マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

熱海の土石流災害お見舞い申し上げます。 そして 『手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。』・・・『この方の服に触れさえすれば治してもらえる』

2021-07-05 10:13:23 | 父と母のこと 兄弟のこと
7月5日。月曜日。曇り。

大雨の影響で、
甚大な被害をもたらした
熱海の土石流災害。
心よりのお見舞いを申し上げます。


 

 摩訶不思議。
 アジサイの花びらの一つ一つが、クルリクルリと巻きこみ、変化をしています。

 

長兄が、長かった仕事一筋の人生に一区切りをつけて、
好きな富士山を見ながら好きなゴルフ三昧をと、
20年程前に、熱海に『終の棲家』を建てました。
私も訪ねて、熱海の花火、天城山の登山、富士裾野のハイキング、熱海の海産物料理、等々、
                            共に楽しみました。
    美しい熱海でした。 兄との楽しい思い出での場所です。
         心の優しい長兄でした。
   
    兄は、その熱海の『終の棲家』もたたんで、
    最後には、息子たち家族が住む東京、懐かしの故郷へ移り住みました。


この度の熱海の土砂災害で、『兄の終の棲家』も大きく姿を変えたことでしょう。
その様子を見ることなく、兄が逝ったのは一昨年の12月です。
世の万物は常に変化して・・・それが常なることなり。ですね。
私ももう一度熱海を訪ねて、兄の分も『熱海』を心の目に焼き付けてまいりましょう。
天国での再会の折には、長兄に『熱海』の報告を致しましょう。


       熱海の皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。
  また、土石流災害地で働く皆様の健康が守られますように、お祈り申し上げます。



そして。

今日は7月5日。年間第十四月曜日。

『今日の入祭唱』

 『主の門に進み、感謝をささげ、御名をたたえよ。
 主は恵み深く、いつくしみはとこしえに、主の真実は代々に及ぶ。』

        詩編 100章4-5節


『今日の福音 イエスの御言葉』

      『そのとき、 イエスが話しておられると、
      ある指導者がそばに来て、ひれ伏して言った。
   「わたしの娘がたったいま死にました。
   でも、おいでになって手を置いてやってください。
      そうすれば、生き返るでしょう。」

   そこで、
   イエスは立ち上がり、彼について行かれた。弟子たちも一緒だった。


   すると、そこへ
      十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、
         後ろからイエスの服の房に触れた。

 
      『跪く女性に話しかけるキリスト』     パオロ・ヴェロネーゼ作品
  
    「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」
                              と思ったからである。
   イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。
   「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」
          そのとき、彼女は治った。



   イエスは指導者の家に行き、
   笛を吹く者たちや騒いでいる群衆を御覧になって、言われた。
   「あちらへ行きなさい。少女は死んだのではない。眠っているのだ。」
         人々はイエスをあざ笑った。

   群衆を外に出すと、イエスは家の中に入り、少女の手をお取りになった 
 
          すると、少女は起き上がった。

       このうわさはその地方一帯に広まった。』
         マタイによる福音書 9章18-26節


      今日は、『信仰の際立つ二人の人たち』です。

『ある指導者』
『死んだ娘にイエス様が手を置いてくだされば、生き返る』 との信仰の持ち主でした。
イエスのもとに来て、ひれ伏して頼むのです。
病気の娘を治してください、 ではなく・・・
「娘は死にました。おいでくださり手を置いてください。そうすれば生き返るでしょう」 と、
    死んだ娘の生き返りを願ったのです。

『十二年間も出血が続いて患っている女』
『イエスの服に触れさえすれば12年間も続く患いを治してもらえる』 との信仰の持ち主でした。
弟子たちと共に、ある指導者の家に向かうイエス様の服に触れようと・・・
    イエスの後ろにこっそりと近づいたのです。


      イエス様は、二人の信仰を見抜きました。
 『あなたの信仰があなたを救った』と、二人の望むとおりに、癒やしを行なわれたのです。

女は、イエス様が『娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。』と、
   『御言葉』を発した瞬間に、病は癒されました。
ある指導者の娘は、父親の望むとおりにイエス様が『娘の手をおとりになった』その瞬間に、
    死んでいたのに生き返ったのです。


       指導者にも女にも、『本当の信仰』がありました。
   イエス様は、もう希望がないようなときにでも、いつも希望がある方なのです。
 指導者も女も、希望がないようなときにも、イエスを信じ希望を失わない方たちなのです。


私たちも、
日々の生活の中で、
解決できないような大きな問題が生じることもあります。
それでも、信仰があれば、希望が持てます。
神様がいつ?どのように?助けてくださるかは分からなくても、
希望を持ち続けましょう。
信仰が深められますようにと祈りましょう。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『わたしたちの救い主イエス・キリストは死を滅ぼし、福音を通して不滅の命を現わしてくださった。』
         テモテへの手紙Ⅱ 1章10節   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
私たちにできることは小さなことですが、小さなことも集まれば大きくなります。
熱海の土石流災害の復興のために、私たちのできる範囲での応援をしてまいりましょう。

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