マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

青春18切符旅行 生口島

2010-01-11 07:16:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

平山郁夫美術館   正月特別展 「シルクロード 西へ東へ」



1996年6月10日、13年前、今は亡き母と、平山郁夫文化勲章受章記念展に行った。

その日、私は人生を変える衝撃を受けた。

その日、平山著作の本を数冊買って、読んだ。
その後、平山著作のすべての本を購入し、読み返している。

平山郁夫は、私の人生を変えた。
平山郁夫の生き方を、人生の師と仰ぐようになった。(ちょっぴりオーバー?)

平山郁夫の絵を描く時の心を知った時に、私も絵を描きたいと、強く影響を受けた。

「平山郁夫が生まれ育った地に、立ちたい。
平山郁夫を育んだ地に、身を置いてみたい。」と、づっと考えていた。


昨年12月2日に、平山郁夫は、69才で逝去した。

亡くなった今、「平山郁夫の死を、私なりに、平山郁夫の生地で、葬りたい。」とも願った。


そして今日、青春18切符で、平山郁夫を育んだ地に立ってきました!

明石駅JR7:16発→尾道港→高速艇(800円35分)→生口島(瀬戸田港)12:00着→徒歩→美術館



高速艇(私達2人と他2人の客)←高速1000円の影響ですって 降り立った瀬戸田港

尾道からの高速艇の窓から眺める景色は・・素朴で・自然で・・その美しさに涙が出た。



生口島の港の」自然の穏やかな景色   美術館までの街並みは、”そこにそれはある”と変わらぬ姿を見せる




生口島名物はタコ  タコ刺身 店お勧めのイワシのてんぷら 「憩」ランチ:蛸飯・蛸てんぷら・蛸酢物 美味しい

生口島一のタコ料理店「憩」をネットで調べて訪問 朝の漁で捕れたものだけを、あるだけ出して閉店。


平山郁夫自身をほうふつさせる、凛と静かで清よい美術館
  
一日に何枚も何枚も、出かける先々で、休むことなく、描き続けたデッサン カメラでパチリ


帰路の瀬戸田港は陽が沈みました 美しい   平山郁夫生家(瀬戸田港に面していました)

平山郁夫を育てた自然の美しさに涙が出る。 その景色の美しさに畏敬の念が湧く。


私の内で大切な平山郁夫を育んだ地に立つことは、正に、平山郁夫を理解することでした。
私の内に住む大切な平山郁夫の葬りも、生口島の港で、することが出来ました。



尾道「宮徳」 「せいろ寿し」 江戸時代から伝わる漆器にも興味津津!



人の人生を大きく変えてしまう、人との出会いや人の言う一言、があるものです。

   だから、人生面白い 人生あきらめない