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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

東京コスメティックコレクション ② ジバンシー

2008-10-21 04:58:54 | Beauty
イベントとしても楽しかった東京コスメティックコレクションでしたが、
感度の高い外資系コスメ会社各社のブースでお試しさせていただいた中で印象に残ったもの、あとお土産として頂戴したもののご紹介などを・・・

まず、向かったのがGIVENCHYのブース。



うーん、なぜって、実はこのところGIVENCHYの色物(メイク製品)になぜか惹かれてチーク、アイシャドウ、パウダーなど続けて、購入しているのでなんとなく(笑)
そのオハナシをこちらでしたら、「うふ、お客様二コラの魔法にかかってしまわれましたね」と言われ・・・。
カラー&メイクアップディレクターの二コラ・ドゥジェンヌ氏が就任してジバンシーのメイクアップラインを管轄しているのだそう。なるほど~。



こちらの目玉はまず、メイク雑誌などで結構話題になっている”球体ブラシ”のマスカラ、「フェノメン・アイズ」
地球初! 360°植毛トルネードブラシという謎のふれこみですが、ピンポイントで狙った場所にしっかとマスカラをつけるには最適なブラシ、らしく・・・。
わたくしが見た雑誌では、目力UP特集で丸くてカワイイ目、”イノセント・アイズ”には黒目の上中心にマスカラを重ね付け、切れ長の色っぽい目”センシュアル・アイズ”には目尻の数本をピンポイントで長~くして目の横幅を広げて・・というそのピンポイント付けにこのマスカラを使うことを奨励されていたのですが、確かに使いやすいかも!
使い方としてはまずマツゲの根元に押し当てて、そこから伸ばしたい方向にくせづけていくように押し当てていく、ということ。結構カール力もありそうです。
こちらは現品をいただいたので、使うのが楽しみ



もう一点は香水の新作。
ユベール・ド・ジバンシーのミューズだったオードリー・ヘプバーンが、新作の香水をいたくお気に召して、わたくし以外には使わせないでくださいね、とお願いしたので「L'INTERDIT」(ランテルディ・・・禁止)と名づけられた名香を現代的にアレンジした、「Jardin d'interdit」(ジャルダン・ダンテルディ)
クランベリーや梨、キウイのみずみずしいトップから、ミドルのピンクベリー、ワイルドローズ、ピーチフラワーといった花々の香りへと続き、ラストはワイルドオーキッド、サンダルウッドの深みのある、でもくどくない清涼感のある香り。
このオードトワレのナチュラル・スプレイはアジア限定、ということですが、いかにもアジア女性が好みそうな爽やかで愛らしさのあるフローラル。キライなヒトはいなさそうな感じですから、オフィスユ-ス、お昼のお出かけにピッタリ。日常使いの出来る香りと思いました。
こちらも現品をいただいたので、今使っているゲランのトワレが終わったらオフィスにおきたいと思います




東京コスメティックコレクション ① ミス・ユニバース

2008-10-18 23:43:36 | Beauty
今日、品川のインターシティホールにて開催された「Tokyo Cosmetic Collection」に行って参りました。



お洒落友達でファッションプランナーとして活躍中のしずかさんがブログでご紹介されていたイベントなのですが、ファッション意識の高いブロガーを対象に行われるコスメ業界のプレゼンイベント、ということで、ランコム、MAC,エスティーローダーなど10社あまりが出展。
2000人あまりの応募にご招待いただいたのは300名あまりとか。
選別された美の追求者が集うだけあって会場はドレスアップした美女で華やいでいました
(なぜmariaがご招待いただけたかは謎ですが・・・)
タッチアップ、製品紹介、メイクアップサービスなどと共に、ミス・ユニバース・ジャパンの敏腕プロデューサーであるイネス・リグロンさんらのインタビューなどステージにてのイベントも盛りだくさん。
午後3時ごろから参加して(会場は1時)、終了の8時前頃まで新作コスメと、ロングドレスでの参加者も目に付く華やいだお洒落な女性たちの熱気とオーラに包まれた楽しい5時間でした。



ミス・ユニバース・ジャパンの敏腕ディレクター、イネスさんへのインタビューはポジティブで明快。
2007年ミス・ユニバースの森理世さんが通訳として間に入っていらして和やかな展開。
右は2008年ミス・ユニバース日本代表で世界でも15人選抜に残った美馬寛子さん。

日本女性へのアドバイスとしては、まずは美白を意識するあまり、全身で見て不自然な顔色になっていないか?ということ。脚もデコルテも背中も(というところで健康的なサンタン肌の寛子さんのお背中をご披露)全てTOTALで肌なのだから顔だけ白浮きしていたらおかしいし、逆に魅惑的な肌ならば脚もストッキングで覆ってしまわずに生脚で勝負してみては?というご提案。

それから眼差しの大切さ・・・について。
イネスさんはアイシャドウとラインを駆使して作るスモーキーアイで目力を強めるのは恋愛において意中の男性をGETするにも効果的、言葉は必要ないのです。そう、ジッと相手を見つめるだけで・・・と。

