2014年、タカラヅカ100周年の記念Year幕開けに劇団が総力かけて投入した
その名も
ル・スペクタクル・ミュージカル
『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に― 』
L’Homme sans sommeil: Napoléon ~Au-delà de l’Amour et de la Gloire
Écrit et mis en scène par Shuichiro Koike, composé par Gérard Presgurvic
作・演出/小池 修一郎
作曲/ジェラール・プレスギュルヴィック
大劇場では元旦から2月3日まで、東京ではバレンタイン・デ―に始まり、昨日3月29日(土)に千秋楽を迎えたという大変な長丁場。
まずはこの力強いヒーローを連日演じ続けたTOPスター柚希礼音さんをはじめとする星組メンバーにお疲れ様と言いたいところですが、柚希さん夢咲さんらは4月4日からの記念公演、そして月組さんの各組TOP特別出演が控えていてすぐにお稽古なのでしょうね・・・。さすが100周年ならではの過密スケジュールをこなすスターさんたちには頭が下がります。
わたくしは1月早々にムラで一回目観劇。
SS席ド・センターと言う絶好の席だったのにも関わらず、その日、午前中にステージスタジオ初体験(!)で体力を使い果たしたせいか、このヘビーな大作を追いかけるだけでせいいっぱい。
ナポレオンの生涯については池田理代子先生の「エロイカ」で予習をしていたのですが、その内容をほぼ網羅する小池先生の欲張りとも言えるコンテンツの詰め込みぶりとドラマチックで美しい楽曲に乗せられた説明歌詞を理解するために脳ミソフル回転^^;
感想は・・・これは昼夜W観劇はムリだな・・・というちょっと負け犬感漂うものとなってしまい・・・。
壮大な失敗作、などと言う風評に、押さえていた東京のチケットを前に、大丈夫かしら・・とやや不安がよぎっていた1月。
2月、3月と週1ペースで観劇。
オペラ座で中休みがあったのですが、その間、メインどころが台詞かんでいた、とか、お疲れ?のご様子が聞えてきたり・・・。
最終週、仕上げに2度観ることが出来たのですが、これはもう素晴らしかった。
こちらも全体の流れが入っているので、ここが見どころ!というところに集中できますし、音楽も聞きなれてくると美しい楽曲が多く、それを歌ウマの専科さん(美穂圭子さん、北翔海里さん、英馬なおきさんら)、このところ急激に歌レベルが上がった2番手3番手(紅さん、真風さん)、もとから歌える組子(音花さん、天寿さん、夏樹さん)、今回グッと上達した娘役(綺咲さん)、そして、もとよりパワフルな歌唱に定評のある柚希さんがぐいぐいとドラマを引っ張って、まさに、重厚な歴史・人間ドラマを観た!という満足感いっぱいの舞台に・・・
*続きます*
その名も
ル・スペクタクル・ミュージカル
『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に― 』
L’Homme sans sommeil: Napoléon ~Au-delà de l’Amour et de la Gloire
Écrit et mis en scène par Shuichiro Koike, composé par Gérard Presgurvic
作・演出/小池 修一郎
作曲/ジェラール・プレスギュルヴィック
大劇場では元旦から2月3日まで、東京ではバレンタイン・デ―に始まり、昨日3月29日(土)に千秋楽を迎えたという大変な長丁場。
まずはこの力強いヒーローを連日演じ続けたTOPスター柚希礼音さんをはじめとする星組メンバーにお疲れ様と言いたいところですが、柚希さん夢咲さんらは4月4日からの記念公演、そして月組さんの各組TOP特別出演が控えていてすぐにお稽古なのでしょうね・・・。さすが100周年ならではの過密スケジュールをこなすスターさんたちには頭が下がります。
わたくしは1月早々にムラで一回目観劇。
SS席ド・センターと言う絶好の席だったのにも関わらず、その日、午前中にステージスタジオ初体験(!)で体力を使い果たしたせいか、このヘビーな大作を追いかけるだけでせいいっぱい。
ナポレオンの生涯については池田理代子先生の「エロイカ」で予習をしていたのですが、その内容をほぼ網羅する小池先生の欲張りとも言えるコンテンツの詰め込みぶりとドラマチックで美しい楽曲に乗せられた説明歌詞を理解するために脳ミソフル回転^^;
感想は・・・これは昼夜W観劇はムリだな・・・というちょっと負け犬感漂うものとなってしまい・・・。
壮大な失敗作、などと言う風評に、押さえていた東京のチケットを前に、大丈夫かしら・・とやや不安がよぎっていた1月。
2月、3月と週1ペースで観劇。
オペラ座で中休みがあったのですが、その間、メインどころが台詞かんでいた、とか、お疲れ?のご様子が聞えてきたり・・・。
最終週、仕上げに2度観ることが出来たのですが、これはもう素晴らしかった。
こちらも全体の流れが入っているので、ここが見どころ!というところに集中できますし、音楽も聞きなれてくると美しい楽曲が多く、それを歌ウマの専科さん(美穂圭子さん、北翔海里さん、英馬なおきさんら)、このところ急激に歌レベルが上がった2番手3番手(紅さん、真風さん)、もとから歌える組子(音花さん、天寿さん、夏樹さん)、今回グッと上達した娘役(綺咲さん)、そして、もとよりパワフルな歌唱に定評のある柚希さんがぐいぐいとドラマを引っ張って、まさに、重厚な歴史・人間ドラマを観た!という満足感いっぱいの舞台に・・・
*続きます*