マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

神に出会った二人

2012-11-19 14:18:20 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
神に出会った人…二人

一人目:

BC740年の時:     『大預言者イザヤ』

ミケランジェロ(1475-1564)作品  
              システィーナ礼拝堂 

イザヤは語る
  『わたしは、高く天にある御座に主が座しておられるのを見た。』
                   イザヤ書 6章1節


そしてもう一人:

イザヤの500年以上前

BC 1250年頃:       『モーゼ』

こちらも・・・ミケランジェロ作品  モーゼは80歳以上。

『主は人がその友と語るように、顔と顔を見合わせてモーセに語られた。』
『モーセは、山から下ったとき、自分が神と語っている間に、自分の顔の肌が光を放っているのを知らなかった。』
                      出エジプト記33章11節&34章29節


      今日・金曜日は、聖書通読会。  

今日の通読箇所は、『イザヤ書1~7章』
聖書の中で延べられる、神と出会った二番目の人・イザヤの話やイザヤの預言について。 皆で、ひも解きました


   神と人が、
顔と顔を見合わせて、出会い話し合うと…何が起こるのか?


   人と人でも、
顔と顔を見合わせて、出会い話し合うと…相手の考えていることが分かってきますよね。相手の性格も分かったり。と。
顔と顔を見合わせて話をするということは、全部は無理として、相手の一部がはっきりしてくる。てことではないでしょうか? 
   更に…相手の良さに気付き、愛情が増していくものですよね

神と出会ったモーゼもイザヤも・・・
全部は無理としても…『神の御心』が、分かりました  ひらめきました
『神の御心』は、神と人間の完全な仲直り。 両者の一体。 つまり…神の救いとその方法。と理解したようです。
   更に…二人の神への愛情は深まり、揺るぎのない絶対な愛と信仰へと 成長しました


『神の御心は、子を見て信じる者が永遠の命を得ることであり、その人を終わりの日に復活させることである。』 
                      マタイ福音書 6章40節



イザヤの理解
    『イザヤの預言』  と呼ばれるものです。

神の選民であるイスラエルの民に、預言をします。

『すべてが焼き尽くされる。
しかし、それでも切り株が残る。その切り株とは聖なる種子である。』

『主御自ら あなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。』
                   イザヤ書 6章13節
              
エッサイの切り株:ダビデの父エッサイの家系、から・・・救世主・インマヌエル・イエスキリストが現れる。 
    と。 イザヤは、キリスト誕生前・BC740年頃に、預言するのです


だから・・
と。更に。 イスラエルの民を励ますイザヤです。 

『燃え残ってくすぶる切り株のゆえに心を弱くしてはならない。』
『信じなければ、あなた方は確かにされない。』    ・・・・と。 
                   イザヤ書 7章3~14節



イザヤがキリストを預言した ず~と前。500年以上も前

神と出会ったモーゼも、『神の御心』を理解しました。
   『十戒』  モーゼは、神から直接に、神の御心を託されます。

モーゼは、神の民であるイスラエルの民に、宣言をします。

ホセ・デ・リベーラ作  『モーゼ』  1638年
 『十戒』が書かれた石板を持つモーセ。

もう一枚
レンブラントの絵画    『モーセの十戒』

『主は契約を告げ示し、あなたたちが行うべきことを命じられた。 それが十戒である。』
                    申命記 4章13節
更に
モーゼは、イスラエルの民に、勧告します。

『イスラエルよ。今、わたしが教える掟と法を 忠実に行いなさい。
そうすればあなたたちは命を得、私たちの先祖の神、主が与えられる土地に入って、それを得ることができるであろう。』
                     申命記 4章1節

『神の御心』は、神と人間の完全な仲直り。 両者の一体。 そして…その神の救いを得る方法は、『十戒』の実行である。 ということです。


それを聞いた
イスラエルの民は、神にもモーゼにも、宣言します。

『我々の神、主があなたに告げられることをすべて我々に語って下さい。
    我々は、それを聞いて実行します。』  と。
          申命記 5章27節


人は、純粋な、二心のない心で、愛を持って、誓います。 よね
それでも
人は、弱いもので、誓いを実行できません。 人の常です。


モーゼの十戒以来・・・500年間。
イスラエルの民も、誓っては破り…反省し・・・誓っては破り又反省し・・・。 と。


律法の要求を前にして、人間の罪:律法を自力で行えぬ罪、を自覚したのが、『預言者』です。 イザヤもその一人です。


人間に聖く生きることを命じる 『律法』は、
同時に、
人間を聖くする力を内包したもの でなくてはならぬ。  その 核心 に気づいたのがイザヤです。

そして・・・
イザヤは、
『自らが人間を聖くする力を内包した・イエスキリスト・インマヌエルの誕生』 を預言したということです。 

    めでたし!めでたし!


イザヤの預言以来・・
更なる、740年間ほど…
イスラエルの民は、イザヤの忠告を守り・・

『燃え残ってくすぶる切り株のゆえに心を弱くしてはならない。』 心を弱くすることなく…
『信じなければ、あなた方は確かにされない。』 信じて…

インマヌエル・救い主・イエスキリストの誕生を待ち望んで・・・740年以上を、過ごしたということです。


『わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。
廃止するためではなく、完成するためである』 とイエスの宣言。
          マタイ福音書 5章17節


以上。
今日の聖書通読会の、私の感想のほんの一部です。  お粗末様でした 


皆様!
ご訪問に感謝いたします。 預言を信じて750年待つ! そんな信仰がほしいものですね!!


 
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記録 
今日・20日のラン距離・14km  

ラン後の朝食
牛レバー100gをペロリ。 鉄分とVB補給で、スタミナUP作戦 実施中 UP!UP!

神戸市民マラソンまで、『4日』  
 11月走行距離合計:124,5km