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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

第13回世界バレエフェスティバル Bプロ ①

2012-08-12 23:00:28 | BALLET
本日、
世界バレエフェスティバル Bプロに行って参りました。

パリオペ若手男子が参加して、オブラスツォーワはマチューの相手役として参加。

プログラム構成的に、後になるほど盛り上がる仕組み(?)に?

会場の熱狂度は
1) ダイヤモンド(これとオネーギンだけカーテンコールが2回)
2) オネーギン
3) ライモンダ
3) ドンキホ―テ

という感じでしょうか?

とはいえ、大物ダンサーにはそれなりに配慮のあるリスペクトもこめた拍手があり、
安心しました^^;

今回は幕が閉まる前に、舞台中央で観客の拍手をしばらく受けてから、幕が降り、幕の間から出てのカーテンコールは基本一度、というペースのようです。





第13回世界バレエフェスティバル  <プログラムB> 
8月12日(日)15:00開演  会場:東京文化会館


■第1部■ 15:00~15:55

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

「パルジファル」  
振付:モーリス・ベジャール/音楽:リヒャルト・ワーグナー
カテリーナ・シャルキナ オスカー・シャコン

「タイス」(「マ・パヴロワ」より)
振付:ローラン・プティ/音楽:ジュール・マスネ
上野水香 マシュー・ゴールディング

「エフィ」
振付:マルコ・ゲッケ/音楽:ジョニー・キャッシュ
マライン・ラドメーカー

「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー

<休憩15分>


■第2部■ 16:10~17:05

「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

「ウィズアウト・ワーズ」
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:フランツ・シューベルト
オレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
アニエス・ルテステュ ステファン・ビュリョン

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ピエール・ラコット/音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
エフゲーニャ・オブラスツォーワ マチュー・ガニオ
東京バレエ団


<休憩15分>


■第3部■ 17:20~18:20

「マーラー交響曲第5番」より"アダージェット" 
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:グスタフ・マーラー
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

「シェエラザード」 
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
ポリーナ・セミオノワ イーゴリ・ゼレンスキー

「アザー・ダンス」
振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:フレデリック・ショパン
オレリー・デュポン ジョシュア・オファルト

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ


<休憩15分>


■第4部■ 18:35~19:30

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ  ウラジーミル・マラーホフ

「コール・ペルドゥート」  
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:マリア・デル・マール・ボネット
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ウリヤーナ・ロパートキナ マルセロ・ゴメス

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト マニュエル・ルグリ

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン


指揮:ワレリー・オブジャニコフ  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 
 
ピアノ:髙橋 望 (「椿姫」「アザー・ダンス」「ル・パルク」)


世界バレエフェスティバル クラスレッスン見学会

2012-08-12 13:20:30 | BALLET
2012年8月12日(日)
11:00~
一時間ほど、東京文化会館のステージで、22人のバレフェス参加ダンサーによる
公開クラスレッスンの見学に行って参りました。

NBS
「バレエの祭典」会員向けのサービスプログラムですが、
毎回とても楽しみにしています。

どんなお稽古着なのかしら、とか、勿論、これだけのレベルの国もバレエ団も超えたハイレベルのダンサーが
一同に会してレッスンを受けているの図・・・というだけでタメ息ものですが^^

ダンサー同士で言葉を交わしているのをみるだけでも、何を言っているのかしら~?と興味駸々。

さて、今日は、「ラ・バヤデ―ル」の指導のために来日されているオルガ・エヴレイノフ先生のリードのもと、
前半バーレッスン、後半フロアレッスンを観て参りました。

バーレッスン・・・
舞台に対して垂直に4本のバーが設置され、すでにダンサーたちが位置についています。

下手から①~④として、下手側、上手側、それぞれのサイドにいるダンサーの印象から・・・
(覚えているうちに!)


①の下手側
実力派ダンサーがぎっしり!
手前からアイシュバルト、オシポワ→ロホ、ヴィシニョ―ワ
一番奥は不明。
・アイシュバルト様
 身体を冷やさないように、厚着。
 ダウン入りのショートブーツ状のものを最初は履いていましたが、途中で脱いで。
(このショートブーツ、他のダンサーも結構愛用?足首を保護する意味もあり?)
大きめなスポーツ系のウインドブレーカーのようなパーカーを着こんでいらっしゃいました。
下はレギンス&スカートだったかな?
結構マイペースで自分の身体と対話しながら・・・という感じのUP。
・ オシポワ→ロホ
最初は不明ですが、途中からは黒長袖レオタード?の上に紺の短いコンビネゾン状のトレーニングウェアも。
可動域が広い彼女、同じ脚上げでも、1人180度以上あげて更にストレッチしたり、皆がペースを落とす後半でもガンガンセンターゾーンで踊っていてタフな方だと再認識。
・ヴィシニョ―ワ
センターパーツの黒髪を後ろで一つに縛り、ボートネックドルマン7分袖のピンクT、黒のレギンスで正統派バレリーナのストレッチ。動きも終始優雅なヴィシでした。

