マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

小菊の開花・・『父の命日』・・・『互いに心がけなさい。イエスに倣って、へりくだって、従順でありなさい。』

2020-11-03 06:30:00 | 父と母のこと 兄弟のこと
11月3日。火曜日。晴れ。

  
              小菊が咲き出しました。
 

               今日は父の命日。

   その昔。 私の大学の入学願書に、『尊敬する人』 を記入する項目がありました。
            私は迷うことなく 『父母』 と書きました。
       事実のことであり、今でも『父母』と書いたことを、誇りに思っています。


つけ加えて。
思い出します。
私は、『尊敬する人』に
もう一人『ケネディー大統領』と書き加えた。
43歳の若さで、初のカトリック信者の米国大統領となり、
45歳で、キューバ危機を、ソ連と交渉して、救った。
46歳で、米英ソ連間で『部分的核実験禁止条約』の締結を成功させた。
   そして、2年半の大統領在任中、46歳の若さで暗殺された。
『国際政治学』を学ぶために大学入学を目指す私は  
迷わず、願書の『尊敬する人』に、ケネディー大統領を書き加えたのでした。

    
        私は、大学入学後、間もなく、カトリックの洗礼を受けました。
      そして。
父は、私の受洗以降・・・通勤の背広のポケットに、『小型聖書』をしのばせるようになりました。
           通勤の行き帰りに『聖書』を読むようになった。
        娘が入信した『世界』を、自分なりに知ろうとしたのでしょう。
           その事実を私が知ったのは、 父の最期の頃でした。
                 私は号泣したのでした。


今朝6時半。
走る代わりに
教会に祈りに出かけました。


     聖堂内・・・     『聖母像』
    
         『聖母マリアの御保護を求める祈り』

          『いつくしみ深い乙女マリア、
 ご保護によりすがって御助けを求め、あなたの御取り次ぎを願います。
  この世から神の国にお召しになった我が父を心に留めてください。
         神の母乙女マリア、使徒と聖人とともに、  
          永遠の命のあずかっていますように。』  
            カトリック祈祷書 『祈りの友』参照


    教会庭・・・     『ルルドの聖母』           
 

     もう一つ。 父との忘れられない思い出。

      小学6年生の私は、父に尋ねました。
   「お父さんが長いこと生きてきて、いろいろ経験したことを、全部私に教えて♡♡
     そうすれば、私はお父さんの経験の上に私の経験を積めるので、
      時間の無駄なく、二人分の人生を経験できるでしょ?」
        父は優しく答えた。
   「お前は、自分の人生を、納得しながら、ゆっくりと歩めばいいんだよ。
        人の人生は、お前の人生ではないんだよ。」


           子は親を選べない。 親も子を選べない。   
        神様の『計らい』で、縁あって結ばれた、『親子の縁』です。
           父は、 『へりくだって』、『従順』、 な人でした。
          父の人生は、 『しなやかで力強い』 人生でした。


        今日は、私は、我が父の子であることを感謝した一日でした。 
                         感謝!感謝!


そして。

今日は11月3日。年間第三十一火曜日。

『今日の入祭唱』

   『感謝の歌をうたって主の門に進み、感謝をささげ、御名をたたえよ。
    主は恵み深く、慈しみはとこしえに、主の真実は代々に及ぶ。』

           詩編 100章 4&5節


『今日の第一朗読 使徒パウロの言葉』

       『皆さん、 
     
           互いにこのことを心がけなさい。
        それはキリスト・イエスにもみられるものです。

         キリストは、神の身分でありながら、
       神と等しい者であることに固執しようとは思わず、
        かえって自分を無にして、僕の身分になり、
           人間と同じ者になられました。


           人間の姿で現れ、
         へりくだって、死に至るまで、
 

       それも十字架の死に至るまで従順でした。

  このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。
      こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、
          イエスの御名にひざまずき、
       すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、
          父である神をたたえるのです。』

          フィリピの信徒への手紙 2章5-11節


   
 49~50年頃。  パウロは、聖霊に導かれて、
             小アジアからヨーロッパに渡り、
           最初に、フィリッピの町で宣教しました。

      パウロは、ヨーロッパの最初の宣教地フィリッピの信徒たちに対して、
        特別な愛情を抱き、 互いの信頼から心をゆるしていました。
   この手紙も、獄中で苦境の中のパウロに、フィリッピの信徒からの援助の品を
        届けに来たエパフロデイトに託した『御礼の手紙』です。

         キリストに結ばれ、キリストと一致して生きるパウロの、
             『喜びにあふれる手紙』 です。

       フィリッピの信徒への『励ましの手紙』なのです。
      信仰生活は、絶え間ない戦いであることを忘れずに、
            どんなことが起ころうとも、喜んでいなさい。
       信徒たちは皆、しもべの身分にまでへりくだられた
            『イエスの心』を『自分の心』 として
           苦難をも、すべてを失うことをも、恐れずに、
          キリストに倣い、キリストにおいて一つになり、
              キリストに従う者であるように。
                以上。『聖書100週間手引』より

私たちも、
自分の人生は、巨大な世界の中で、一つの『ちっぽけな人生』ではあるのですが、
縁あって関わることになった家族や友人たちと
互いに・・・認め合って、信頼し合って、支え合って、喜びも悲しみもともにしながら
『かけがえのない人生』にしていきたいものですね。


『今日の祈願』

   『全能の神よ、
    信じる人々が、あなたにふさわしい礼拝をささげることができるのは
     あなたの恵みによるものです。
   私たちが、約束された国に向かってともに歩むことができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日の文化の日の祭日はいかがでしたか?
昭和21年に『日本国憲法』が公布された日であり、日本国憲法が『平和と文化』を重視していることから、
『自由と平和を愛し、文化をすすめる』ことを趣旨として『文化の日』と定められました。
  いつも自由と平和を愛してまいりましょう。 お元気で!

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