どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

違和感・・・・

2009-11-01 08:02:09 | 現実とは・・・理解できないこと

ちょっと近しい人の話に・・・・・違和感。

久しぶりにお会いした。相変わらず興味旺盛で、話題も豊富。話は尽きない。

と、娘の話になる。相談に乗って欲しいのよ。話を聞いてみると、娘の勤める小学校でのクラスの話。あれや、これや問題が山積しているので、どうしたらいいのかと思って・・・・と。娘さんは小学校の先生をして二年目を迎える。

本当に色々と悩んで解決策を考えている様子。え?・・・と、私は絶句した。相手はきっと、その問題の内容に私が絶句したと思ったらしい。確かにありえないような、内容の話ではあった。

でも、私が絶句したのはその内容ではない。娘の職場の問題を、一生懸命に解決しようと母親が悩んでいる、そのことに絶句したのである。成長した娘を大人として、    respect (この単語に相当する日本語はないと私は思っていて・・訳せない) して、距離をもって接することはできないものか。

彼女は、春には娘の小学校の運動会に出かけていく。そのときも、私は同じように絶句した。彼女だけではなく、その母親も、夫も、もっというなら父親も一緒に運動会に出かける。つまり娘さんとしては、職場の運動会に、自分の親、祖父母が見に来るということ。かわいそうに・・・と、思うのは私だけだろうか。

しかし、常識というものは数の力でもある。この人たちと話をしていると、私は常識はずれな人ということになる。

人の生き方にどうのこうのと私は言えないし、言わない。ただ、いつも違和感をもってしまうから、どうしても足が遠のいてしまう。でも、とても近しい人たちだから、それが私を困惑させる。

さあ、11月に入った。私は、22日にあるつくばマラソンのことと、自分の夢を実現させるためにどうするべきかを考えることに集中しなくちゃ。

 

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信じられないけど・・本当のことらしい

2009-10-20 07:11:22 | 現実とは・・・理解できないこと

友人から聞いた話

お義母様を施設にお願いすることになる、という話は以前に友人から聞いていた。そこで、お義母さまのご様子を聞いたところ・・友人から意外な話を聞いた。

お義母様の性格ががらりと変わられたという。そうね。そんなにおしゃべりな人ではなかったような気がしていたが・・・一日中、施設の中でおしゃべりをしていらっしゃるという。そればかりか、英語を使ったりしているという。そこでお義母様が若い頃、アメリカに留学していたということが分かったらしい。それは、実の息子さんもしらなかったことだったので、友人の一家にしてみれば、まさに晴天の霹靂だという。

え?留学していたことを、誰も知らなかった? つまり、誰にも言わなかったの?

お義母様の妹さん、つまり叔母さんに確認して、事実だとわかったらしい。そしてご自身が固く口止めをしていたこともわかったらしい。

79歳のお義母様。子供たちが友達同士なので、お知り合いになったのだが、かわいらしく、芯の通った方という印象だった。

息子さんが三歳の時ご主人を事故でなくされ、生涯一人で一人息子を育て上げられた。息子さんが自立されてからは、一人暮らしを通されていた。今でさえ一人で子供を育てるのが大変なのに、きっと色々とたいへんなの思いもされて来られただろうと思う。

でも、しかし、どうしてそんな華やかな経歴を隠して生きてこなくてはならなかったのだろうか。もちろん女子大も出られている。歴史的に考えても相当な学歴の持ち主であり、加えて留学経験があるとなると、ちょっと考え付かないような経歴の持ち主であるということになるのだが・・・・・・

今、堰を切ったように、何十年間抱えてきた秘密のベールを自ら剥がしてしまう、それもどういう心境なのか。いえ、実は心境ではない。すでに認知症にかかられている。自分の意思と関係ない何かが動いているのだろうか。

もしかして、本当に知られたくないと思われているのなら、老いるということは、残酷でもあるなあと思った。自分の意思にかかわりなく、自分に関わることが動いてしまう。仕方がないことだけど・・・

 

