第3幕。
凱旋の場の煌びやかさとは打って変わって夜のテーベ川のほとりに巫女たちが・・・。
アクーメンはロイヤルブルーの衣装に身を包み、誘われるのは結婚式前夜の祈りの行に入るアムネリス。
「祈りましょう、彼の心をわたくしに、と・・・」
アムネリスの一途さ。
グバノヴァの柔らかな声で歌われると高慢な王女のはずなのに恋する乙女の切なさが心に響きます。
そこに現れたのは、ラダメスとの逢引に呼び出されたアイーダ。
物思いに沈み、別れを告げられることを覚悟して死を選ぶ決意です。
心残りは美しいふるさとの自然をもう目にすることができないこと・・・
とても美しいアリアが夜の帳にしめやかに流れます。
お父様!
人質のアモナズロがどうやってか、どうしてそれと知ったのか、この場に現れ娘に告げます。
自軍が反撃の準備をしている。エジプト軍の進路をスパイするように、と。
・・・できません。
愛する男の妻としてふるさとに帰ることが出来るのだぞ、と甘い言葉で娘を説得、
たたみかけて、母親の亡霊を持ち出し今度は裏切りモノめと罵倒。
もとより強い意志と王の威厳を持つアモナズロのアメとムチについにアイーダは折れてしまいます。
ラダメスだ!わかっているな、と姿を隠すアモナズロ。
「やっと会えたね、僕のアイーダ」
この男、状況がわかっているのかいないのか・・・とことん楽天的なヴィジョンを描きます。
次の戦でも武勲をたてれば、きっと僕の望みを王様にきいて貰えるさ。
嫉妬にかられたアムネリスにわたしと父は殺されます・・・。
アイーダはともに逃げようと誘います。
まさにこれから武功をたてんと張り切る男の心を動かせるのか・・・
緑の草原が二人の家、星空を見上げて・・・花の香りが漂う中を手を取り合って行きましょう・・・
アイーダのなまめかしい誘惑が武人の心をとろかします。
天上の音楽。美しい幻想に現実ははるか彼方に追いやられて・・・素晴らしい二重唱。
そう、この幕は誘惑と説得の章。
いや、それでもこの期に及んで戦線離脱とは・・・あなたわたしを愛していないのね!
女の切り札に抗えないラダメス。軍のルートも明かしてしまいます。
聴いたぞ!!
アモナズロ登場。王と名乗る彼に自分のしたことがわかり青ざめるラダメス。
そこに祈りを終えたアムネリスが。
憲兵、祭典長が駆けつけるときには二人を逃したラダメスは縄をかけようとする憲兵を跳ね除けて
自ら先頭に立って裁きを受けに赴きます。
凱旋の場の煌びやかさとは打って変わって夜のテーベ川のほとりに巫女たちが・・・。
アクーメンはロイヤルブルーの衣装に身を包み、誘われるのは結婚式前夜の祈りの行に入るアムネリス。
「祈りましょう、彼の心をわたくしに、と・・・」
アムネリスの一途さ。
グバノヴァの柔らかな声で歌われると高慢な王女のはずなのに恋する乙女の切なさが心に響きます。
そこに現れたのは、ラダメスとの逢引に呼び出されたアイーダ。
物思いに沈み、別れを告げられることを覚悟して死を選ぶ決意です。
心残りは美しいふるさとの自然をもう目にすることができないこと・・・
とても美しいアリアが夜の帳にしめやかに流れます。
お父様!
人質のアモナズロがどうやってか、どうしてそれと知ったのか、この場に現れ娘に告げます。
自軍が反撃の準備をしている。エジプト軍の進路をスパイするように、と。
・・・できません。
愛する男の妻としてふるさとに帰ることが出来るのだぞ、と甘い言葉で娘を説得、
たたみかけて、母親の亡霊を持ち出し今度は裏切りモノめと罵倒。
もとより強い意志と王の威厳を持つアモナズロのアメとムチについにアイーダは折れてしまいます。
ラダメスだ!わかっているな、と姿を隠すアモナズロ。
「やっと会えたね、僕のアイーダ」
この男、状況がわかっているのかいないのか・・・とことん楽天的なヴィジョンを描きます。
次の戦でも武勲をたてれば、きっと僕の望みを王様にきいて貰えるさ。
嫉妬にかられたアムネリスにわたしと父は殺されます・・・。
アイーダはともに逃げようと誘います。
まさにこれから武功をたてんと張り切る男の心を動かせるのか・・・
緑の草原が二人の家、星空を見上げて・・・花の香りが漂う中を手を取り合って行きましょう・・・
アイーダのなまめかしい誘惑が武人の心をとろかします。
天上の音楽。美しい幻想に現実ははるか彼方に追いやられて・・・素晴らしい二重唱。
そう、この幕は誘惑と説得の章。
いや、それでもこの期に及んで戦線離脱とは・・・あなたわたしを愛していないのね!
女の切り札に抗えないラダメス。軍のルートも明かしてしまいます。
聴いたぞ!!
アモナズロ登場。王と名乗る彼に自分のしたことがわかり青ざめるラダメス。
そこに祈りを終えたアムネリスが。
憲兵、祭典長が駆けつけるときには二人を逃したラダメスは縄をかけようとする憲兵を跳ね除けて
自ら先頭に立って裁きを受けに赴きます。
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