テニスのアガシの全米オープンの試合を観た。しかし、いくら身贔屓とはいえ、あれはないんじゃない・・・という、応援だった。と、思ったのは私だけだろうか???
会場全体がアガシのファン。バグダティスがス晴らしいプレイをしても、アガシがポイントを失ったというリアクションしか返ってこない。途中に会場全体で、ウェブが始まったときには、唖然としたのは、私が日本人でアメリカ人ではないからだろうか。
スポーツの世界は、勝敗だけがすべてなのかな? サッカーの日本代表の試合だったらどうだろうか。私も同じかな・・・・。
昨夜は地元の高校のサッカーの試合を応援に行った。先に居た友人(日本から来た友人と彼女の宿泊先米人)の座っている席の隣に座った。しかし、すぐにそこは、away席、つまり敵陣側応援席であることに気づいた。
初対面の人たちにも、笑顔を向けるアメリカ人なので、敵陣の人たちは、見知らぬ私達に、にっこりと微笑みかけてくれる。背筋が凍りそう、逃げ出したい私の横で、友人たちは、私は日本から来たからaway席とか、私がここに座ったのだから、ここがいいとか、訳のわからないことを言って、動こうとしない。それどころか、大きな声で地元高校の名前を叫ぶし、地元高校の選手の紹介の際にも奇声をあげて、喜んでいる。生きた心地のしないのは、私だけだった。
日本人も、特に親が子供達の試合でエキサイトするのは、私も十分に承知している。しかし、農耕民族と、狩猟民族では、エキサイトの違いは、相当なもので、友人の話では、当地で子供の試合で親が殴りあいになり、殴られて記憶喪失になった人まであるという。
友人たちは、帰国前日だったので前半で引き上げた。後半私は、自陣に移り、心行くまで大声を張り上げて、地元の高校の応援をしてきた。
そうそう、帰国する友人に大したおもてなしも出来なかったことだけが、心残りですが。。。。。。
冬に帰るからね~。また、会おうね。