maria-pon

お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

桜帯の会②

2007-04-03 06:23:54 | きもの
日曜日の青山界隈は人出も多かったのですが、初夏のような陽気で、散策しながら桜や庭木のお花と出会えてお出かけ日和。

「くるり」「AGARU」では単衣の着物中心に見てまわったのですが、(暖かかったので、すっかり単衣気分に)素敵だと思うと微妙に着丈が足りなかったり身幅が広かったりxxx
リサイクルもので出会いがあると、とても素敵なものがリーズナブルに手に入ったりするのですが、なかなかピッタリサイズのものというのは難しいですね。



左はmiwaさんの蝶々帯。桜帯がテーマだったので、お花のまわりをひらひらと舞う蝶々というSTORYを考えてくださいました
右はどなさんの美しい刺繍の帯。枝垂桜とツバメで、刺繍も丁寧な仕事で柄の配置も良く、アンティークならではの素敵な帯を堪能させていただきました。
お2人の並びもコントラストの利いた配色で素敵ですね。



こちらはわたくしと宮本さんの桜帯チーム
わたくしの帯は昭和のものですが、しっかりとした袋帯でラベンダーの地に銀糸で横段が入っており、白い大きな桜はやや濃いピンクの縁取りと金糸の花芯、小さな桜は淡いピンクの織り。
全体に淡いトーンでイメージを作りやすい帯です。
宮本さんの帯はご先祖様の残された引き抜き帯、ということでかなり柔らかいお仕立て。桜ともなでしことも色々な見立てができそうな小紋がピッタリで春に相応しいはんなりとした着姿にはうっとり。



帯のUPです

「壱の蔵」をちょっと覗いて、ルセーヌ館でお茶
このメンバーですと、一枚の着物を羽織るとそれぞれがお試しを試みたりするので、なかなか先にすすみません(笑)
お着物は洋服と同じで、(もしかしたらそれ以上に)着る人で全くイメージが違って見えますので、他の方がお召しになるのを拝見するのもとても勉強になります。。。



着付けの先生でいらっしゃるいそじんさんに帰り道にご相談させていただいたのですが、最近、着られる、という段階を超えた「カッコいい着付け」を習得したいという欲が出て参りました。
きものは実はボディコン、ということを色々な方の着姿を拝見していて実感。
やはりほっそりと柳腰の方が下半身をキュッとタイトに着付けた姿は見目麗しく、補正をしすぎて全身が筒型になった姿にはあまり魅力を感じない・・・というようなことなのですが、その柳腰、というのは持って生まれたものなので、着付け以前の問題。後は練習あるのみ(その中で自分なりのソリューションを見出していく)という遠大な課題と結論づけられました。
洋服体型のわたくしに、やはりハードルが高いな~と。どこかでYOKOMORI先生の着やせマジック!の和装版はないのかしら~