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そんな・・・・台風の影響

2009-10-08 12:20:32 | 現実とは・・・理解できないこと

台風情報を聞きながら、明日の授業のことを考えていた。

最初のクラスは緊張する。晴れて二年目、担任を命ぜられたクラスだし、自分の担当箇所を念入りに準備する。

授業は複数の講師が分担しているから、スケジュールに沿って、自分の担当のところを、個性的にアレンジする。ベースは抑えながら、講師のやり方で行うことが許されている。

10時頃、電話がかかってきた。

○○先生、明日の授業ずれました。

えっ? 台風で臨時休校です。 そんなのあり? あるんです。お気の毒です。

ちょっと待ってよ・・・・。でも待ってもらえるわけではない。誰が意地悪をしているわけではなく、天災なのだから。

途方に暮れている。ブルグを書いている場合ではない。

 

 

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違いを認めること

2009-09-15 14:43:03 | 現実とは・・・理解できないこと

異文化理解とは違いを認め合うことが大前提である

そうなのよ。ただ、心が、気持ちが理解できなくて・・・・

昨日のこと。私は今期の授業を終えていた。でも、漢字の補習をするために学校に行くつもりで、準備を整えて、運転免許証の更新にでかけていた。二時間の講習をうけなくてはならないはめになり、会場にいたところ、生徒からキャンセルのメールが入る。

先生、ぼくは明日韓国へ帰ることになりました。漢字の補習は無理です。

なんで、今の時間にメールしてくる?と、あきれてひっくり返りそうになる。もちろん、生徒にとっては、先生は先生。だれが常勤講師なのか非常勤講師なのかはわからない。私が無給で交通費も自己負担で、漢字の補習をしていることは知らない。いつか、分かってくれるときがきて、それでいい思っているから。それに、漢字の補習は、私自身の漢字をどうやって非漢字圏の生徒に教えるかという貴重な経験であるから、誰に文句もない。でも、それにしても、なんでドタキャンなんだと腹もたってくる。

どうして前の日にいうとか、少なくとも朝一番で連絡するくらいの常識がないのだろうか・・・19歳にもなってと、思っていた。

もう一人の生徒のこともあるので、とりあえず免許更新を終えて、学校へ向かった。

そこに居合わせた先生に、いきさつを愚痴った。ところが、本当に思いがけない答えが返ってきた。

韓国の生徒の二歳上のお兄さんが、留学中の異国で交通事故にあい、事故死したと。両親が学校へ連絡し、彼は急遽帰国することになった。朝のことらしい。そして、彼はお兄さんがなくなったことは知らされていないという。ご両親の意向だという。

彼は、お兄さんがなくなったことを知らずに帰国し、帰ったら葬儀は終わっているという。

日本人には理解できない。私には理解できない。

私は、まだ学校に残っていた彼に会い、できれば休み中も韓国で勉強をするように、私の漢字のテキストを渡した。もう帰ってこないかもしれない・・・いいえ、帰ってくるのよ、この本を持って帰ってくるんだよ、という気持ちだった。

何も知らない彼は、先生僕は来学期は月曜と金曜の、先生の漢字の補習の後で、先生と英語の勉強をします。だって。おいおい。

英語の勉強なら、他の先生が教えてるから、それに出なさい・・・・。いいえ、僕は先生がいいです。 まったく、こういう会話に、私が弱いのを知ってるよなあ・・・生徒の方が・・・。いったい私は何時間、学校で無給で働くんだ と思いながら、複雑な気持ちでいる。

まったく手がかかる生徒で、成績も悪かったよ。でも、かわいいんだよなあ、こういう生徒。以前の生徒たちが卒業していった喪失感の中で、けっこう寂しい思いをしていたから、神様がこの子の面倒をみなさい と、私に宿題をだしたような、手のかかる生徒。

今頃、飛行機でソウルに向かっている。そして、そこで現実を知らされると思うと、心が重くなって、落ち着かない。

もし、私が母親なら、もう息子を手放したくはないだろう。つまり、彼はもう帰ってこないかもしれない。ひとりひとりの生徒に思いをかけてはいけないと思いながら、思いが多すぎて、どうしていいかわからないでいる。ソウル着16時半

 

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なんともおもしろい民族だ

2009-09-01 07:46:17 | 現実とは・・・理解できないこと

しかし、おもしろい現象だなあ。

昨日もいつものように、NHKラジオ第一を聞いていた。当然歴史的ナ選挙結果を踏まえて、話題の中心はこれからの日本のばら色の行く先だ。

ラジオも昔のように、はがきを出して自分の名前が呼ばれるのを待つ時代ではなくなった。メール、ファックス、電話とリアルタイムで話題にかかわることができる。リスナーの声が次々と読み上げられる。

しかし、いったいなんだこれ?と、思うのはわたしだけなのかな?

