナーに、あの裏起毛ズボンを合わせて、その裏起毛靴下を履こう」

などと考えない。

目を瞑ったまま1分で、全身裏起毛装束を纏う。

 

難点はある。

裏起毛過多の難点は、静電気だ。

何を触っても、バチッと電気が走る。

しかし盲信者の私は、それだって武器と捉えている。

「いでよ、手からビーーーム」だ。

フワフワな裏起毛は、私に無敵感を与えてくれる。

 

そんなわけで、

今日は大寒だそうです。

もちろん、私は『機動戦士ウラキモーン』に変身し出掛けます。

 

そんな我が家の、眼に暖かな光景をお届けします。

炬燵を正しく使いこなす、のん太。

 

のんちゃん、上手に炬燵に入ってるね~

まったくもって、正しい使い方!

 

のん太「ウラキモーン、怖いら」

ウラキモーンの最大の弱点は、

図らず放たれる『手からビーム』で愛を失うことである・・・

 

 

 


怪我の経過

2023年01月18日 | カズコさんの事

ついに、

かずこは腕のサポーターを剥がしてしまった。

 

おはようございます。

数えてみれば、ちょうど一か月前になる。

かずこさんは酔っぱらってすっ転んで、腕を怪我した。

傷は深くないが、幸いという言葉は浮かばなかった。

皮膚がずるっとずる剥けて、中身が丸見え状態だったからだ。

剥き出しの、それはそれは綺麗なピンク色の筋肉を見て、

私は白目をむいて卒倒しそうになった。

これは、手術的なことになるのじゃないだろうか?

と、気が重くなったが、病院での処置は案外簡単なものだった。

医師は、

「これね、皮膚再生シートって言ってね、

これ貼っておけば、皮膚が再生するからね~」

と言い、大きな絆創膏みたいなシートを貼ってくれた。

私は安堵したが、実はここからが大変だった。

認知症のかずこさんは、そのシートをすぐ剥がしてしまう。

その度、ピンクの筋肉を確認し白目をむいてから、病院へかずこを運んだ。

 

「これじゃ、いつまで経っても治らない」

私は、苦肉の策で皮膚再生シートの上にサポーターを巻き、

そのサポーターに『とらないで』とサージカルテープに書いて貼ってみた。

 

それが功を奏して、約3週間は維持していたはずが、

昨日、ついにサポーターもサポーターで保護した皮膚再生シートも

全て剥がされていた。

私は思わず「キャー」っと叫びながら、かずこの腕を取って、袖を捲った。

「あっ・・・」

 

治ってるー!!

 

「もう治ったで、取ったんやもん」

かずこはそう言って、自慢げに腕を擦ってみせた。

「もうどっこも痛くないんやから。ほれ、ほれほれ」

皮膚の違和感はあるものの、確かにすっかり再生されていた。

けれど、その手首には、『とらないで』と書かれたテープだけは

ちゃんと貼られていて、その律義さに私は笑っちゃった。

 

あやさん?

威勢の良さと、案外律儀なことは、貴女も似てるよね。

 

じわじわ近づいてくるけど、なんなのだい?

 

どうしたのだい?

 

あんたも、自慢げにピャーっと見せてくれるけど、なんなのだい?

 

そこは隠しといて~!


買い足したい毛糸は売り切れだったから

2023年01月16日 | 日記

正月休み明け、

一週間、通常通りの暮らしを送ってみた。

 

おはようございます。

今年の抱負は、『まず落ち着こう』なわけで、

私は落ち着いて、この一週間を過ごした。

 

ニットのスパッツも、じっくり落ち着いて編み続け、

ふと気づいた。

「これ、毛糸が足らないかも?」

そして、私は落ち着いて慎重に、毛糸を買い足した。

焦って買う時は、大体多めに買ってしまうのが、私の癖だ。

しかし、今回は足らない分量を予測して、

中途半端な量の毛糸を買った。

しかも、2度買った。

2度、中途半端な量の毛糸を買った。

なぜかと言えば・・・

色が違いますやん!

一個は全然違う青だし、もう一個は微妙に違う青なのが逆に気になる!!

 

私は今、考えている。

仕方ないから、スパッツに編みたすのを諦めて、この色間違いの毛糸2種を、

もう数玉ずつ、買い足さないと無駄になるよなって。

せめて2~3玉買い足さないと何にもならないもんな~って。

※参考ー・マフラーなら2~3玉

    ・セーターなら5~6玉が必要です。

 

もしくは、このままどっちかの毛糸で片足を編み、

無駄にサイケデリックなスパッツにするか?

 

ああ、もう分からん・・・・

母ちゃんは、もう分からんのだよ、たれ蔵?

たれ蔵、それはどうなっているのだい?

 

ああ、分からん

 

起きても・・・

ううう、起きてんだか目を瞑ってんだがも分からん!