①のトイ面、上手側
手前マラーホフ、後ろスティーブンの2人。
・マラーホフ
お洒落で、自分ブランドのチャコットのレッスンウェアの監修もしている彼らしく、まずはブラウン系のアニマル柄のハイネックシャツ。その間にウエスト部分だけサウナウェアを仕込んで、その上にVネック長袖のTOPSの白地に深緑と焦げ茶の横ストライプの上下スウェット?を。
他のダンサーがどんどん薄着になっていく中で、彼は最後までこのスタイル。
そうですよね~。最後まであきらめずに美意識を高めてこそのマラーホフ!日本語で挨拶したり、バーを持ちあげたり、間の小休憩で、デカビタC?を片手に、ピアニストの方の椅子に半分腰かけたり、いちいちチャーミングな彼。
次回のバレフェスにはきっともう出演はないだろうな・・・と思うととても寂しいデス;;
・スティーブン
彼は、ヘンリーネックの長袖Tとパンツの黒のすっきりした上下でお着替えなし。
手を抜くことなく常に美しく指定された振りを踊ってました。振り覚えも速そうで、フロアレッスンで、オルガ先生の説明後の第一集団によく入っていました^^
いつものキリッとあげた赤みの金髪が、最後、前髪が落ちてダウンスタイルになっていたのが可愛かったです。

②の下手側男子2人がわからず・・・。

②の上手側、ここもちょっと見どころ!
手前から、ゴメス、アニエス、オレリー、ステファン。
この辺オペラ座ゾーンです^^

・ゴメス
バーレッスンの時はチャコールのスウェット?にライトグレーのジップアップを襟元まであげて。
途中ハラハラと黒髪が額にかかるのがSEXYでしたが、本人にとっては邪魔だったみたいで、フロアレッスンの前に手ぬぐい?のようなバンダナで覆って額を出し、上も、短い袖の白Tシャツにチェンジ。
彼も積極的に第一グループに参加、割とセンターを取ってました。

・アニエス
金髪をラフな夜会巻き風UPに。黒の半袖Tに長いパンツと上下黒でバレエシューズですが、首元にターコイズ?かしら一粒石のチョ―カーをつけていたのがアニエスらしい。

・オーレリー
髪を茶色の幅広のヘアバンド?であげて、黒の上下。
後半は、トウシューズをつけての参加。前が長身男女なので、彼女の様子はあまりわからなかったです。

・ステファン
もとより控え目な彼、お顔で識別は出来ましたが、前の3人が華やか過ぎて観てあげられなくてごめんなさい^^;

③の下手側
奥がフォーゲル君、前がマチュー・・・うーん、この並びを観ているだけで1時間が過ぎてしまいそう・・・

・マチュー
なんだかもう、登場からやたらニコニコしていて、この子は変わらないわ・・・と。
初来日の「ルグリ・ガラ」で男の子総踊りのときには目立っていたけど、エトワールに抜擢された直後で踊った眠りの王子はまだ経験が浅かったせいか着地が安定しなかったりで期待外れ。
でも、ゆうぽうとから駅に向かう道すがら、やたらと「マチュー」「マチュー」と声をかけられるとそれぞれの声に向かって無防備にニコニコ微笑みかけて・・・その悪びれない素直な男の子がそのまま舞台の上にいました。
悪い人に連れて行かれないようにね・・・と思ったことまで思い出しました^^;
最初フードつきパーカーを着ていて、フードが顔にかかったりしてましたが、途中から脱いだらクマのぬいぐるみが自分の首をはずして持ち上げているブラックなカワイイ黒Tシャツに。

・フォーゲルくん
本当にきれいな筋肉にシルエット!
紫のハチマキ?を額に仕込んで、黒っぽいTシャツとチャコールのパンツ。
マチューとの並びは本当に華がありましたが、フォーゲルくんの方がマジメに踊っていました。(笑)

③の上手側、
手前サレンコ、上手水香ちゃん。

④の下手側
奥がボアディン?手前が?

④の上手側
手前からブシェ、ラドメイカ―、ポーリーナちゃん。

ポーリーナちゃんは、最初はローズ色のキャミチラ見せのパーカーにスカートにレギンス・・・でしたが、
フロアレッスンで、上をTOKYO BALLETのオリジナル黒半そでTシャツ(ややオーバーサイズ)に変えてきました。
イイ人だ・・・。

フロアレッスンの最後、ドンキのキトリのコーダを
オシポワ→ロホが!
センターで回る回る、それもシングルシングルトリプル、シングル、シングル、6回転。。。?
もう、わかりません(笑)
その後、ゴメスがすかさず同じパートを永遠に回り続けるフェッテで対抗(?)

マラーホフがその後、アティテュードで後ろに片脚ケンケン状態でディアゴナルに下がっていく
ジゼルの振りで続くか・・・と見せかけて笑いをとってしめてくれましたv

あぁ、もう行かなくては!Bプロです!