マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

秋の気配・・・『比類なき今年の夏』 そして 『新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。』

2020-09-04 06:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
9月4日。金曜日。曇り。29度。


  早朝6時。
23度のさわやかな朝。

                 『中央公園花壇』

            『神戸市民花壇コンクール 名誉花壇』

         すっかり花が植え替えられていました。 秋の気配です。

そして。
               『早朝の中央公園』


     さわやかな風をゆったりと楽しむ年配の方三人。 素敵な秋の気配です。

             比類のない今年の夏。 
           コロナ禍と、STAY HOMEと、猛暑と、
        新しい体験の続いた今年の比類のない夏も終わりです。

     ここで、 いさぎよく、 
       失うものを追いかけるのではなく、 『諦め』 と
         早朝の秋風を楽しむ  『豊かさ』 を持ちたいものです。
 その微笑みの下に、  『豊かな経験』 を隠し持つ、 素敵な年配者になりたいものですね。


そして。

今日は9月4日。年間第二十二金曜日。

『今日の入祭唱』

   『どうか、御心に留めてください。 
      いにしえから御自分のものとし、あがなわれた民を。
   いにしえよりの私の王よ、 この世に救いの御業を果たされる方よ。』

          詩編 74章2&12節


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、 ファリサイ派の人々や律法学者たちは イエスに言った。
 「ヨハネの弟子たちは度々断食し、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。
      しかし、あなたの弟子たちは飲んだり食べたりしています。」


そこで、イエスは言われた。
    「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客に断食させることがあなたがたにできようか。
         しかし、花婿が奪い取られる時が来る。
        その時には、彼らは断食することになる。」



そして、イエスはたとえを話された。
    「だれも、新しい服から布切れを破り取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。
   
そんなことをすれば、新しい服も破れるし、新しい服から取った継ぎ切れも古いものには合わないだろう。

      また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。
   
   そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。
     新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。

     また、古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。
 
         『古いものの方がよい』と言うのである。」』
             ルカ福音書 5章33-39節

   
その日・・・
        イエス様が、ファリサイ派の人々や律法学者たちに言った『言葉』です。

        『「古いぶどう酒を飲めば、 だれも新しいものを欲しがらない。
             古いものの方がよい
 と言うのである。』


ここで。
ちょっと余談です。


 
      私の持っているワインの中で・・・  『一番古いぶどう酒』

    
         『ヴィンテージワイン 1971年49年物 フランスワイン』
         『1971年:私たちの結婚年。& 49年前のブドウ収穫年。』
             
       
           息子夫婦から。9年前。
           私たち親への『結婚40周年記念祝品』です。
             生産から49年もたった『古いワイン』です。
                         感謝!感謝! 
             すでに私のワインセラーの中でも9年間寝ていたのです

    イエス様がおっしゃるとおり、
『古いぶどう酒を飲めば、だれも新しいものを欲しがらない。古いものの方がよい』 のです。


       いつまでワインセラーに寝かせるのか? どこまで古くするのか?
          To be, or not to be that is the question。
           『飲み時』 を迷う私たち夫婦です。
 『結婚50周年記念日』 に、50年物・半世紀物に熟成させて、飲みましょう! 来年です。
     『NoWine  NoLife』の私。 どんなお味か、とても楽しみです。
              超古いワインだからおいしいさは間違いないでしょう♡♡


ここで。
申し訳ありませんでした。
聖書に戻ります。



  イエス様がもたらした『キリスト教』は、
      『新しいぶどう酒』:『新しい教え』 で、 『新約聖書』 を生み出しました。

『新約聖書は旧約聖書の中に隠されており、旧約聖書は新約聖書の中に現わされている。』    
           アウグスティヌスの『言葉』です。

 ファリサイ派の人々や律法学者たちは、 『旧約聖書』を正典とする、 『ユダヤ教』の人たちです。

    つまり。
      ユダヤ教の人々が正典として大切にしている『旧約聖書』
   キリスト教は、 旧約聖書を、 
      なによりも、万物のあがない主であるイエス・キリストの到来を準備する、
         イエス・キリストの『前史』として、とらえてもいるのです。
 

ということで・・・     

『断食』とは何か?   
『断食』を何のためにするか?


『断食』は、 
祈りや施しと並んで、
『神に対する謙遜・希望・愛を現わす最も重要な行為』であり、 
全面的な依存と委託の態度で神に向かうときに、 
『断食』 がなされるのです。

ファリサイ派の人々は、『国を救うメシア』 を待ち望んで、
その準備として 『断食』 を行っていました。
イエスが『救い主』であると、まだ気づきませんでした。
 
イエスは、 
メシア・救い主のご自分がこの世に来たので、
メシアを待ち望むための『断食』の必要がない、 
             と言われるのです。
『私がこの世にいる間は、結婚式のような喜びの時であり、断食は必要ない』 と。

『しかし、私が十字架上の死の時を迎え、 花婿である私が取去られる時が来る。
  その時こそ・・・
花婿の姿を奪われた者が、たえずイエスを探し求めながら『断食』を行うのである。』 と。
    『聖書思想辞典』参照


        
    イエス様の福音は、 『新しい精神』、『新しい考え方』、『新しいぶどう酒』 なのです。
       旧約の福音は、 『古い精神』、『律法の精神』、『古いぶどう酒』 なのです。

        ある人は、 『古い方が良い』、『古い味に馴染みがある』 と
           新しいものには慣れない、 魅力を感じない、 と、
        古いぶどう酒ばかり飲んで、新しいぶどう酒を欲しがりません。

        『新しい考え』、『新しい精神』 を受け入れるためには、
          私たちは、新たに、『改心』を必要とするのです。

         
     
  私たちも、今、 『古い考え方』 を捨てて、
     『救い主キリストの新しい考え方』 を入れるために、
         心を新たに『改心』して、 『新しい  心』の準備を致しましょう。
                 『古いもの』でよいものはワインだけではないはず。


『今日の祈願』

   『命の源である神よ、 わたしたちを強めてください。
人生の旅路を歩む力を受け、 あなたの国の希望に励まされますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
明日、明後日は、地方によっては、大型台風が来るようです。
くれぐれもお気を付け、穏やかな週末をお過ごしください。 お元気で!

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