でてくる意見の大半は歴史的ナ選択に対する不安の声だ。ひどいのになると、ここまで勝つと思わなかったから入れたのに・・。言葉を失う。やじろべえで遊んでいるのではないのよ。選挙なのよ。バランスで入れるの?あなたの主張はないの?

まだ、やり始めてもいないのに、なんで不安の声が先に出てくる?

レストランでメニューを注文したけど、口に出した瞬間から、他のあっちにしておけばよかったかなあ・・・・・・と、何も見ないで、後悔するあれに似ているではないか。

私もメニューのオーダーにおいては言った瞬間に後悔することはあるけど、まさかねえ。

僅差ではない、歴史的ナ大勝なんだよ。圧倒的ナ支持なんだよ。まずは、がんばれ!!だろう。着手もしていないことを、不安です、不安ですという神経が信じられない。

自分たちが支持したものを、圧倒的ナ熱意で歓迎できない民族なんだね。きっと。

USで国民が熱狂的にオバマさんを支持し、彼が大統領になった瞬間に、それを自分の名誉として、受け入れる熱いハート。我が民族には持ち得ない感情なのかもしれない。

選挙終盤に、候補者が、もはや政策を、国の未来を語ることもなく、自分を助けてくれだの、奥さんが泣きながら主人をお願いしますだの、あれが日本の選挙なのかと思うと情けなくなる。選挙は浪花節でかわいそうな人に慈悲の心を分け与えるものではなく、国民が参政するための唯一の方法だということを、忘れている人が多いよなあと、こちらが泣きたくなる。知らない人いたりして・・・・。

とにかく、私はまずは、熱烈に応援したいと思う。だって、みんなが選んだんだからね。

 

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腑に落ちない話

2009-08-25 04:03:22 | 現実とは・・・理解できないこと

父の様態がいいとは言えない。

身長170cmで体重が40Kgに減ってしまった。目も白内障で手術の予約はしてきたものの、とにかく物が見えづらいらしい。手に小さな怪我の後が、たくさんあった。

息子たちを連れて夏に帰省した。お盆休みに大移動があり、誰しもそのタイミングを避けてと思っているが、仕事の都合上無理だ。みんながそうだから、大移動になる。

集中する時期と知っていて、その時期に移動せざるを得ない、実はそれからして相当なストレスがある。JRというのは、追い討ちを掛けるように、昔からその時期の切符を値上げする。

航空券にも同じことが言える。こちらは閑散としている時期と、繁忙期では値段が倍ほども違う。

普通は、乗客が安定的に確保できるときには、値段を下げるべきではないのだろうか?込み合った状態で、どのお客もストレスを抱えている。uncomfotableな状態で、通常より高い運賃を払う。もしかして、そのストレスは高い運賃によるところのほうが大きいのではないかと思うのは、私だけ?

私事。今回の帰省は大人3人で、往復運賃が15万。お土産や現地での買い物等でざっと20万はかかってしまった。家計大打撃。

じゃあ、いかなきゃいいじゃない! とならないのが、親が老齢である場合。

べつに観光でもなんでもなく、ただ傍にいて、日頃できないだろう家事の世話をして、お話をして、病院に付き添い、主治医に挨拶をする。近隣のお世話になっている方々に仙台の土産を届けてくる。そして、現地の土産を仙台に買って運んでくる。土産運び人・・・

