コロナ感染から10日経ったので、遅くなったのですがお寺に付け届けに行き、
その後、香花を切ってお墓掃除に行って来ました。
6月に来た時に剪定したサツキが、黄緑色の小さい葉でこんもりとした姿になり、
猛暑のせいか、周辺の草は思ったほど伸びていませんでした。
今日は線香を置く所の下に苔が見えたので、たわしでこすってきれいにしたら、
石段の上も薄っすら苔が出始めていたらしく、滑る感じがしたので、そこもゴシゴシ。
昔、41歳で亡くなった同期の友人の墓参りに行った時、掃除についてお坊さんに聞いたら、
苔も自然なので、あまりゴシゴシやり過ぎない方がいいでしょうとの事でした。
たまに行く人間が、余計なことをするべきではないなと思った気がします。
従兄のように、早く亡くなった親を想って、50年もの間毎月丁寧に掃除をし続ける、
私にはとてもまねのできない事で、それはそれで素晴らしいことです。
今日は、周りのお墓の建てられた年と苔の出具合を見て来ました。
昭和33年、43年、50年、53年・・・白い苔が広がっているお墓もあり、
そこには、猛暑厳寒風雨地震に耐えてきた歴史があるのだと思います。
車に戻る時、お墓の石垣の下にツルボと蝶を見つけました。
ここの石にも苔があり、きれいだなと感じました。
午後は、10日ぶりに草刈りをし、残っているアジサイの剪定も始めました。