祈り

　　　　　　今日は、二つの大きな祈りを捧げる日になりました。

今朝は、孫の愛美の１才の誕生日を迎え、ミサの中で、心からの感謝の祈りを、捧げました。

「慈しみ深い神様！
愛美を、お授け下さったことを、感謝致します。
１才の誕生日を迎えた愛美の上に、あなたの変わらぬご保護を与え、守って下さい。
愛美の両親に、マリアとヨゼフの心を持って、愛美を立派に育てる術を教えて下さい。」
今夕には、親友が一昨夜神様の元に帰天なさり、彼女の天への凱旋の祈りを、捧げました。

『主に結ばれて死ぬ人は幸いである。　彼は労苦を解かれて、安らぎを得る。』
　　　　　　　　　　　　　　　（ヨハネの黙示録　１４章１３節）
「慈しみ深い神様！　
この世からあなたの元にお呼びになられた、２０年間に渡る病気との闘いの苦しみを外には見せず、ひたすら信仰を深め伝道に励まれた友人を、永遠の光の中で憩わせて下さい。
友人と、同じ信仰を持ち、４３年の長きの親交を頂けましたことを、感謝致します。
私の人生の旅路を終えて、再び友人とまみえ、私達の涙が全てぬぐわれますように。
憲子さん！　叉会える日まで・・・さようなら！」

神様は、私に孫の愛美をご自分の元からお送り下さり、私の６１才の親友をこの世からご自分の元に呼び戻されました。
人の命のこの世での誕生の喜びと、人の命のこの世での終わりの悲しみ・・・神は私に今日、二つの深い経験を、お与えになられました。
生まれる命には、必ず終わりがあることを、深く深く学ばされた一日に、感謝します。

この世に生きる一人一人が、この世で豊かな人生を全うされることを、心よりお祈り申し上げます。