12月6日。木曜日。
一日中。
木曜日は・・・ 『聖書三昧』
『我が娘の聖書』
ハンディーな聖書は、中学1年~大学失業まで、娘が学校で使った聖書です。
中学一年生の娘が刺繍した『カバー』が、かわいい。すばらしい。
花々の咲く道を歩いていく先に見える『家』は『神の国』、をイメージしたのだろうか?
使いこなした聖書は、表紙の部分と本体がはずれている。
読みこなしたページが柔らかくなっている。
私は、二人の子供たちが使った聖書が大好きです。
娘の聖書の手作りカバーのポケット部分には、勉強のメモや学校宗教部の月報が沢山入っている。
”こんなにまじめなのは娘らしい!” ”線を引くほどに大切な聖句だったのね!”
ページを開くたびに、涙が出るほどに、いとおおしい。
『ポケットに入ったカード』
文語体の『主の祈』のカード。
”あがめさせたまえ” ”なんじのものなればなり” 等、文語体で書かれている。
カードの裏には、聖書は学校からの中学入学祝で、『メッセージ』が手書きで書かれてある。
『御入学おめでとうございます
主の祈りに沿い キリスト教精神を忘れず充実した学院生活を送ってください
中学宗教部』
『息子の聖書』
高校時代に学校で使っていた、日本語と英語で書かれた聖書。
私は、木曜日は在宅日で、金曜日と土曜日の2回の『聖書通読会・聖書100週間』の『予習日』に充てている。
娘の聖書で全体を読んで、息子の聖書の英語部分を読んで理解を深めたりする。
時々…娘と息子の真摯な勉強ぶりが垣間見えて、涙する。
『息子の聖書の表紙の裏部分』
『キリスト教の神髄』が、小さい字で、びしりと、明確に書かれている。
その『知識の深さ』に、驚嘆する。
学校の授業内容をメモしたのでしょう。
子供たちの聖書を見るにつけ、聖書100週間の仲間の発表を聞くにつけ、
『御言葉』が一人一人の中に入り込み、決して無駄になることなく、働いている。と実感します。
今日も、聖書を読むことの大切さを思い、『聖書の言葉』を実感しました。
『雨も雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない。
それは天地をうるおし、芽を出させ、生い茂らせ、種まく人に種を与え、食べる人には糧を与える。
そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も、むなしくは、わたしのもとに戻らない。
それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす。』
イザヤ書 55章10-11節
そして。
今日は12月6日。待降節第一木曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『イエスは弟子たちにいわれた。
「わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。
雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。
岩を土台としていたからである。
『岩が土台の家』 と 『砂が土台の家』
わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。
雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」
マタイ福音書 21章24-27節
三つを比べてみましょう。
① 『イエスの御言葉を聞いて行う者』 と 『イエスの御言葉を聞くだけで行わない者』
②『岩の上に自分の家を建てた賢い人』 と 『砂の上に家を建てた愚かな人』
③『雨や水や風が襲っても倒れない家』 と 『雨や水や風が襲いかかると倒れる家』
三つの違いの『原因』は何でしょう?
それは、『岩が土台の家』 と 『砂が土台の家』 の違いです。
言い換えれば・・・
『イエスの御言葉を生活の指針としている人』と『この世の価値を生活の指針としている人』の違いです。
『岩』は『聖書の御言葉』。 『砂』は『世間の価値』。 『家』は『一人一人の心』。
『イエスの御言葉』を聞き、自分の心の支えとして心に留め、
『イエスの御言葉』の中に『神の愛』を見出し、
『神の愛』を信じることができるとき、
『神の愛』が『家の土台の岩』となるのです。
人の人生には、『台風=苦難の時』が必ずあります。
雨が降り、川があふれ、風が吹いて、『私の家』を襲う時があります。
それでも。
『神の愛』を信じる人は、
どんな時も絶望することなく、未来に『希望の光』を見つめていられるのです。
今日も、中学1年生のわが娘が自分の聖書カバーに刺繍した『御言葉』が、私の心にしみわたります。
『わたしはあなたを教え、あなたの行くべき道を示す。』詩編32・8
又。
今日も、我が子ども達に教えられるのです。
『青春の日々にこそ、お前の創造主に心に留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。』
コヘレトの言葉 12-1
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
家の中には、『捨てられないもの』がいっぱいありますね。捨てられませんよね。
昔に我が娘が使った『聖書』は、今学校で神様を習う小学生の我が娘の子供たち・我が孫たちに譲り渡しましょう!
お元気で!
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