この時期、土産の無いUSの習慣をどんなに合理的だと思うことか・・

しかしながら、帰ってくる、最大の目的は、顔を見せることかな・・・。

悲しいのは、台所の冷蔵庫、食品の棚の中を見ると時。なんともいえない思いに駆られる。そこには、父がそのとき、美味しいといったものが過剰に入れられている。

たとえば、父が黄な粉を入れて牛乳を飲んでいると、高級黄な粉からスパーの黄な粉まで、黄な粉が誰が食べるのだろうかと思う量で入っている。

私のように一年に数回しか行かない娘が、せっせと送ったりするからだ。毎日の生活を知らず、父の生活のある断片をとってしかみていないからに他ならない。

いっしょに生活していれば、そんなことは起こりえないだろうから・・。冷蔵庫の中は、前回私が買ったものを、今回私が捨ててくるの、繰り返しだ。

もっと頻繁にと思うが・・・どうにも、あの値段では一回/月 という訳にはいかない。何かいいアイディアはないだろうか・・・・

次の帰省は、母の命日。兄のところへよって、そこから車で移動する。はっきりいって、助かります。

 

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どうしてかな・・

2009-07-23 02:48:15 | 現実とは・・・理解できないこと

なんでだろうと思う。

息子の背中に、違うおでき?腫瘍が見つかった。筋トレをしているときに、痛みがあり、病院に行って発覚した。背骨の上にはっきり認識できる大きさをしている。

前回の手術から一ヶ月しかたっていないのに・・・どういうことだろう。

なんで、彼にだけ次々と問題が起きるのか、不思議でしょうがない。運気上昇と思いきや、乱高下状態かな。

でも、とにかく、母が動揺してはいけない。現実をしっかりとうけとめ、何が最善の方法かを考えることだろう。幸い大学病院での受診が続いているので、しっかりした先生に見てもらうことができる。

こういうときこそ、しっかりすべきだと思う。ガンバです。

ただ、夏の予定にもしかして、変更が生じるやもしれません。関係の皆様、どうぞご了承ください。

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Dream Catcher

2009-05-28 08:48:15 | 現実とは・・・理解できないこと

恩師が亡くなっていた。Education の インストラクター。

厳しくて、要求することは多く、そして質の高さも要求され、いつも頭を抱えていた。でも、私は放り出さなかった。何かなあ、その魅力は。授業での彼の情熱に引っ張られていったような感じだろうか

授業中に突然パフォーマンスを要求されるころがあった。え?とほとんど気持ちはアウトだった。英語でアメリカ人のようなパフォーマンスが日本人に、それも私にできるわけがないと思った。でも、強面の彼に、にっこりされると、やらざるを得なかった。

アメリカ人もやめていく中で、私はやっとBをもらい単位を取った。その後で、また彼のインターンシップの授業をとったのだから、ほんと自分でもよほど惹かれるものがあったのだろう。生徒二人。信じられなかった。

ほとんどがマンツーマンで内容の濃い授業になった。インターンシップのレジュメを書いたときは、児童文学の先生の特別のアドバイスで、魅力的な自分をアピールするレジュメ作りにトライした。出来上がったレジュメを彼はとても評価してくれた。その後も、ほかの学生のレジュメ作りのアイディアを聞かれたりした。日本に帰ってからもお願いされたので、よほど私のレジュメを好んでくれたのだろう。

思い出がたくさん去来する。

英語でメールを書きたくない・・・それだけで、コンタクトを取らなかった。後悔してもしきれない。

大学の名簿に先生の名前がないので、問い合わせてわかった。私のUSヒストリーの先生にメールを書いた。彼女が知らせてくれた。

彼のoffice があった A building がSeverin Building となり、彼の名前を冠した奨学金が、成績上位者に与えられることになったという、情報も彼女からもらった。

今日は悲しくてどうしようもない。彼が、私にくれたDREAM CATCHER が我が家の窓から私を見下ろしている。

Kellogg Community College loses long-time instructor

Bruin Staff

Steve Severin, long time sociology and education instructor at KCC, passed away at his home on Friday, September 19.

Mr. Severin taught at KCC for thirty years, founding a teacher mentoring program and
SEAL-E, a student leadership program. He served as Faculty Association President and was a Kellogg Fellow.

