パレ・ロワイヤルの一角に、資生堂のサロンがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e8/03b7ffa191081d80da8907a80ea871ca.jpg)
内装はすべてセルジュ・ルタンスによる,深い紫色に彩られた占星術をテーマとした神秘的な空間。
静謐な店内で扱われているのは、彼が手がけた エキゾチックな香調が魅力の一連の香水と小さなメーキャップコレクションのみ。
http://www.shiseido.co.jp/sprs/
ルタンスの香水は、THE GINZAの銀座本店でも扱いがありますが、シンプルな直方体のモダンなイメージの東京バージョンとはボトルも異なり(そして香りそのものも微妙に違うと言う方も・・・)クラシカルな重みのある釣鐘型で、パリ仕様。
東京でも17種類の充実した香りのコレクションが楽しめますが、こちらでは、23種の展開。パリだけでしか購入できない、5種を試して、連れて帰ろうという魂胆です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/05.gif)
ルタンスの香りでは、ドライフルーツとスパイスの香りの「アラビ」と、オレンジの花を中心にチュベローズやジャスミンが甘く香る「フルール・ドランジェ」を愛用。
そして杉の香りにチュベローズの甘さとシナモン、クローブのスッとするスパイスを加えた「シダー」も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/78/c99847084356e0da5e71379d10804f51.jpg)
今回、チェックを入れたのは、モロッコを吹く突風シロッコのフランス語である「シェルギイ」と、インドネシアから届いた絹の巻物から立ち上るパチュリの乾いた香りをイメージした「ボルネオ1834」。
そしてトルコローズを基調にした「夜の薔薇(Rose de Nuit)」に、古代エジプトからの百合の香りをスパイシーに表現した「一輪の百合(Un Lys)」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/80/84a3a53d9d44c7da02fca44af0bceda4.jpg)
「Borneo」は、男性のほうが素敵に香りそう。「Cherghi」はとても惹かれるけど、ムスキーな甘さが次第に濃くなる変化がParisの乾いた空気では好ましく思えても、東京では重く感じそう・・・。
「Rose de Nuit」は、とても自分らしい香りです。大好きなJeanPatouの「JOY」の薔薇とジャスミンの華やかな饗宴をもう少し落ち着かせてミステリアスにした感じ。でもちょっと重いかな・・・。
というわけで、他にないオリジナリティと清冽な香りで今回は「アンリス」を購入。
こんなことを話しながら、静かに香りを選ぶ時間はとても好き。
ルタンスの香水は、ゲランの「ナエマ」「夜間飛行」やシャネルの「クリスタル」「NO.5」先述の「JOY」とは違って、自分に寄り添う定番の香りというよりも、その調香師の作品を味わい楽しむためにある。
そう思うのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/06/52438539d38da490a00b60ac39cb83b1.jpg)
ちなみに今65歳のルタンス氏は
去る 2月27日に文化芸術勲章の最高位であるコマンダール勲章を受章されたそう。
「真の錬金術師であり芳香の魔術師であり、香りという儚い王国の異議不能の支配者…」
というのが、ドヌデュドバーブル文化相から贈られた言葉。さすが、フランスの政治家はインテリで語彙も豊富で羨ましい。
香水作りからイメージクリエーション、メーキャップ、装飾デザイン、映画製作と多才な才能を示すセルジュ・ルタンス氏。
文化省はパレロワイヤルにあるので、お隣どおしでもいらっしゃるのですね。
今後もご活躍を!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/e8/03b7ffa191081d80da8907a80ea871ca.jpg)
内装はすべてセルジュ・ルタンスによる,深い紫色に彩られた占星術をテーマとした神秘的な空間。
静謐な店内で扱われているのは、彼が手がけた エキゾチックな香調が魅力の一連の香水と小さなメーキャップコレクションのみ。
http://www.shiseido.co.jp/sprs/
ルタンスの香水は、THE GINZAの銀座本店でも扱いがありますが、シンプルな直方体のモダンなイメージの東京バージョンとはボトルも異なり(そして香りそのものも微妙に違うと言う方も・・・)クラシカルな重みのある釣鐘型で、パリ仕様。
東京でも17種類の充実した香りのコレクションが楽しめますが、こちらでは、23種の展開。パリだけでしか購入できない、5種を試して、連れて帰ろうという魂胆です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/05.gif)
ルタンスの香りでは、ドライフルーツとスパイスの香りの「アラビ」と、オレンジの花を中心にチュベローズやジャスミンが甘く香る「フルール・ドランジェ」を愛用。
そして杉の香りにチュベローズの甘さとシナモン、クローブのスッとするスパイスを加えた「シダー」も。
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今回、チェックを入れたのは、モロッコを吹く突風シロッコのフランス語である「シェルギイ」と、インドネシアから届いた絹の巻物から立ち上るパチュリの乾いた香りをイメージした「ボルネオ1834」。
そしてトルコローズを基調にした「夜の薔薇(Rose de Nuit)」に、古代エジプトからの百合の香りをスパイシーに表現した「一輪の百合(Un Lys)」。
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「Borneo」は、男性のほうが素敵に香りそう。「Cherghi」はとても惹かれるけど、ムスキーな甘さが次第に濃くなる変化がParisの乾いた空気では好ましく思えても、東京では重く感じそう・・・。
「Rose de Nuit」は、とても自分らしい香りです。大好きなJeanPatouの「JOY」の薔薇とジャスミンの華やかな饗宴をもう少し落ち着かせてミステリアスにした感じ。でもちょっと重いかな・・・。
というわけで、他にないオリジナリティと清冽な香りで今回は「アンリス」を購入。
こんなことを話しながら、静かに香りを選ぶ時間はとても好き。
ルタンスの香水は、ゲランの「ナエマ」「夜間飛行」やシャネルの「クリスタル」「NO.5」先述の「JOY」とは違って、自分に寄り添う定番の香りというよりも、その調香師の作品を味わい楽しむためにある。
そう思うのです。
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ちなみに今65歳のルタンス氏は
去る 2月27日に文化芸術勲章の最高位であるコマンダール勲章を受章されたそう。
「真の錬金術師であり芳香の魔術師であり、香りという儚い王国の異議不能の支配者…」
というのが、ドヌデュドバーブル文化相から贈られた言葉。さすが、フランスの政治家はインテリで語彙も豊富で羨ましい。
香水作りからイメージクリエーション、メーキャップ、装飾デザイン、映画製作と多才な才能を示すセルジュ・ルタンス氏。
文化省はパレロワイヤルにあるので、お隣どおしでもいらっしゃるのですね。
今後もご活躍を!