マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

台風10号・・・『非常用持ち出しバッグ』 そして 『聖グレゴリオ一世教皇教会博士 記念日』・・・『そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。』

2020-09-03 15:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
9月3日。木曜日。晴れ。30度。真夏日。

9月になり
続けての台風の到来です。

台風9号
今日午後3時。温帯低気圧に変わりました。
明日午後1時頃。局地的大雨に警戒を要します。
すぐ後。
台風10号
明後日(土)。猛烈な勢力まで発達し
日本到着予定。
最大級警戒を呼びかける。


   
 
            可憐な花が垣根の一部を美しくおおいます

  午後3時。    気温は30度。 風は秋風。 台風前の静かさ?
        久しぶりの穏やかな午後、 家の回りを散歩してみました。

     2軒隣の御主人様は、 庭の椅子で、 『おやつ』を食べておいででした。 
           ”気持ちいいですな~!”  と御主人様
           ”ホッとする午後ですね”   と私

  一方。

      ラジオでは 「台風10号は九州接近時の勢力は過去最強クラスでしょう。
     最悪のケースを想定して極力早めに台風への備えを行うようにしてください。」
                              と繰り返しています。

        私も 『非常用持ち出しバッグ』 をまとめてみるべきでしょう。
          スマホやモバイルのバッテリー-の充電。現金。小銭。印鑑。預金通帳。
              健康保険証。懐中電灯。携帯ラジオ。軍手。そして マスク。

         水や着替え等も『リスト』にあるが、ともかくは『10点』です。


 阪神淡路大震災後・・・『再地震に備えてパジャマではなく洋服を着て寝ること』 と言われました。
      一時は実行していましたが、 『のど元過ぎれば熱さを忘れる』 私です。

正に。反省です。
『主の日に備えよ』
『だから、目をさましていなさい。 あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。』
       マタイ福音書  25章13節



そして。

今日は9月3日。年間第二十二木曜日。

     『聖グレゴリオ一世 教皇教会博士 記念日』


           教皇権の強化と教皇領の拡大をもたらし、
      中世社会の実現に大きな影響を与えたので、 『大教皇』 の名を持つ。


 
540年頃。 グレゴリオは、ローマの裕福な貴族の家に生まれる。
         哲学、法学などを学び、キリスト教の書物にも親しんでいた。

   帝国の高位公務員となり、ついにローマの市長に任命されたが、
   やがてその職を退いて、修道生活に入り、祈りの生活に励んだ。
   数年後、
   教皇ペラギウス2世のもとで助祭に叙階されて、駐コンスタンティノープルに教皇大使となる。
       そこで6年間の任務を果たしつつ、ベネディクト会の修道士として生活した。

590年。50歳。  ローマ教皇に選ばれる。
 
        優れた牧者として公務に励み、貧しい人々を助け、
        キリスト教信仰をはぐくみ、広めるために力を注いだ。

596年。56歳。 ベネディクト会のアウグスチヌスと40名の宣教師をイギリスに派遣する。
           このため多くのアングロ・サクソン人がキリスト教徒となった。

         又。 典礼と教会音楽の刷新にも取り組んだ。
       このときに作った聖歌の基礎が、 『グレゴリオ聖歌』と呼ばれる。
       道徳と神学に関する多くの著作を残し、 中でも『ヨブ記註解』どが有名である。

604年。64歳。  死去。
              『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

   『主に従う人は、 口に知恵の言葉があり、 その舌は正義を語る。
     神の教えを心に抱き、 よろめくことなく歩む。』

             詩編  37章30&31節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、  イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、
      神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。


      イエスは、 二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。 
       漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。
    そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、
        岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。

      そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。

  
話し終わったとき、 
   シモンに、 「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」  と言われた。
   シモンは、 「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。
            しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」
  と答えた。

そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。

  そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。
   彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。

      これを見たシモン・ペトロは、 イエスの足もとにひれ伏して、

     「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」 と言った。

        とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。
       シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。

すると、イエスはシモンに言われた。
      「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」

     そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。』
            ルカ福音書 5章1-11節


     今日は、イエス様が、ペトロに、『特別の使命』 を授けたシーンです。
     2隻の船に乗る弟子たちの中で、イエスはペトロだけに話しかけられます。


明け方。   イエスは、 何も捕れないで戻って来た2隻の船を 御覧になります。
           そして、 ペトロに向かって、 語りかけます。
         
    まずは。 イエスは、船に乗り込み、岸からこぎ出すようにと、ペトロに頼みます。
            そして、腰を下ろして舟から群衆に教えました。
              『教える姿』をペトロに教えたかったのでしょう。
    教え終わった後。  イエスは、 ペトロに、
          「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」  と言われます。
            ペトロは素直に、『イエスの言葉』に従って、再び、漁に出ます。
    結果は。 夜は全く捕れなかった魚が、 『イエスの言葉』通りに、大漁となります。
             『イエスの一言』が発せられたその時『奇跡』が起きる事実
                      をペトロに見せたイエスです。


『大漁』を見て・・・

            ペテロは、改心をします。    

    まずは。 『大漁』の『不思議な業』に、 ペトロは『神の働き』 を認めました。
    次に。  ペトロは、 『自分の無力さ・惨めさ』 を痛感します。
           『主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです』と。
  結果。 イエス様は、ペトロの改心を認め、ペトロを『人間を捕る漁師』『任命』しました。
          ペトロだけでなく、漁師の仲間たちも、
             船を陸に引き上げ、すべてを捨てて、イエスに従ったのです。


     『神の任命』は、 自分の『無力さ・惨めさ』を認める者に、発せられるのです。
      『神の救い』は、 『無力さ・イエスの十字架』を通して、 成就したように、
     『神の救い』は、 『自分の無力さを認める人』 を通して、成就するのです。


          私たちも、 『救いは神の業』であると信じて、
    私たちの『仕事』を、 ぶれることなく、一歩一歩、 努力したいものですね。


『今日の祈願』
 
   『いつくしみをもって民を治められる神よ、
 教皇聖グレゴリオ一世の祈りを顧み、教会の指導者に英知の賜物をお与えください。
  よい牧者の指導のもとに、神の民が力強く成長することができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『備えあれば憂いなし』・・・
でも、皆様の『非常用持ち出しバッグ』の持ち出しがないことをお祈りします。 お元気で!

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