マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

花金・・聖書のワイン作法

2013-10-18 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
毎週金曜日は、
朝から夕方まで…聖書クラス二つの、勉強日。 そして 夕方からは…『花金』で、ワイン日です。 

年を重ねてきた私たち熟年夫婦
一日中、一つ屋根の下で、いつも一緒です。 朝昼晩の食事も、向き合って、当たり前のことではありますが・・・いつも一緒です。 
しかも
夫の単身赴任生活が始まった、20年ほど前からの、金曜日の『花金』食事も、変らず続いて・・・いまだに一緒です。

大きく違うのは
夫の単身赴任時代には・・・夫が新幹線で大急ぎで帰宅後・・・遅い時間から始まった 『花金』でした。
夫が現役を退いた今は・・・妻が聖書通読会後おしゃべりして帰宅後・・・早い時間から始める 『花金』です。

夫のリクエストで決まる、熟年夫婦の夕食。
今晩の『花金』も・・・早々の5時から。       『おでん と スペインワイン』

朝に作っておいたおでん。                         味がしみてグーグー
         ペコペコのお腹においしさがしみわたります

午後の聖書通読会。 面白い発見がありました
今日の通読範囲は、マカバイ記二。

マカバイ記二 は、
他とはちょっとニュアンスのちがう、『結び』 で完結となっていました。
作者が、長文を書き終えて、ホッ!として・・・”さあ! 『花金』だ!” という感じですかね  そりゃないか

こんな風です。

『私もこの辺で筆をおこう。
もしこの物語の編集が巧みで要領を得ているなら、それはわたしの喜ぶところである。
しかし、つたなく平凡であるとすれば、それはわたしの力が及ばなかったのである。

ちょうど、ぶどう酒だけ、あるいは水だけを飲むのは有害であるが、
ぶどう酒と水を適度に混ぜると、人を心地よく楽しくする。

それと同様、物語もよく編集されていると、それを聞く人の耳を楽しませる。
これをもって本書の終わりとする。』    マカバイ記二15章37~39節

早速に、試してみました。
  『ぶどう酒と水を適度に混ぜると・・・』

『人を心地よく楽しくする。』???  
   『よく編集された物語のよう。』???

聖書の本心をつかむのは、難しいです

聖書修行中の私としては、
『ぶどう酒と水を適度に混ぜると、人を心地よく楽しくする。』 ”まあまあ!” というところですかねぇ。
ワイン修行中の私としては、
「ぶどう酒の、決して水で薄めることなく、混ざりけのない畑の味 こそが、人を心地よく楽しくする。」 ”グウ!グウ!” ということなんです。

聖書といえども・・
ぶどう酒は、マカバイが生きていた頃と今では、雲泥の差の技術の進歩がある。 当時のぶどう酒は、薄めなくては飲めないほどに強かった。ということでしょうか。
それにつけても・・
聖書の『御言葉』は、何千年も前に書かれた言葉であるにもかかわらず、新鮮で今の時代にも当てはまり、時代の変化にもかかわらず『不変』なのがすばらしい。 『御言葉』は生きているということなのでしょう!  

だからこそ・・・
私は、今の時代の、水で薄めることなく、飲むほどに、『人を心地よく楽しくする。』、奥深い、ワイン・・・大好きです。  
そして 
私は、ワイン同様に、読むほどに、『その真意の顔を垣間見せてくれる』、奥深い、聖書の『御言葉』・・・大好きです。 


皆様!
ご訪問に感謝いたします。 この週末も、新しい発見で、素敵な週末をお過ごし下さい!