Mr. Severin held degrees from Central Michigan University and Western Michigan University. He is survived by his fiancé, Patricia Tomasik; his son, Mityah Severin; his daughter, Sion (Steve) Curtis; his mother, Dorothy Severin; his sister, Lee (Fernando) Severin; his grandchildren, Terek and Brayden Curtis; and his niece, Analee (Matt) Fry.

A memorial and celebration of Mr. Severin’s life will be held on Friday, October 10, at 6 pm, in the Kellogg Community College Student Center. In lieu of flowers, contributions can be made to the Kellogg Faculty Association Scholarship Fund.
More extensive coverage of the life and career of Steve
Severin is planned for the
November issue of the Bruin.

 

 
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通じるものがあるのか・・・

2008-12-26 23:49:45 | 現実とは・・・理解できないこと

よく、私には見える、感じるという人がいる。

そういう人には、私は必ず、私の背中に貧乏神は居ませんか?と、聞いてみる。

まさか、聞かれたほうも居ますとはいえないかも。

私は、よく、電話で そのとき に遭遇してしまう。そのときにかけなかったらわからなかったみたいなタイミング。

例えば、気になって友達に電話する。今、救急車の中なの。。とか。他のことでも、今病院に向かっているとか・・・電話をすることによって、偶然その人が置かれている特殊な事情を知ることになる。

今日もまさにそうだった。気になっていた友人に、今日電話をかける。今日というタイミングがよかったのかどうかはわからない。でも、自分でも躊躇する気持ちもあったりで、今日になってしまう。

まさに、今日のタイミングでしか、分かり合えない・・そんなタイミングだった。

電話の向こうで、ことばが涙でつかえている。そうだったの。知らなかった。知っても、知らなくってもきっと何もかわらない。でも、何かが私の中に落ちてきて・・心から離れていかない。

津津と積もる雪の中、ひとりであれこれと考える夜になった。

 

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お別れランチをする

2008-05-29 10:21:06 | 現実とは・・・理解できないこと
アメリカ人の友達とお別れランチをする。

彼女は家の近くに引っ越してきた。でも知らなかった。

教会の行事で、恵まれない人たちへの食品の提供を依頼する手紙がポストに入っていた。私は賛同して、我が家の前に食物を置いておいた。しかし日にちを間違えていた。息子が手紙を配っていた彼女は、目敏くそれを見つけ、我が家を訪ねてくれ、この食品は私たちへのもの?と聞いてくれた。私はポストに投函されていた手紙を読んだこと、それに賛同したことを、話した。

彼女は私をお茶に招待してくれた。時間通りに彼女のうちに行ったものの、私自身も渡米して間もないころだったから、英語は通じず・・・筆談とトーキングとをミックスして喋った。

彼女はフードサイエンスを大学で専攻していて、料理や栄養学に興味があった。だからお料理の話で盛り上がる。

また、長男と彼女の長男が同じ高校の同級生になったこともあり、母親としての話題も共通した。働かず家にいて、家族を見守りたいというのが彼女のスタンスで、部屋は美しく整理され、料理も上手。
お互いを二週間ごとにランチに招いては、料理とそのレシピを交換した。

今日も手作りの料理が並ぶ。最初にお互いに用意したプレゼントを渡すところから、彼女の涙が止まらない。

近況を話し合ううちに、彼女の大変な状況がわかってきた。英単語での病名がわからないが、ご主人の足の神経が麻痺していて、ステロイド剤での治療を始めたものの、完治の見込みはなく、いつかは両足を切断することになるという。進行を抑えているので、その時がいつになるかはわからないらしい。私は、ただただ驚いた。

そんな状況を抱えて・・・。ご主人はどう?と尋ねると、言葉は返ってこなかった。日本で待っているつもりだったけど、日本へこれるような状況ではないかもしれない。

別れになるとは思っていなかった・・・いつか彼女が日本へ遊びに来てくれると信じていたから・・・別れて今頃になって、涙が止まらくなってきた。

英語の勉強を続け、いつでもコミュニケーションをできるようにしておき、お金を貯めて、私が彼女に会いに来ようと思う。

彼女が用意してくれたプレゼントはミシガンのアーティストの優しい絵柄のカードと自作のビーズのブレスレットだった。





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