アイメイクについては森さんも、世界の舞台で痛感したのは目と眉の一体感のある彫りの深い目のカッコよさに自分と比べて悩んだ結果編み出したアーモンド・アイメイクについて語ってくれました。
目と眉の間を狭く見せるためと日本人ならではの目の形を魅力的にアピールするためにアイホールに向けてブラウンシャドウでグラデを作ることで平板な目元の印象が一新するそう。

美馬さんはミスに応募するまでは全くのノ-メイク、口紅1本もっていないのがチャームポイント(!?)の陸上少女だったそう。そんなメイク初心者がとりあえずシャドウテクを身につけるまでに使った簡単テクがカラーアイライナーの下瞼使いだったとか。
全体のシャドウは慣れるまでは失敗のないブラウンで。でもその日のファッションや気分に合わせて色を足したいときには下瞼のアイラインをカラーにすることで簡単に失敗なくイメチェンを楽しめて・・・。
今ではアイシャドウにも慣れたけれども、アイメイクが苦手な方でもこの方法はお奨め!なのだそう。

最後にイネスから、日本女性へのメッセージとして・・・
「年を重ねることを恐れないで!」ということを。
年齢を重ねることで昨日の自分よりもっと人生は豊かになって美に対する感性も磨かれてどんどん美しくなるのだからと。

この後、2006年世界2位で芸能界・チャリティ活動などで活躍中の知花くららさんがメイベリンNYのシークレットゲストとして別途インタビュータイム。
世界基準の東洋女性の美というまたとないサンプルを見せていただき、また語り口からもミスの皆さんの(イネスも絶賛していた日本のミス候補者たちの特色)性格の良さも垣間見え、とても興味深いイベントでした


LIVE!スーパー・バレエ・レッスン

2008-10-13 08:32:04 | BALLET
すっかり時期を逸してしまいましたが、とばすわけにはいかないイベント・・・。

9月14日(日)「ジゼル」期間中にNBSの会員向け特別企画として、ルグリ先生の東京バレエ団若手への公開レッスンがありました。
18:30から五反田ゆうぽうとホールにて。
この日、ルグリ先生は斉藤由佳里さんを相手役に、15:00からの公演を終えてのご登場。
ハードスケジュールですね~。



演目はキルトスカートでご察知の通り、「ラ・シルフィード」
第一幕のオンブル・・・ジェームスにしか見えない空気の精シルフィードと実際の婚約者村娘エフィーとかわるがわる踊るパ・ド・トロワですね。

写真は左からピアニストの高岸浩子さん、エフィー役の阪井麻美さん、ジェームスの松下裕次さん、ルグリ先生、そしてシルフィードは吉川留衣さん。

松下さんのジェームスのヴァリエーションから指導が始まり、肩のポジションについての注意が。
松下さんは技術があるのですがレッスンの冒頭、今ひとつ優雅に見えなかったのは回転やジャンプのときなど、肩に力が入って上がってしまっているから。肩をおとして首から肩のラインに広がりを見せるだけでグッと洗練された感じに見えるなど、ルグリ先生のアドヴァイスは具体的。
あと音の取り方、パートナーとの絡みが入ると空間の使い方、距離のとり方など、ルグリ先生、言葉で確実に指摘するだけではなく、ハミングし、実際にやって見せて、短い時間の間にどんどん場面を進めます。

次にエフィ、そしてシルフ、最後に3人のPDTを。
ほっそりとしたバレリーナらしい美しい身体のラインとキレイなお顔立ちの吉川さんがフワッとルグリ先生にリフトされると本当に空中を妖精が浮遊しているかのよう・・・。
舞台の上手から下手に一気にリフトして移動するルグリ先生のサポートの安定して鮮やかなこと。
公演直後とは思えない動きに鉄人ルグリ先生・・・と思わずつぶやいてしまいます。



印象的だったのは、細かい足技でも注意深く足のポジションをチェックしていて、動きと動きのつなぎも3番にならないように常に5番ポジションで、と指摘していたことと、(振付家の)ラコットさんは今はこう踊ることを希望しています、という表現。
さすがクラシックバレエの正統派の技術の最高峰を体現する存在。
基本に忠実であることがどんなに踊りの美しさにとって大切なことであるかを、指摘してすぐに模範を踊ってみせるルグリ先生の動きを比較して見せていただき痛感。

そして、確かこのパリオペ版のシルフィードってラコット氏からルグリが上演権を一任されていると聞いたことがあるような・・・。
そんな振付家との信頼関係を思わせる、今のラコット氏の解釈をしっかりと惜しまずに伝える姿勢に任される力量とともに真摯な人柄も垣間見えて・・・。

2枚目の写真右端の女性は通訳の上野あかねさん。
ルグリ先生の弾丸トークをきちんと専門用語も押さえて的確なタイミングで同時通訳。
踊りの邪魔にならない場所とりなど、バレエをわかった通訳さんで観ていてとても安心感がありました。

最後に映像で模範演技を・・・。
ジェームスのヴァリエーションとコーダは20代のルグリとルディエール!
エフィーとシルフのヴァリエーションはどなたか判別できなかったのですが、多分パリオペの映像。

1時間10分ほどのレッスン、感心したりうなずいたり驚いたりしているうちにあっという間に終わってしまったように感じましたが、生徒役のダンサー(特に松下さん)が見る見る動きがよくなっていく様を目の当たりにし、実に密度の濃いレッスンでした!