 


チンプンカンプンな我ら

2023年01月14日 | カズコさんの事

今日は、雨天の予報だ。

雨の休日だ。

 

おはようございます。

最近のかずこさんは、大人しい。

ちょっと前までは、一日中興奮してしゃべり続けていたのに、

今じゃ、聞き取りづらいくらい、小さな声だ。

あんなに出掛けたがっていたのに、

最近は雨でなくても、出掛けることも躊躇っている様子だ。

体重も、2キロ減った。

大好きな天ぷらうどんなら、いつどんな時だって完食できていたのに、

今は残してしまう。

 

「母さん、どうした?」

そう問いかけても、答えは帰ってこない。

チンプンカンプンな言葉が返ってくるだけだ。

仏頂面でブツブツと謎の呪文を唱えているみたいだ。

 

とはいえ腕の怪我は、かなり回復してきている。

だけど、それは皮肉にも、包帯を引き剥がす元気が無いおかげだ。

認知症のかずこさんは、怪我をしたことなんて、とっくに忘れているどころか、

定期的に医師に診せ、その病院の玄関を出た辺りで、なにもかも忘れてしまう。

その代わりに、腕が痛むのは、巻かれた包帯のせいだと思い込んで、

「なんや、これは!」

と興奮して、すぐ引っぺがしてしまう。

私は、

「こうなったら、知恵比べだ」

と奮い立ち、サポーターにベタベタと文字を張り付けていた。

これでもダメ、アレでもダメと挫折した挙句、

かずこさんのサポーターは、キラキラしたアクセサリーみたいになっていた。

これが大成功だった。

かずこさんは、キラキラしたサポーターを

誰かに見せびらかしたいとさえ思っているようだった。

それくらい、かずこご自慢のサポーターとなった。

 

今、私の手元には、数種類のキラキラしたシールがある。

さて、今日はどんなシールを貼ってやろう?

引っぺがされないようにと貼っていたキラキラシールのはずが、

最近はかずこさんの元気が出ますようにと願いながら貼るようになった。

腕にシールを貼り、その次は肩を揉んで、

最後にかずこさんのおでこに手を当てる。

そして、チンプンカンプンな呪文を唱えているかずこさんと同じように、

私は小さな声で呪文を唱える。

これが、私とかずこさんの最近の朝のルーティーンだ。

 

私の呪文は、これがまた謎だ。

かずこさんの呪文以上に、チンプンカンプンになる。

だって、大人しいのは非常に助かる。

けれど、暴れないかずこなんてつまんないし、

笑わないかずこは、もっとつまんない。

それらを集約した呪文は、もはや我ながら何を言っているのか、

さっぱり分からない内容となる訳だ。

まったく、私達はチンプンカンプンな母娘だ。

 

我が家にも、チンプンカンプンな2匹がいる。

あやさん?

のん太が何やら企んでおるぞ。

 

ほら、あやの隙を狙ってるぞ。

ちびっ子チンピラ、飛び掛かってくる気満々だぞ?

 

あやさん、どうするの?

あや「うん、のんちゃん可愛い」

いやいや、そんなこと聞いてないし。

 

なぜか、のん太にのみ甘すぎる、我が家のあやは、

通常・・・

ちょっと寄っただけのおたまを

 

こうします!

ちなみに、これがたれ蔵でも、こうします!

のん太以外、こうします!!

 

 


今更、毎度恒例を叫ぶ

2023年01月12日 | 日記

もう木曜日だから、

言えない・・・・

言っちゃいけない・・・・

 

おはようございます。

なにげに、大型連休を終えていた。

本来なら、11連休だったはずが、

コロナったせいで14連休になってしまった、この正月休み。

月曜日の仕事始めは、順調に始まったし、

もう今更、言えないのだ。

 

行きたくなかった。

ああ、行きたくなかった~。

いつも以上に、億劫だった~。

木曜になった今日も、まだ、心の片隅に

「面倒くせぇな~行きたくねぇな~」と叫ぶ私がいる。

 

しかし今回、私はこうも思った。

休むって、大事なんだな~と。

大型連休を前にコロナ自粛が始まり、やたらめったら休むしかなかった。

休みたくなくとも、休むしかなかった。

その最中は、やたらめったら苛立っていた。

外にも出られないし、

実家のかずこのことも気になり、もはや、かずこロスに陥った。

「最悪だ。ほんと、最悪!」

そう思っていたが、今となれば、

気分がすっきりリフレッシュされている。

心の中が、ピカピカに掃除されたみたいな気分だ。

 

私は、面倒くさがり屋で、出不精で、怠け者だから、

休むのが、実はあまり好きじゃない。

一旦休むと、もう立ち上がれなくなる気がしてプレッシャーを感じる。

だったら、休まない方が、気楽なんだ。

そう思って生きて来たが、コロナったおかげで、

少し考えが変わった。

休むって、大事なんだね。

 

という訳で、

今はひたすら、早く土日になって~お願い早く土日に~っと

心が叫んでいる。

休むことの大切さを学んだ以上に、怠け癖が亢進中です!

 

そんな我が家にも、重症なのんがいる。

日常に戻って、お留守番を強いられているのんが・・・

ふと気付くと、見てる。

ずーっと、じとーっと、見てる。

 

のんちゃん?

だったら、こっちへおいでよ?

のん太「のんは、寛いでいるだけらちぃ~」

そうなのね?

ならいいけど・・・

 

って、やっぱ見てる。

 

たれちゃんも?

たれちゃんも、お留守番が淋しいの?

たれちゃんも、母ちゃんをじとーっと見てるの?

 

と思いきや、たれ蔵は

ぼーっとしているだけであった!